噂は本当だった。ドナルド・トランプ氏は、米国を仮想通貨の世界的な拠点とすることに本気で取り組んでいる。彼は、XRP、SOL、ADA、さらにはBTCとETHを含む「国家仮想通貨準備基金（National Crypto Reserve）」の創設を発表した。
この影響でXRPは30%以上急騰し、USDTを抜いて時価総額ランキング第3位の仮想通貨となった。その時価総額は1,530億ドル（約22.9兆円）を超えている。
価格の上昇だけでなく、アクティブアドレスの数も増加しており、XRPへの新規投資家の流入が確認されており、仮想通貨ウォレットの新規開設も増加している。これは市場の関心と信頼の向上を示す重要な指標だ。本記事では、その影響を分析し、現在購入すべき仮想通貨について紹介する。
XRPの可能性を理解する
XRPは、以前から多くの投資家に支持されている銘柄である。その強みは、堅固な基盤にある。XRPは、従来の銀行間送金システムであるSWIFTの代替として開発され、低コストで大規模な国際送金を可能にする。また、中央銀行デジタル通貨（CBDC）との互換性も備えている。
技術的な観点から見ると、アナリストたちはXRPが2017年の爆発的な上昇と類似したパターンを形成していると指摘する。当時、XRPは110,000%を超える急騰を記録した。現在、重要なレジスタンスラインである3ドルに迫っており、この水準を維持できればさらなる上昇が期待できる。
さらに、米証券取引委員会（SEC）はGrayscaleによるXRP ETFの承認可否を10月までに決定する予定だ。新しいトランプ政権下では仮想通貨に前向きなSECが期待されており、承認の可能性は高いと考えられる。
次の仮想通貨ブルランを牽引するのは、Bitcoin、Ethereum、XRPなどの主要銘柄だ。しかし、大幅な成長が期待されるプレセール銘柄も注目に値する。
1. Solaxy（SOLX）– 今買うべき仮想通貨
Solana（SOL）は、トランプ氏が仮想通貨戦略準備基金に組み込むと発表した5つの銘柄の1つであり、BTC、XRP、ADAとともにリストアップされた。トランプ氏は、自身のトークンTRUMPをSolanaブロックチェーン上で発行したことからも、このプロジェクトに好印象を持っていることがうかがえる。
しかし、Solanaはここ最近、ネットワークの混雑や取引処理の遅延といった問題に直面している。そこで登場したのがSolaxy（SOLX）だ。
Solaxyは、Solana初の専用Layer 2スケーリングプロトコルであり、新しい仮想通貨の発展を支える存在となる可能性がある。オフチェーンで取引を処理することでネットワークの混雑を軽減する。さらに、取引を一括処理することで、Solanaの手数料を抑えつつ、取引速度を大幅に向上させる。
現在、プレセールで2,470万ドル（約37億円）以上を調達しており、今年最も有望なプレセール銘柄の一つだ。まだプレセール中であり、トークン価格は0.001652ドル（約0.25円）と低価格で購入可能だ。
2. BTC Bull Token（BTCBULL）– Bitcoinの上昇を支えるユニークなミームコイン
専門家たちの予測どおり、Bitcoinは200日移動平均線（200 EMA）付近で反発し、上昇を開始した。さらに、トランプ氏の発表が追い風となり、BTCは日曜日に10%近く上昇した。
このBitcoinの成長を最大限に活かす銘柄として注目されているのがBTC Bull Token（BTCBULL）だ。
このユニークなプロジェクトは、トークン保有者にBTCを報酬として付与する唯一の仮想通貨プロジェクトである。強力なトークノミクスと市場の関心を維持する計画により、投資家はBTCの無料配布を受けるだけでなく、BTCBULLの価格上昇からも利益を得ることができる。
プロジェクトのロードマップによると、Bitcoinが150,000ドル（約2,250万円）、200,000ドル（約3,000万円）、250,000ドル（約3,750万円）といった節目を突破するたびに、BTCBULL保有者はBTCの配布を受ける仕組みとなっている。
現在、プレセールで310万ドル（約4.65億円）以上を調達しており、トークン価格は0.00239ドル（約0.36円）と割安で購入可能だ。
3. Cardano（ADA）– 国家仮想通貨準備基金の恩恵を受ける注目銘柄
Cardanoは、トランプ氏の「国家仮想通貨準備基金」発表を受け、過去24時間で60%以上急騰した。この発表による機関投資家の関心の高まりにより、ADAの時価総額は357億ドル（約5.35兆円）に達し、Dogecoin（DOGE）を超えた。
BitcoinがProof-of-Work（PoW）方式を採用しているのに対し、CardanoはProof-of-Stake（PoS）ブロックチェーンであり、エネルギー消費量が少ない。また、Cardanoのプラットフォームは、査読を経て開発されており、スケーラビリティとセキュリティの両方を確保している。
ADAの「国家仮想通貨準備基金」への組み込みは、今後の成長を後押しする要因となるだろう。現在1ドル（約150円）未満で取引されているが、勢いが続けば1.30ドル（約195円）のレジスタンスラインを突破する可能性もある。
結論
トランプ政権による仮想通貨市場の活性化は続いており、「国家仮想通貨準備基金」の創設が新たな市場の変化をもたらす可能性がある。多くの銘柄が過去最高値を狙う中、本記事で紹介したプレセール銘柄も大きな成長の波に乗るかもしれない。
ただし、仮想通貨市場は予測不可能であり、リスクが伴う。投資の際は十分なリサーチを行い、慎重に判断することが重要だ。本記事は投資助言ではない。
