XRPクジラが7億ドルを移動──次に注目すべき仮想通貨 投資は?
暗号資産市場の強気相場が到来し、クジラ(大口投資家)が大規模な資産移動を開始している。水曜日、トランザクション追跡サービス「Whale Alert(ホエール・アラート)」によると、XRPトークンが7億ドル(約1,120億円)以上送金され、暗号資産コミュニティ内で議論を呼んでいる。 https://twitter.com/whale_alert/status/1947885432273829975 この取引では、2億XRP(7億60万9,232ドル相当、約1,130億円)が不明なウォレットから別の不明なウォレットに移されたという。発表後、XRP価格は3.45ドル(約550円)から日中安値の3.02ドル(約480円)まで急落した。取引所への移動ではなかったものの、その規模の大きさが市場に影響を与えた。 ウォレットの持ち主が匿名であるため、送金の目的は不明のままだ。一部では、XRPの最近の上昇を受けて、長期間保有していたクジラによる売却ではないかとの憶測も出ている。X(旧Twitter)で活動する「XRPwallets」というアカウントは、リップル(Ripple)のアクティブウォレットから新しいサブウォレットへの送金である可能性があると指摘している。 ただし、あくまで憶測の域を出ておらず、真の理由は判明していない。いずれにせよ、XRPはすでに大きく値動きしており、これを機にクジラが一部利益を確定する可能性もある。 一部の初期XRP投資家は、すでに次の成長銘柄を探し始めており、XRPの上昇カーブを再現する可能性を持つ仮想通貨への注目が高まっている。 XRPがレジスタンスで反落──上昇は続くのか? XRPは、7月9日のブレイクアウト以降50%以上の価格上昇を記録し、3.66ドル(約580円)という史上最高値を更新するなど、大型銘柄の中でも特に目立つ動きを見せた。 TradingView この急騰は、2ドル(約320円)のサポートゾーンを起点とした回復の波の一環である。ただし、高値圏では売り圧力が強まり、わずか2日で15%の下落に転じた。2.60ドル(約410円)付近では売りが優勢となり、XRPは調整局面に入った。 この下落により、XRPは日足チャート上で2.35ドル(約370円)前後のサポートを割り込み、現在は2.10ドル(約330円)および100時間単純移動平均線の下で推移している。最初の重要なレジスタンスは3.20ドル(約510円)、次に3.50ドル(約560円)が控える。 もしXRPが3.40ドル(約540円)を上抜けることができれば、未知の価格領域に突入する可能性もある。短期的には、さらに上昇して3.80ドル(約610円)や4ドル(約640円)を目指す展開も想定される。一方で、下値のサポートはまず3ドル(約480円)、次に2.80ドル(約450円)が意識される。もし2.80ドルを下回れば、2.50ドル(約400円)、さらには2.20ドル(約350円)近辺までの下落リスクもある。 Bitcoin Hyper──XRPに迫る注目のアルトコイン XRPが激しい値動きを見せる中で、Bitcoin Hyper(HYPER)という新興アルトコインが台頭し、XRPの市場支配に挑もうとしている。 Bitcoin Hyperは、ビットコインネットワークの制限を克服するために設計されたレイヤー2(第2層)の新プロジェクトである。Solana Virtual ...