パイネットワーク 価格は18日、小幅ながら上昇し、週内安値からは約5.8%反発した。ただし、テクニカル指標では下落再開の可能性が示されている。
短期的な値動きは改善したものの、市場では戻り売り圧力が意識されている。分析筋の間では、現在の上昇は調整局面の一部に過ぎないとの見方が多い。
パイネットワーク 価格に下押し圧力、弱気パターンが浮上
日足チャートを見ると、パイネットワークは複数の弱気チャートパターンを形成している。特に目立つのは、0.2822ドルで形成されたダブルトップだ。

ネックラインは11月4日の安値である0.2035ドル付近に位置している。この水準を明確に下回った場合、下落トレンドが加速する可能性がある。
同トークンは現在、スーパートレンド(相場の方向性を示す指標)を下回って推移している。これは売り手優位の地合いが続いていることを示唆する。
テクニカル指標が示すパイネットワーク 価格の弱さ
パイネットワークは50日および100日の指数移動平均線(EMA)を下回った状態が続いている。中期的なトレンドは依然として下向きだ。
加えて、弱気フラッグパターンが形成されつつあり、反発局面が限定的である可能性が高い。出来高も回復には至っていない。
この状況下では、次の重要なサポートは0.1530ドルとなる。同水準は10月の安値で、現在価格から約27%下に位置する。
0.1530ドルを割り込んだ場合、心理的節目である0.1500ドルまで下落余地が広がる可能性がある。
派生テーマとして注目されるPepenode
パイネットワーク 価格の先行きが不透明な局面では、関連する派生的テーマに関心が移る傾向がある。その中で注目されているのがPepenode(PEPENODE)だ。
Pepenodeは、すでに230万ドル(約3億5000万円)以上を調達しており、市場全体が調整局面にある中でも資金流入を維持している。

同プロジェクトは、高価なハードウェアを必要とせず、ブラウザ上で仮想マイニングを行うゲーム形式を採用している点が特徴だ。
ユーザーは仮想リグを構築・強化しながら、PEPENODEトークンを獲得する仕組みとなっている。
このモデルは、過去のミームコイン市場で大きな成功を収めた戦略を参考にしているとされる。現在は仮想マイニング需要の高まりを背景に、プレセール価格も段階的に引き上げられている。
パイネットワーク 価格の方向性が定まるまでの間、こうした派生的プロジェクトが投資家の関心を集める可能性がある。






