ビットコイン 今後は、主要サポートを維持する中で再上昇の兆しを見せている。価格は8万5000ドル(約1275万円)付近で下げ止まり、クジラによる大量買い集めが市場心理を下支えしている。
加えて、American Bitcoin Corp(アメリカン・ビットコイン)が保有量を拡大しており、12月後半に向けて9万5000ドル到達への期待が高まりつつある。
エリック・トランプ共同設立企業がBTCを積み増し
ナスダック上場企業であるAmerican Bitcoin Corpは、エリック・トランプが共同設立した企業として注目を集めている。同社は最新の開示で、ビットコイン(BTC)保有量が5000BTCを超えたことを明らかにした。
この結果、同社は上場企業のビットコイン保有ランキングで上位20社に入った。bitcointreasuries.netのデータによると、同社はナスダック上場以降、BTCベースで96.5%の利回りを達成している。
12月14日時点では、1株あたり533サトシを保有しており、企業財務戦略としてのビットコイン活用が鮮明となっている。
クジラが30日間で26万9822BTCを取得
オンチェーン分析企業Glassnodeのデータによると、大口投資家は直近30日間で合計26万9822BTCを買い集めた。金額換算では約233億ドル(約3兆5000億円)に相当し、過去13年間で最大規模の月間購入量となる。
市場関係者は、この動きを強気材料と捉えており、8万5000ドルから8万7000ドルのレンジを起点に、9万5000ドルへの反発を見込む声が増えている。年末までに10万ドル台へ接近するシナリオも意識され始めている。
ビットコイン価格予測:日足チャートはブレイク前の収縮局面
日足チャートでは、ビットコイン価格が長期下落トレンドの後、収縮する値動きを示している。サイクル高値からの下降トレンドラインと、8万5000ドル付近で切り上がる下値支持線に挟まれ、エネルギーを溜める形だ。

下落局面では、同じ需要ゾーンで買いが入り、安値を切り上げる構造が形成されている。これは売り圧力が徐々に弱まっている兆候とされる。
重要サポートと上値の分岐点
短期的に最も重要な水準は8万5000ドルで、このラインを維持できるかが焦点となる。ここを保てば、強気の反転シナリオは有効とされる。
上値では、下降トレンドラインと9万5000ドル付近が重なるレジスタンス帯が意識される。このゾーンを日足終値で明確に上抜けた場合、収縮パターンからの上方ブレイクが確認される。
出来高は持ち合い局面で減少しており、方向性が定まる前兆とされる。相対力指数(RSI)は50を下回る水準で安定し、弱気モメンタムの後退を示している。
ビットコイン 今後のシナリオ
8万5000ドルを維持する限り、相場のバイアスは9万5000ドルへの上昇に傾く。ブレイクが成立すれば、再び9万ドル後半への回帰が視野に入る。
一方、このサポートを割り込んだ場合は、強気シナリオは無効となり、より深い調整局面への移行が意識される。
Maxi Doge:強気相場復帰前の先行選択肢
ビットコイン 今後が9万5000ドルの壁を突破し、2026年に向けた強気相場の土台を築いた場合、プレセール段階のプロジェクトにも追い風が吹く。その一例がMaxi Doge(MAXI)だ。
Maxi Dogeは、前回の強気相場で100倍超の上昇を記録したドージコインの成長モデルを踏襲する、初期段階のミームコインとして設計されている。

現在進行中のMAXIプレセールでは、累計430万ドル(約6億5000万円)以上を調達しており、現行価格0.000273ドルでの早期参加者には年率72%のステーキング報酬が提示されている。
同プロジェクトは、トレーダー同士が有望情報や初動の取引アイデアを共有するアルファチャンネルも展開している。次の強気相場を見据えた情報収集の場として機能する点が特徴だ。
参加を希望する場合は、公式Maxi Dogeサイトにアクセスし、Best Walletなどの暗号資産ウォレットを接続するだけで完了する。USDTやETHによる支払いに加え、カード決済にも対応している。






