暗号資産(仮想通貨)取引所のレバレッジ取引は、少ない資金で大きな取引ができる方法として、多くの投資家に利用されています。仮想通貨の価格がわずかに動くだけでも、大きな利益を狙えるのが特徴です。
ただし、レバレッジ倍率が高いほど損失のリスクも大きくなるため、正しい仕組みや注意点を理解しておくことが重要です。
本記事では、レバレッジ取引の基本、メリット・デメリット、おすすめ取引所や始め方をわかりやすく解説します。これからレバレッジ取引に挑戦したい方や、仕組みを知りたい方はぜひ参考にしてください。
仮想通貨(ビットコイン)FXにおすすめの取引所6選
仮想通貨取引所のレバレッジ取引を始めるとき、取引所選びはとても重要です。
取引所ごとにレバレッジの倍率、手数料、流動性、安全性が違うため、自分の取引スタイルに合ったものを選ぶことが成功への第一歩です。
ここでは、当サイトが厳選した以下6つの取引所をわかりやすく紹介します。
- MEXC:最大200倍の高レバレッジと多くのアルトコインに対応。ゼロカットで借金リスクがなく、高倍率で大きな利益を狙いたい人向け。
- Bybit:最大125倍で流動性が高く、注文がスムーズに通りやすい取引所。日本語対応やサポートがあり、初心者も使いやすい。
- Margex:最大100倍で操作がシンプル。価格操作のリスクを防ぐ仕組みやゼロカットがあり、安全性を重視したい人におすすめ。
- KCEX:最大100倍でアルトコインの種類が豊富。手数料が安く、自動売買ツールにも対応しているので、積極的に取引したい人にぴったり。
- BloFin:最大150倍でAIが自動的にリスク管理。コピー取引機能で上位トレーダーの取引を真似でき、初心者にも使いやすい。
- PrimeXBT:仮想通貨だけでなく、株価指数やFXも1つの口座で取引可能。最大200倍の高倍率で、複数の資産をまとめて運用したい人に最適。
①:MEXC
MEXCは、主要通貨ペアで最大200倍のレバレッジに対応した海外の仮想通貨取引所です。200種類以上のアルトコインでも高倍率の取引ができ、少ない資金で大きな利益を狙いたい人に人気です。
短期売買やデイトレードをしたいトレーダーにも向いており、豊富なレバレッジ取引ペアや取引ツールの使いやすさも評価されています。
MEXCではゼロカットシステムを採用しているため、もし急な値動きで損失が出ても証拠金以上の借金を負うことはありません。初心者でも高倍率に挑戦しやすい環境が整っています。
また、手数料が低いのも魅力で、メイカー手数料が0%になるキャンペーンや、低めのテイカー手数料が用意されています。スマホアプリも操作がシンプルで、日本語表示に対応しており、移動中の取引にも便利です。
MEXCの特徴
- 最大500倍の高レバレッジで取引可能
- ゼロカットで証拠金以上の損失リスクなし
- アルトコインのレバレッジ取引種類が豊富
高倍率の取引はチャンスも大きいですが、同じ分だけリスクも高まります。最初は10倍くらいの低めのレバレッジから始め、取引ツールやロスカットのルールを確認してからチャレンジするのがおすすめです。
項目 | 内容 |
最大レバレッジ | 200倍 |
ゼロカット | あり |
アルトコイン数 | 200以上 |
日本語対応 | 一部対応 |
取引手数料 | メイカー0%、テイカー0.02% |
②:Bybit
Bybitは、世界トップクラスの流動性と速い約定スピードが魅力の海外取引所です。
ビットコインやイーサリアムなど主要通貨のレバレッジ取引で最大125倍のレバレッジを使うことができ、板が厚いため価格が滑りにくく、大口取引や短期売買でもおすすめです。注文のズレが起きにくい環境は、特にデイトレーダーやスキャルパーに好まれています。
日本語対応の画面や24時間のチャットサポートがあり、海外取引所が初めての方やサポート体制を重視する方にもおすすめです。スマホアプリも使いやすく、外出先からでもスムーズに取引が可能です。
取引手数料も比較的低く、取引コンテストやボーナスキャンペーンでコストを抑えやすいのも魅力です。新規登録時の特典や取引量に応じたリベート制度もあり、コストパフォーマンスに優れています。
Bybitの特徴
- 最大125倍のレバレッジで安定した取引が可能
- 世界トップクラスの流動性で約定がスムーズ
- 日本語対応、24時間サポートで初心者も安心
Bybitは、約定の確実さを重視する人や、大口取引・デイトレードをしたい人にぴったりです。最初は低倍率で試し、板の厚さや手数料の感覚をつかんでから、少しずつレバレッジを調整するのがおすすめです。
項目 | 内容 |
最大レバレッジ | 125倍 |
ゼロカット | あり |
アルトコイン数 | 100以上 |
日本語対応 | 対応 |
取引手数料 | メイカー0.02%、テイカー0.055% |
③:Margex
Margexは、最大100倍のレバレッジに対応した、シンプルで使いやすい海外取引所です。特徴は、独自の「MP Shield」を搭載し、価格操作や異常スプレッドを防ぐことで、公正で安定した取引環境を提供している点です。
ビットコインやイーサリアムなど主要通貨ペアの取引が可能で、極端なスプレッド拡大を防ぎ、透明性の高い取引を実現しています。
初心者でも迷わず使えるシンプルな画面設計が魅力で、操作に迷うことがほとんどありません。少額であれば本人確認なしの取引所としてすぐに取引を始められる手軽さも魅力です。
さらに、ゼロカット対応のため、急な相場変動があっても証拠金以上の損失リスクがなく、資金管理がしやすいです。
また、取引手数料が明瞭で隠れたコストがないため、安心して取引を続けやすい環境です。
Margexの特徴
- 最大100倍のレバレッジに対応
- MP Shieldで価格操作や異常スプレッドを防止
- ゼロカット対応で証拠金以上の損失リスクなし
Margexは、初めて海外取引所を使う方や、安全性と操作のしやすさを重視したい方におすすめです。まずは低倍率で取引に慣れ、少しずつ自分に合ったレバレッジで取引していくと良いでしょう。
項目 | 内容 |
最大レバレッジ | 100倍 |
ゼロカット | あり |
アルトコイン数 | 少数 |
日本語対応 | なし |
取引手数料 | メイカー0.019%、テイカー0.06% |
④:KCEX
KCEXは、最大100倍のレバレッジに対応し、特にアルトコインの高倍率取引に強みを持つ海外取引所です。
1,000種類以上のレバレッジ取引ペアを取り扱っており、ビットコインやイーサリアムはもちろん、ミームコインや新興アルトコインまで幅広く対応しています。これにより、アルトコイン市場で積極的に取引したい人に高く支持されています。
大きな魅力は、メイカー手数料が0%で取引コストを抑えやすい点です。デイトレードやスキャルピングなど、細かく売買を繰り返すスタイルのトレーダーにとって非常に有利です。
さらに、APIやBOT対応が充実しており、自動売買や独自の取引ツールを活用した戦略も立てやすい環境が整っています。
KCEXでは取引ツールの操作性も良く、初めて海外取引所を使う方でも安心です。ゼロカット機能の有無については公式情報を確認のうえ、慎重に利用するのがおすすめです。
KCEXの特徴
- 最大100倍で幅広いアルトコインの高倍率取引が可能
- メイカー手数料0%で取引コストを抑えられる
- 自動売買ツールやBOTとの相性が良い
KCEXは、アルトコイン取引や自動売買を積極的に試したい方に最適です。まずは小ロットで取引の感覚をつかみ、徐々に取引量や戦略を調整すると良いでしょう。
項目 | 内容 |
最大レバレッジ | 100倍 |
ゼロカット | あり |
アルトコイン数 | 1000以上 |
日本語対応 | 一部対応 |
取引手数料 | メイカー0%、テイカー0.01% |
⑤:BloFin
BloFinは、最大150倍のレバレッジに対応し、AIによる自動リスク管理が特徴の海外取引所です。
主要通貨はもちろん、350種類以上のレバレッジペアに対応しており、ビットコイン、イーサリアムに加え、アルトコインも幅広く取引できます。少額資金から多様な銘柄で高倍率取引に挑戦できるのが大きな魅力です。
急な相場の値動きがあった場合でも、AIがリアルタイムでポジションを監視し、強制ロスカットのリスクを最小限に抑えてくれます。
これにより、相場の急変動に不安を感じている方でも安心して取引を続けやすい環境が整っています。
さらに、上位トレーダーの戦略をそのまま真似できる「コピー取引」機能を搭載。自分で戦略を練るのが難しい初心者でも、他の成功トレーダーのノウハウを活用しながら取引を始めやすいです。
もちろんゼロカットにも対応しているため、証拠金以上の損失リスクがなく、借金リスクを心配せずに取引が可能です。
BloFinの特徴
- 最大150倍の高倍率とAIによる自動リスク管理
- コピー取引で上位トレーダーの戦略を簡単に活用可能
- 350種類以上のペアに対応し、多様な取引スタイルに合う
BloFinは、リスク管理を重視したい方や、AIやコピー機能を活用して取引を効率化したい方に特におすすめです。最初は低倍率でAIやツールの操作に慣れ、徐々に取引の幅を広げていくと安心です。
項目 | 内容 |
最大レバレッジ | 150倍 |
ゼロカット | あり |
アルトコイン数 | 350以上 |
日本語対応 | なし |
取引手数料 | メイカー0.02%、テイカー0.06% |
⑥:PrimeXBT
PrimeXBTは、ビットコインやイーサリアムだけでなく、株価指数・FX・ゴールド・原油などのCFDも1つの口座で取引できる海外取引所です。
仮想通貨は最大200倍、FXや指数CFDでは最大1000倍の高レバレッジに対応しており、仮想通貨と他の資産をまとめて効率よく運用したい方に人気です。
また、プラットフォームの操作性も優れており、初心者でも迷わず取引を始めやすい点が評価されています。
さらに、コピー取引「Covesting」機能を使えば、成績の良いトレーダーの取引戦略をそのままフォローでき、自分で難しい分析をしなくても市場の動きに乗りやすいです。
ゼロカットも採用されているため、急激な相場変動があっても証拠金以上の損失が発生する心配はありません。多様な資産クラスを一括で管理できるので、分散投資やリスク管理を意識する方にも最適です。
PrimeXBTの特徴
- 仮想通貨、株価指数、商品CFDを1口座でまとめて取引可能
- 最大200倍(仮想通貨)、最大1000倍(指数・FX)の高レバレッジに対応
- コピー取引で上位トレーダーの戦略を簡単に活用可能
PrimeXBTは、仮想通貨だけでなく複数資産を高倍率でまとめて取引したい方や、効率よく分散投資したい方におすすめです。まずは小ロットで操作に慣れ、自分に合った取引スタイルを見つけましょう。
項目 | 内容 |
最大レバレッジ | 200倍 |
ゼロカット | あり |
アルトコイン数 | 仮想通貨+CFD多数 |
日本語対応 | なし |
取引手数料 | メイカー0.01%、テイカー0.045% |
仮想通貨取引所のレバレッジ取引とは?
仮想通貨取引所のレバレッジ取引は、少ないお金で大きな金額の取引ができる方法です。たとえば、10万円を取引所に預けて、10倍のレバレッジを使うと、100万円分の仮想通貨を売買できます。
具体的な取引例は、以下のとおり。
- あなたの資金:10万円
- 選んだレバレッジ:10倍
- 取引可能額:100万円
この場合、取引所が90万円を貸してくれるイメージです。
レバレッジ取引の特徴は、上がると予想すれば「買い(ロング)」、下がると予想すれば「売り(ショート)」で利益を狙えること。その分、予想が外れると損失も大きくなるので注意が必要です。
国内の取引所では最大2倍までしか使えませんが、海外の取引所では100倍以上のレバレッジを選べるところもあります。
レバレッジをうまく使うことで、少ない資金でも大きなチャンスが生まれますが、リスク管理が非常に重要です。
仮想通貨レバレッジ取引のメリット
仮想通貨レバレッジ取引には、現物取引にはない魅力があります。少ない資金で大きな取引ができるため、相場の動きを効率よく活用したい方に選ばれています。ここでは、主なメリットを解説します。
- 少ない資金で大きな取引ができる
- 下落相場でも利益を狙える
- 短期間で大きなリターンを狙える
①:少ない資金で大きな取引ができる
レバレッジ取引の大きなメリットは、少ない資金で大きな取引ができることです。これは「証拠金」と呼ばれる担保を先物の仮想通貨取引所に預け、その資金の何倍もの取引を行う仕組みです。
たとえば、10万円の資金に10倍のレバレッジをかけると、100万円分の取引が可能になります。価格がわずか1%動いただけでも、現物取引なら1,000円の値動きですが、10倍のレバレッジなら1万円の利益や損失になる計算です。
このように、レバレッジを使うことで少額資金でも大きな利益を狙うことができますが、その分損失も同じように大きくなるため、資金管理が大切です。
②:下落相場でも利益を狙える
レバレッジ取引の大きな特徴は、価格が下がる局面でも利益を狙えることです。現物取引では、基本的に安く買って高く売らないと利益が出ません。
しかし、レバレッジ取引では「売り(ショート)」から取引を始めることができ、価格が下がったときに差額が利益になります。
たとえば、ビットコインが今後下落すると予想した場合、先に売りのポジションを持ち、その後に価格が下がったタイミングで買い戻すことで利益を得る仕組みです。このため、上昇相場だけでなく下落相場でもチャンスが広がります。
③:短期間で大きなリターンを狙える
レバレッジ取引では、少ない値動きでも取引金額が大きくなるため、短期間で大きなリターンを得られる可能性があります。
短期の値動きをとらえて利益を積み重ねる取引スタイル(デイトレードやスキャルピング)とも相性が良く、短期間で資金を増やしたいと考える投資家に向いています。
ただし、損失リスクも同じように大きくなるため、リスク管理は必須です。
仮想通貨レバレッジ取引のデメリット
レバレッジ取引は少ない資金で大きな取引ができる反面、リスクも大きいです。ここでは、代表的なデメリットを解説します。
- 損失が大きくなりやすい
- 強制ロスカットのリスクがある
- 手数料や資金調達コストが積み重なる
①:損失が大きくなりやすい
レバレッジ取引は、少ない資金で大きな取引ができる反面、損失も倍率に応じて大きくなるというリスクがあります。
たとえば、10万円の証拠金で10倍のレバレッジをかけると、100万円分の取引ができます。このとき、価格が1%逆方向に動くだけで1万円の損失となり、さらに動けば証拠金の多くを失う可能性もあります。
仮想通貨は価格の変動が大きく、短時間で相場が急変することも珍しくありません。そのため、想定以上の損失が発生することがあり、適切な損切りラインの設定や資金管理が重要です。
特に、高倍率で取引する際はリスクが急激に高まる点に注意しましょう。
②:強制ロスカットのリスクがある
レバレッジ取引では、含み損が一定以上になると取引所が自動的にポジションを決済する「強制ロスカット」の仕組みがあります。これは、損失が証拠金以上に膨らむのを防ぐためのルールです。
たとえば、10万円の証拠金で取引をして含み損が大きくなると、取引所が決めた維持率(例:証拠金の20%)を下回った時点で自動的にロスカットが行われます。
急激な相場変動では、思わぬタイミングでロスカットが発動し、大きな損失が確定してしまうこともあります。
そのためレバレッジ取引では、ロスカット水準を意識したポジション管理がとても重要です。損失を抑えるため、あらかじめ自分でストップロスを設定しておくことが大切です。
③:手数料や資金調達コストが積み重なる
レバレッジ取引では、売買のたびにかかる取引手数料に加え、ポジションを持ち続けると「資金調達料(ファンディングコスト)」が発生することがあります。
これは、ポジションを保有している間、一定時間ごとに支払う必要があるコストです。
短期取引ではあまり負担になりませんが、ポジションを長期間持ち続けると手数料や資金調達料が積み重なり、利益を圧迫することがあります。
特に、高倍率の取引や相場が動かない状態が続くと、手数料負担が目立ちやすくなるため注意が必要です。
取引前に、各取引所の手数料体系や資金調達料のルールをしっかり確認しておきましょう。
国内・海外取引所の仮想通貨レバレッジ比較
仮想通貨のレバレッジ取引は、国内取引所と海外取引所でルールや特徴が大きく違います。まずは主な違いを見てみましょう。
区分 | 最大レバレッジ | 主な特徴 | 向いている人 |
国内取引所 | 最大2倍 | 金融庁のルールに沿った安全な取引、円建て、日本語サポートあり | 初心者・リスクを抑えたい人 |
海外取引所 | 最大125〜500倍 | 高倍率で大きな利益を狙える、ゼロカットで借金リスクが低い、多くは英語対応 | 経験者・大きなリターンを狙う人 |
国内取引所では、日本の法律でレバレッジは最大2倍までに決まっています。安全性が高く、日本円で入出金でき、日本語のサポートもあるので、初心者やリスクを小さく取引したい人に向いています。
一方、海外取引所では、最大125倍や500倍といった高いレバレッジが使えるところがあります。少ない資金で大きな利益を狙えるのが魅力ですが、その分損失も大きくなるリスクがあります。
多くの海外取引所はゼロカットという仕組みを持っていて、借金のように証拠金以上の損失が出ないようになっています。
さらに、ビットコインなどの定番通貨だけでなく、新しい仮想通貨にもレバレッジをかけた取引が可能です。
ただし、新しい通貨は流動性や値動きの癖が異なるため、最初は主要通貨ペアから始め、徐々に挑戦するのがおすすめです。
どちらが良いかは、どれくらいのリスクを取るか、どんな取引をしたいかで選ぶことが大切です。まずは国内取引所で試してから、慣れたら海外取引所に挑戦するのも一つの方法です。
仮想通貨(ビットコイン)FXの始め方
仮想通貨取引所のレバレッジ取引は、以下4つのステップで始められます。ここでは、基本的な流れをわかりやすく紹介します。
- 取引所を選ぶ
- 口座を作る
- 資金を入金する
- レバレッジを設定して取引を始める
ステップ①:取引所を選ぶ
まず、自分に合った取引所を選びます。
国内取引所は最大2倍までで安全性が高く、海外取引所は100倍以上の高倍率も選べますがリスクも高めです。手数料やゼロカット(借金リスクを防ぐ仕組み)の有無も確認しましょう。
ステップ②:口座を作る
取引所のサイトやアプリでメールアドレスを登録し、本人確認書類(パスポートや運転免許証など)を提出します。確認が終われば、すぐに入金や取引ができるようになります。
海外取引所の中には、口座開設や特定の条件を満たすことで仮想通貨エアドロップを受け取れるキャンペーンを実施していることもありますので、こうした特典も上手に活用しましょう。
ステップ③:資金を入金する
取引所の口座に資金を入れます。海外取引所を使う場合は、国内取引所でビットコインやUSDTを買って送金するのが一般的です。
また、P2P仮想通貨取引所を利用すれば、個人間で直接仮想通貨を売買でき、銀行送金や電子決済など柔軟な入金手段が選べます。送金先アドレスやネットワークを間違えないよう、しっかり確認してください。
ステップ④:レバレッジを設定して取引を始める
通貨ペアを選び、レバレッジ倍率を設定します。最初は5倍〜10倍くらいの低倍率に抑え、流動性が高く値動きが比較的わかりやすいビットコインやイーサリアムなどのおすすめ仮想通貨で取引を始めると安心です。
注文は成行か指値を選び、ストップロス(損切り注文)も忘れずに設定しておくとリスク管理に役立ちます。
取引後は、資産を安全に管理するためにおすすめ仮想通貨ウォレットを活用し、必要に応じて資金を移動させておきましょう。
仮想通貨取引所でレバレッジ取引をする際の注意点
レバレッジ取引は、うまく使えば大きな利益を狙える一方で、リスクも大きい取引です。特に初心者の方は、取引を始める前に注意点をしっかり理解しておくことが大切です。
ここでは、気をつけたい以下3つのポイントを紹介します。
- レバレッジは低めでスタートする
- 取引所のルールを確認する
- コストや税金も計算する
①:レバレッジは低めでスタートする
レバレッジ取引を始めるときは、いきなり高倍率にせず、まずは低めのレバレッジでスタートするのがおすすめです。
高倍率はわずかな値動きで大きな利益が狙える一方、損失も急拡大するリスクがあります。たとえば10倍のレバレッジなら、価格が1%逆に動くだけで証拠金の10%を失います。
特に値動きが激しい仮想通貨では、最初は5倍程度の低倍率で少額から取引し、経験を積みながら少しずつ倍率を調整していくと良いでしょう。
②:取引所のルールを確認する
レバレッジ取引を始める前に、取引所ごとのルールを確認することがとても大切です。取引所によって、レバレッジの上限倍率、強制ロスカットの条件、追証(追加証拠金)の有無、ゼロカットの仕組みなどが異なります。
たとえば、国内取引所は法律で最大2倍までですが、海外では100倍以上の高倍率も選べます。その分リスク管理は難しくなります。
特に、どの水準でロスカットが発動するのか、証拠金以上の損失を防ぐ仕組みがあるのかを確認しておくと安全です。ルールを理解した上で、自分に合った取引所を選びましょう。
③:コストや税金も計算する
レバレッジ取引をする際は、手数料や税金といったコストもあらかじめ計算しておくことが重要です。取引のたびにかかる売買手数料や、ポジションを保有することで発生する資金調達料(ファンディングコスト)は、小さな額でも積み重なると利益を圧迫します。
特に高倍率や長期保有の場合、想定以上にコストがかさむこともあります。さらに、取引で得た利益には税金がかかります。仮想通貨のレバレッジ取引は雑所得に分類されることが多く、利益に応じた税負担が発生します。
事前に「どれくらいの利益でどれくらい引かれるのか」を把握し、取引所の手数料や税制を確認した上で無理のない取引を心がけましょう。
まとめ
仮想通貨のレバレッジ取引は、少ない資金で大きな取引ができるのが魅力です。特に2025年の仮想通貨バブルのように市場全体が大きく動く局面では、レバレッジ取引のメリットを強く感じられる場面も多いでしょう。
仮想通貨の価格が少し動いただけでも、大きな利益を狙えるチャンスがあります。また、「売り(ショート)」から取引を始めることで、下落相場でも利益を目指せるのが特徴です。
一方で、レバレッジを高くしすぎると損失も同じくらい大きくなります。特に初心者の方は、最初から高倍率で取引するのではなく、5倍〜10倍くらいの低倍率で少額からスタートし、取引の流れやリスク管理に慣れることが大切です。
取引所ごとにレバレッジの上限や手数料、ゼロカットの有無、サポート体制などが異なるので、自分の目的や経験に合った取引所を選ぶことが成功への近道です。
これからレバレッジ取引に挑戦する方は、しっかりとルールや注意点を理解し、無理のない範囲で取引を始めていきましょう。
仮想通貨取引所のレバレッジ取引に関するよくある質問
Q1.仮想通貨のレバレッジ取引とは?
少ない資金で、その何倍もの取引ができる方法です。たとえば、10万円の証拠金で10倍なら100万円分の取引が可能で、価格の上げ下げどちらでも利益を狙えます。
Q2.仮想通貨のレバレッジ取引におすすめの取引所は?
MEXCは高倍率(最大500倍)が魅力です。Bybitは流動性が高く、日本語対応もあります。Margexはシンプルで初心者に使いやすい取引所です。
Q3.仮想通貨のレバレッジは最大何倍?
国内は最大2倍まで、海外では取引所によって125倍から500倍までかけられます。
Q4.仮想通貨レバレッジの計算方法は?
証拠金にレバレッジ倍率をかけた金額が取引額になります。たとえば10万円の証拠金で10倍なら100万円分の取引です。
Q5.仮想通貨の現物取引とレバレッジ取引の違いは?
現物取引は自分の資金で仮想通貨を購入し、値上がりで利益を狙います。レバレッジ取引は少ない資金で大きな取引ができ、値下がりでも利益を狙えるのが特徴です。