2025年第3四半期の幕開けとともに、仮想通貨市場では急騰が期待される銘柄に注目が集まっている。機関投資家による導入が進み、ビットコインが75,000ドル（約1,170万円）超で堅調に推移する中、アルトコインにもブレイクアウトの可能性が高まっている。アナリストらは、最近の価格動向、コミュニティの成長、技術アップデートを踏まえ、今後爆発的な伸びが期待される5つの仮想通貨を挙げている。
BTC Bull Token（BTCBULL）──ミームの勢いが市場を加速
BTCBULLはビットコインの上昇トレンドに連動しつつ、独自の要素を加えたミーム系トークンである。ビットコインの価格動向を模倣しながら、トークンのバーン（焼却）やエアドロップ（無料配布）など、一定のマイルストーン達成時に保有者へ報酬が提供される仕組みが特徴だ。プレセールはすでに740万ドル（約11億5,000万円）を突破しており、BTCが強気相場を維持する限り、BTCBULLもその勢いに乗る可能性がある。
Snorter（SNORT）──ソラナ基盤の自動トレーディングボット
SNORTは高速処理で知られるソラナ（Solana）ブロックチェーン上に構築された自動売買ボットプラットフォームである。コピー取引、リアルタイムの実行、最大277％という高利回りのステーキング（預け入れ報酬）などが利用可能だ。プレセールではすでに130万ドル（約2億円）を調達しており、アルトコイン市場で受動的収入を狙う投資家から注目を集めている。
Cronos（CRO）──ユーティリティ特化型チェーンの復権
Crypto.com（クリプトドットコム）が開発したブロックチェーン、Cronosは、取引手数料（ガス代）を90％削減するという大胆な提案により、再び注目を集めている。CROは以前からクロスチェーン（異なるブロックチェーン間の相互運用）機能で高く評価されていたが、この改善案が承認されれば、需要の急増が見込まれる。今後の投票結果に市場が注目している。
Algorand（ALGO）──ステーキング対応で可能性拡大
ALGOは最近、仮想通貨取引所Binance（バイナンス）でソフトステーキングに対応し、再び関心が高まっている。新たな提携の増加や開発者コミュニティの活性化も相まって、市場環境が安定すれば0.22ドル（約34円）を超える可能性がある。主要な銘柄が注目を集める中、水面下で着実に勢いを蓄えている。
アルトコイン熱狂の予兆──ミームコインも参戦
ビットコインの市場支配率が高まると、アルトコイン全体が追随する傾向がある。アナリストは、2025年第3四半期もこの流れになると予測している。中でも、レイヤー2インフラを備えた風刺的なミームコイン「Little Pepe（LILPEPE）」はすでに関心を集めている。また、Ethereum（イーサリアム）、Bonk（ボンク）、Arbitrum（アービトラム）といった既存の有力銘柄も、投資家の熱意が戻る中で上位候補に挙げられている。
