イーサリアムが3%上昇──しかし10倍の可能性を秘めたICO 仮想通貨が注目される
イーサリアム(Ethereum)の価格は過去24時間で3%上昇し、2025年7月14日午前1時24分時点で3,047ドル(約48万7,000円)となっている。取引高も54%増加し、252億ドル(約4兆200億円)に達した。 この上昇は「クリプトウィーク(仮想通貨週間)」の開幕とともに起きたもので、ビットコイン(Bitcoin)が12万ドル(約1,920万円)を超える過去最高値を更新したことが背景にある。 ETHも節目となる3,000ドルを突破し、投資家の楽観的な見方が広がっている。米国下院では、仮想通貨に関する3つの重要法案「CLARITY法案」「GENIUS法案」「反CBDC監視国家法案」の審議が予定されており、規制環境にも前向きな動きが見られる。 このような状況の中で、イーサリアムは今後も上昇を続けるのだろうか。 イーサリアム、底打ちから反発──次の目標は3,588ドル 1日足チャートにおいて、イーサリアム価格は「ラウンデッドボトム(底打ち)」の形を完成させ、長期的な下降トレンドから上昇トレンドへの転換を示している。 その後、ETHは2,880ドル(約46万円)付近のレジスタンス直下で狭いレンジを形成し、調整局面に入っていたが、現在はそのレジスタンスを明確に突破し、強気のブレイクアウトを確認した。 テクニカル面では、50日単純移動平均線(SMA)が200日SMAを上回り、「ゴールデンクロス」が2,534ドル(約40万5,000円)で出現。これは典型的な強気のシグナルとされる。 一方、相対力指数(RSI)は73.92まで上昇しており、買われすぎの水準に達している。これは強い勢いを示すと同時に、短期的な調整リスクも示唆する指標である。 移動平均収束拡散法(MACD)も強い買いシグナルを示しており、MACDラインがシグナルラインを大きく上回って拡大している。 このような強気の状況を背景に、ETHはフィボナッチ・エクステンション0.618の水準である3,588ドル(約57万4,000円)までの上昇が見込まれており、現在価格から約17%の上昇余地があるとされる。 GeckoTerminal ただし、仮に売り圧力が強まった場合は、フィボナッチ0.236の2,613ドル(約41万8,000円)まで下落する可能性があり、短期的には2,883ドル(約46万1,000円)が直近のサポート水準となる。 その一方で、一部の投資家は「Best Wallet(ベストウォレット)」に資金を移している。YouTube登録者数13万6,000人超を誇る暗号資産アナリストClayBro氏は、この新しい仮想通貨について「上場後に10倍の成長が見込まれる」と評価している。 Best Walletのプレセールが1,400万ドルに迫る──今買うべき仮想通貨か? Best Walletは、非カストディアル型(自己管理型)でマルチチェーン対応の仮想通貨ウォレットであり、現在プレセールを実施中で、調達額は1,388万ドル(約22億2,000万円)を突破している。日々の資金流入は、投資家の信頼の高さを示している。 2024年後半のローンチ以降、Best ...