
ドージコイン 今後(DOGE)は9日、米国で新たなETF(上場投資信託)の申請と、史上最大規模のトレジャリー(財務保有)が発表された。市場では強気の見方が急速に広がっている。
First dogecoin ETF appears likely to launch this week…
Rex-Osprey DOGE ETF (DOJE).
Get ready.
Think we’re in for *wild* next 2 months for crypto ETFs.
— Nate Geraci (@NateGeraci) September 7, 2025
ドージコインETFとは何か
ETFは株式市場で取引可能な投資信託で、暗号資産の価格に連動する仕組みを持つ。今回のDOGE ETFは、投資家が直接ウォレット管理をせずにドージコインに投資できる点が特徴だ。
ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)の現物ETFとは異なり、DOGE ETFは先物契約や指数連動を通じて間接的に価格を追跡する。だが、規制市場での上場は投資家に安心感を与え、機関資金の流入を促す可能性が高い。
価格推移とETFニュースの影響
ドージコインは直近で0.2157ドル(約31円)を推移し、ETF関連の報道後に6%上昇した。RSI(相対力指数)は55前後を維持し、強気の勢いが続いている。
上値抵抗線の0.225~0.23ドルを突破すれば、0.25~0.30ドルに向けた上昇が視野に入る。一方で200日移動平均線を割り込めば0.20ドルまでの下落リスクも残る。
ETF承認が暗号資産市場全体に与える影響
2024年に承認されたビットコイン現物ETFには1か月で120億ドル(約1兆8000億円)が流入し、BTCは5万ドルから7万ドル超へ急騰した。イーサリアムも同様にETF承認を契機に急伸した経緯がある。
この流れを踏まえると、DOGE ETF承認がもたらす資金流入も相当規模になると期待される。
クジラによる史上最大のトレジャリー形成
CleanCore Solutionsは先週、2億8542万DOGE(約68億円)を取得し、最大のデジタル資産トレジャリーを設立した。Dogecoin Foundationの法人部門「House of Doge」と連携し、30日以内に10億DOGEの備蓄を目指す。
この戦略は「人々の通貨」を目指す取り組みであり、DOGEの長期的な価格上昇を支える要因となっている。
ドージコインの今後を左右する要素
ETF承認、巨大トレジャリー、機関投資家の参入により、DOGEは単なるミームコインから資産クラスへ移行しつつある。技術改善や決済手段としての普及も進み、長期的には1.00~1.40ドル(約150~210円)を目指すシナリオも浮上している。
ただしボラティリティは依然として高く、投資家はリスク管理が求められる。
次に注目すべきコイン:Maxi Doge
ドージコイン 今後の展望は明るいが、投資家の間では新たな選択肢として「Maxi Doge」に注目が集まっている。革新的なトークノミクスと拡張性を備え、DOGEに続く次世代のミームコインと期待されている。
ETFやトレジャリーといった大型ニュースでドージコイン市場が活性化する中、Maxi Dogeは新たな資金流入の受け皿となる可能性がある。
