25万ドルのビットコイン価格予測──Semler社が大量購入、最適な仮想通貨 投資はBTC Bull Tokenか?
医療診断企業Semler Scientific(セムラー・サイエンティフィック)は、ビットコイン(BTC)に対する強い信頼を示す最新の上場企業となった。同社は第1四半期決算報告にて、3,808BTC(約620億円)を保有していると発表した。 2024年第1四半期中に894BTCを取得し、5月12日までにさらに616BTCを追加。平均取得価格は1BTCあたり89,277ドル(約1,450万円)に達した。同社のエリック・セムラー会長は、営業収益と資金調達戦略の双方を活用して、ビットコイン保有量を拡大していると述べた。売上減少と6,470万ドル(約105億円)の純損失にもかかわらず、同社は「ビットコイン・ファースト」戦略を継続。これにより、企業としては世界で12番目に多くビットコインを保有する存在となった。 テザーとStrategy社も相次ぐ──企業によるBTC蓄積が加速 Semler社の動きは例外ではない。ステーブルコイン(価格が安定した暗号資産)大手のTether(テザー)も今週、新規事業「Twenty One Capital」のために4億5,870万ドル(約715億円)相当のビットコイン購入を発表した。 さらに、マイケル・セイラー氏が率いるStrategy(ストラテジー)社は、13,390BTCを13億4,000万ドル(約2,090億円)で購入したと明かした。 暗号資産企業Riverのデータによると、2024年だけで企業が購入したBTCは157,000枚を超え、政府やETFの蓄積を上回っている。これは、企業の財務戦略においてビットコインが主要な位置を占め始めている兆候といえる。 Cardano(カルダノ)創設者のチャールズ・ホスキンソン氏は、この傾向は今後さらに強まると予想している。技術普及、ステーブルコイン規制の整備、マクロ経済の不安定さを要因に、2025年末にはビットコインが25万ドル(約4,060万円)に達する可能性があると語る。ただし、夏場には一時的な停滞も想定されると警鐘を鳴らしつつ、秋には再び大きな勢いが戻ると見ている。 機関投資家の買いがビットコイン価格を押し上げる中、個人投資家の注目はBTC Bull Token(BTCBULL)という新しいミームコイン(インターネットの話題性を元にした暗号資産)へと移っている。 ビットコインの勢いがBTCBULLのプレセールを後押し BTC Bull Tokenは現在プレセール中で、すでに570万ドル(約8億9,000万円)以上を調達している。現在の販売価格は0.00251ドル(約0.39円)で、BTCの価格が15万ドル、20万ドル、25万ドルといったマイルストーンを突破するたびに、BTCBULL保有者に実際のビットコインが分配される仕組みとなっている。これは、ビットコインの成長と直接連動した初のミームコインだ。 今週、ビットコイン価格が103,400ドル(約1,680万円)に到達し、BTC Bull Tokenへの関心が一段と高まった。ミーム的な魅力に加えて、長期的なビットコイン活用価値が評価されている。 ...

