韓国の研究者はこのほど、暗号資産エックスアールピー(XRP)が今後10年以内に1000ドル(約15万円)に達する可能性があるとの強気な価格予測を示した。
この見解を示したのは、知能指数(IQ)が236とされる研究者のヨンフン・キム氏で、X(旧ツイッター)では約38万8000人のフォロワーを抱える。
Update: In my view, #XRP could potentially approach $1,000 over the next 10 years. (NFA / DYOR) pic.twitter.com/fZaxmZaF1Q
— YoungHoon Kim, IQ 276 (@yhbryankimiq) December 22, 2025
同氏は、XRPが1000ドルに到達するためには、大規模な資金の蓄積、米ドル価値の下落、そして高インフレが同時に進行する必要があると指摘している。
一方、X上ではこの予測に対し否定的な意見も多く、実現すればXRPの時価総額が金を上回る点を理由に「現実的ではない」との声が相次いだ。
これに対し同氏は、条件がすべて整えば「数値上、このシナリオを否定することはできない」と述べ、理論的可能性を強調した。
執筆時点では、XRPは2025年に入ってから約20%下落しており、相場は依然として弱気優勢の展開が続いている。
暗号資産市場全体が低迷する中でも、リップル社はエコシステムの拡充を進めており、基盤強化の動きは継続している。
XRP価格予測:弱気相場終了に必要な条件とは
XRPの日足チャートでは、10月以降、下落ウェッジ(下値と上値が徐々に収束する形状)が形成されている。
価格はこの期間中、3ドル(約450円)付近から段階的に下落し、現在の水準まで押し戻されてきた。

下落ウェッジは一般的に強気転換を示唆するパターンとされるが、現時点では明確なブレイクアウトは確認されていない。
現在の価格帯は、4月および10月10日の急落局面で反発した重要な流動性ゾーンに位置している。
下落トレンドを完全に反転させるには、XRPが2.2ドル(約330円)を明確に上回る必要があり、これにより弱気構造が崩れる可能性がある。
その場合、少なくとも3ドル水準までの力強い回復が視野に入る展開となる。
短期的に1000ドル到達は現実的ではないものの、長期的な成長余地を考慮すれば、足元の調整局面でも強気予測が正当化される余地はある。
Maxi Doge、強気相場のエネルギーをミームコインに転換
主要アルトコインが大きな下落に見舞われる中でも、新たな暗号資産プレセールであるMaxi Doge(MAXI)は市場の逆風に耐え、資金流入を集めている。
同プロジェクトは、ドージミームの高い認知度を活用し、「デジェン」と呼ばれる投機的トレーダーが共感しやすいトークン設計を掲げる。

保有者は「Maxi Gains」や「Maxi Ripped」といった競争型イベントに参加することで、報酬やコミュニティ内での評価を得られる仕組みとなっている。
さらに、アイデア共有用の専用ハブが用意され、参加者同士が高リスク・高リターンの取引戦略を共有し、集合知の形成を目指している。
個人投資家の間で認知が広がれば、MAXIの価格が急騰する可能性も指摘されている。
MAXIを購入するには、公式のMaxi Dogeサイトにアクセスし、Best Walletなどの対応ウォレットを接続するだけでよい。
USDTやETHとの交換に加え、銀行カードでの購入にも対応している。






