
XRP(リップル)の価格は、過去24時間で1%以上上昇し、米東部時間の午前0時31分時点で3.51ドル(約555円)を記録した。取引高も43%増加し、79億ドル(約1兆2,500億円)に達している。
また、XRPの時価総額は2,060.9億ドル(約32兆6,000億円)に達し、英石油大手Shell(シェル)の2,059.2億ドル(約32兆4,900億円)を上回った。これは、エネルギー業界の代表的企業を超える規模にまで拡大したことを示し、金融市場におけるリップルトークンの影響力の拡大を裏付けるものとなっている。
今後、XRP価格はさらなる上昇が見込まれるのだろうか。
XRP価格はブレイクアウト後、さらなる上昇余地
XRPは、下落チャネル内での長期的な調整期間を経て、強い上昇ブレイクアウトを示している。この下落チャネルは、2024年後半の急騰後に形成され、2025年7月中旬まで継続。その後、トレンド転換を示す「ラウンドボトム」パターンが出現した。
ブレイクアウトは力強いモメンタムとともに発生し、XRP価格はチャネルの上限を突破し、現在は3.50ドル(約555円)を上回る水準で推移している。これはパラボリック(放物線状)の上昇を示しており、GeckoTerminalのデータでも確認されている。
テクニカル指標では、50日単純移動平均線(SMA)と200日SMAがともに2.41ドル(約381円)付近で推移しており、「ゴールデンクロス(強気の長期サイン)」形成の兆しがある。
一方で、相対力指数(RSI)は84.34と非常に高く、XRPが買われ過ぎの水準にあることを示しており、短期的な調整の可能性も示唆される。
MACD(移動平均収束拡散法)では、青のMACDラインがオレンジのシグナルラインを大きく上回り、ヒストグラムも拡大傾向にあり、強い上昇モメンタムが継続している。

勢いが持続すれば、次の心理的抵抗線は4.00ドル(約632円)付近にあると見られる。ただし、健全な調整として、2.33ドル(約368円)付近のブレイクアウトゾーンまで一時的に下落する可能性もある。
こうした中、投資家の一部は新しい仮想通貨ICOであるSnorter Token(SNORT)に注目している。暗号資産系YouTuberのJacob Crypto Bury氏(登録者数56,900人以上)は、SNORTが上場時に100倍の成長を見せる可能性があると述べている。
Snorter Token、急成長中のプレセールで210万ドルを突破
Snorter Tokenは現在プレセール中で、すでに218万ドル(約3億4,500万円)を超える資金を集めており、急速に注目を集めている。
Snorter Botは、Telegram内で利用可能なトレーディングアシスタントで、個人投資家が新規ミームコインのローンチ直後に素早く参入できるように設計されている。従来は大口投資家(ホエール)向けに限定されていた高速取引、自動化、リスク管理機能を一般ユーザーにも提供することが特徴だ。
このボットは、ボラティリティの高い市場に対応し、自動でリスクを制御しながらチャンスを迅速に捉えるよう設計されている。現在は、Solanaブロックチェーン上で人気の高いTrojanやBonkBotが広く使われているが、Snorter Botはそれらと比較しても取引手数料の面で優位にある。
SNORTトークンを保有することで、取引時の実行手数料が通常の1.5%から0.85%に引き下げられる仕組みで、他のTelegram系トレーディングボットよりも低コストで利用可能だ。
また、ステーキングによる報酬も魅力で、現在の年利は186%と高水準。ただし、ICO参加者が増えるにつれて利回りは段階的に低下する設計となっている。
プレセールはすでに開始されており、トークン価格は0.0989ドル(約15.6円)。SOL、ETH、BNB、または銀行カードで購入可能で、公式サイト上で直接ステーキングもできる。
価格の次回引き上げまで残り2日を切っており、早期購入を検討する投資家にとっては重要なタイミングとなっている。
Snorter Tokenの詳細は公式サイトを確認されたい。
