ICO 仮想通貨 Bitcoin Hyper、調達額が2,400万ドルに迫る──JPモルガンが2026年にビットコイン取引開始を確認
暗号資産市場は機関投資家の関心によって活気づいており、その数字は無視できないものとなっている。 ビットコインは直近の安値である104,000ドル(約1,630万円)から反発し、現在は110,000ドル(約1,720万円)付近で取引されている。機関投資家の関与が強まる中で、その回復基調が鮮明になっている。 こうした動きの背景には、JPモルガンが2026年からビットコイン取引を解禁するとの発表をはじめ、伝統的金融の大きな展開がある。ウォール街の信頼が高まるにつれ、投資家の視線はビットコインのネットワーク上に構築されるインフラプロジェクトへと移行している。なかでも注目を集めているのが、ICOによる資金調達額がすでに2,400万ドル(約37億4,000万円)に迫るBitcoin Hyperである。 https://youtu.be/TiaQl66i3SM ウォール街の大手金融機関が動き出す時 最近のX(旧Twitter)の投稿で、Bitcoin MagazineはJPモルガンがCNBCを通じて、2026年から顧客向けにビットコインやその他の暗号資産の取引を解禁することを確認したと報じた。 かつてビットコインに懐疑的だった同社がこのような決断を下したことは大きな転換点といえる。歴史的に最大級の金融機関が暗号資産へのアクセスを解放することで、デジタル資産は伝統的金融に組み込まれつつある。 JPモルガンだけではない。Bitcoin Archiveによれば、シティバンクも2026年にビットコインおよび暗号資産のカストディサービスを開始する計画を確認している。 実施時期は先のことではあるが、この発表自体が伝統的銀行による暗号資産の捉え方の大きな変化を示している。これらは機関投資家から個人投資家まで幅広くサービスを提供するための本格的なインフラ整備と位置付けられる。 伝えられるメッセージは明確だ。ビットコインはすでに伝統的金融の目から見ても正当性を獲得したのである。 ビットコイン次回の上昇局面で注目されるレイヤー2トークン 大手金融機関がビットコイン取引やカストディを提供する計画を発表した際、賢明な投資家は単にビットコインを購入するだけではなかった。 彼らは大規模な取引をより速く、安価に、そして安全に処理するためのインフラに注目し始めた。その中心にいるのが、ICOで2,370万ドル(約36億9,000万円)を調達したBitcoin Hyperである。 Bitcoin Hyperは、ビットコイン上に構築された最速のレイヤー2チェーンを標榜し、現在最も注目すべき仮想通貨プレセールの一つとされる。 そのレイヤー2ソリューションは、基盤レイヤーの安全性を損なうことなく、トランザクションを高速かつ低コストで処理できるようにし、ビットコインが抱えるスケーラビリティの課題を解決するものだ。 ...