
ビットコイン 今後(BTC)は現在11万2300ドル(約1,650万円)付近で取引されており、日次取引量は477.8億ドル(約6兆9800億円)、時価総額は2兆2300億ドル(約325兆円)を超えている。しかし価格以上に注目を集めたのは、2012年以降動きのなかった伝説的なウォレットの突然の動きだ。
このウォレットは479BTC(約5200万ドル)を保有しており、今週約80BTC(約890万ドル)が新しいアドレスに移された。こうした“クジラ”(大口保有者)の動きは、長期保有後の売却やポジション調整の可能性を示唆するため、市場で注目される。
数日前には別の保有者が2000BTC(約2億1600万ドル)を取引所に入金し、イーサリアムにスワップした。7月にはGalaxy Digitalが顧客のために8万BTCという過去最大級の移動を処理したこともあった。
A long-silent Bitcoin address holding 479 BTC—worth over $52 million at current rates—finally moved more than 80 BTC after 13 years of inactivity. This resurgence marks a growing trend among long-term holders, with recent whale activity including transfers of thousands of BTC… pic.twitter.com/a1Gv5BBiRS
— KENSON INVESTMENTS (@KensonInvest22) September 5, 2025
クジラの影響
クジラは必ずしも個人投資家ではなく、初期のマイナーや機関投資家であることも多い。彼らがコインを動かすと、市場参加者は慎重に観察する。売り圧力が価格に影響する可能性があるためだ。
一方で、徐々に売却されることは急激な価格変動を避ける助けにもなると専門家は指摘する。
現在ビットコインは先月の最高値12万4128ドルから約12%下落し、11万〜12万ドルのレンジで推移している。予測市場では約70%のトレーダーが一旦10万5000ドルまで下落した後、再び12万5000ドルを目指すと予想している。
ビットコイン(BTC/USD)短期テクニカル分析
チャート上では上昇三角形を形成しており、ブレイクアウトの可能性が示唆される。価格は11万3152ドル付近に接触しており、200日移動平均線とも重なる。
10万6000ドルから反発しており、より高い安値を積み上げていることから、買い手の存在が確認できる。RSIは60で、モメンタムは健全で過熱感はない。11万1200ドルで形成されたブルリッシュエンガルフィングは需要の強さを示す。
上値を11万3400ドルで突破できれば、11万5600ドルから11万7500ドルを目指す展開が考えられる。一方、11万1200ドルのサポートを割り込む場合、10万9350ドルや10万7407ドルまで下落する可能性がある。
長期的にはモメンタムが維持されれば、13万ドルの節目に到達する可能性もあり、長期保有者にとって楽観材料となる。
Bitcoin Hyper:ビットコインのセキュリティとソラナ速度を融合
Bitcoin Hyper(HYPER)は、ソラナ仮想マシン(SVM)により強化されたビットコインネイティブの初のLayer 2プロジェクトとして注目される。低コストかつ高速なスマートコントラクトや分散型アプリ、ミームコイン作成までを可能にし、ビットコインのエコシステム拡大を目指す。
ビットコインのセキュリティとソラナの高性能フレームワークを組み合わせることで、BTCブリッジやスケーラブルなdApp開発など、新しいユースケースが開かれる。
プロジェクトは信頼性とスケーラビリティを重視しており、Consultによる監査を受けて投資家の安心感を提供している。
プレセールはすでに1400万ドルを突破し、残りの割当も限られている。現段階でのHYPERトークン価格は0.012865ドルだが、プレセールの進行とともに上昇が見込まれる。
投資家は公式Bitcoin Hyperウェブサイトで、暗号資産または銀行カードを使いHYPERトークンを購入可能だ。
