新たなXRPの上場投資信託(ETF)が本日取引を開始したことで、XRP価格予測に対する期待が高まっている。機関投資家の需要が本格化しつつあるためだ。
各社が感謝祭(Thanksgiving)前の上場を急ぐ中、Bitwise(ビットワイズ)が先週発表したETFに続き、Grayscale(グレースケール)の「Grayscale XRP Trust ETF(GXRP)」が正式にローンチされた。
ETF商品の増加は、規制市場を通じた暗号資産への投資需要が高まりつつあることを示しており、市場の反転を期待する強気の見方を後押ししている。
また、資産運用大手のFranklin Templeton(フランクリン・テンプルトン)も、今週中に同様のETFを上場させる可能性があるとみられている。
Introducing Grayscale XRP Trust ETF (Ticker: $GXRP), now trading with 0% fees¹ from Grayscale, the world's largest crypto-focused asset manager².
Gain exposure to $XRP, the world’s 3rd largest digital asset³, driving innovation in global payments. Available in your brokerage… pic.twitter.com/rAzGrm0M6P
— Grayscale (@Grayscale) November 24, 2025
こうしたXRP関連ファンドの動きが相次げば、足元で下落していたXRP価格が一段と力強く反発する展開も考えられる。
XRP価格予測:2.20ドル(約350円)突破でトレンド転換を確認か
週末、XRPは1.90ドル(約300円)付近で下値を固め、現在は2.05ドル(約330円)まで回復している。
過去24時間で1.3%上昇しており、4週連続の下落基調が一旦落ち着いたかに見える。
特に注目すべき水準は2.20ドル(約350円)である。このポイントは日足チャートにおける直近の安値であり、XRPがトレンド転換を示すために突破が求められる重要な抵抗帯となる。

価格がこの水準を上抜ければ、回復が本格的に始まったサインとなる可能性がある。第一の目標は200日移動平均線(EMA)が位置する2.60ドル(約410円)で、中期的には3.50ドル(約550円)を目指す展開もあり得る。
ただし、主要アルトコインに注目が集まる一方、市場反転時により高いリターンを狙う投資家の一部は、初期段階のプレセールにも目を向け始めている。
その中で特に話題になっているのが、新たなレイヤー2(L2)である「Bitcoin Hyper(HYPER)」だ。同プロジェクトはすでに2,700万ドル(約41億円)を調達し、次に上昇が期待される有力銘柄として注目されている。
Bitcoin Hyperは何が特別なのか。
同プロジェクトは、Solana(ソラナ)が持つ高速性と低コストの仕組みをBitcoin(ビットコイン)のセキュリティ上に構築することで、高速かつスケーラブルなアプリを展開できる点に特徴がある。
Bitcoin Hyper(HYPER):Solana技術を活用した「実用型Bitcoinレイヤー2」誕生
長年、Bitcoinネットワークは高速性や手数料面の制約により、アプリケーションの拡張に課題を抱えてきた。
Bitcoin Hyper(HYPER)は、Solanaの技術を活用したレイヤー2を構築することで、この問題を解決しようとしている。

これにより、BTC保有者はBitcoinネットワークから離れることなく、ステーキングやレンディング、利回り獲得などのサービスを安全に利用できるようになる。
その中核となる「Hyper Bridge」は、BTCを安全なウォレットで預かり、同量のトークンをBitcoin Hyperのレイヤー2上で発行する仕組みだ。
ユーザーはブリッジ後、DeFiアプリの利用や低コストの高速送金、さらにはミームコインの生成まで行うことが可能になる。
これらの需要が高まるほど、HYPER価格の上昇圧力が増すことになる。
HYPERの購入は、公式サイトで互換性のあるウォレット(例:Best Wallet)を接続するだけで行える。
USDTまたはSOLで交換できるほか、カード決済にも対応している。






