Bonk（BONK）の価格が急騰しており、2025年7月だけで185％以上の上昇を記録した。この動きにより、Bonkは主要なミームコインの中でも最も高いリターンを示した銘柄の一つとなっている。
現在、Bonkの保有者数は100万人に迫っており、運営チームはこの節目を迎えた段階で大規模なトークンバーン（焼却）を実施すると発表している。Bonkは重要なレジスタンスレベルに差しかかっており、一部のトレーダーの間では、ライバルであるPepeを抜いて時価総額で第3位のミームコインになる可能性も取り沙汰されている。
一方で、新たに登場したミームコイン「TOKEN6900（T6900）」は、100倍の成長ポテンシャルを追い求める投資家たちから、すでに63万ドル（約1,020万円）以上の資金を調達している。2024年に注目されたSPX6900の成功を背景に、T6900は「約束なし」「透明性重視」という姿勢で、次の大波に乗るミームコインとして注目されている。
Bonkの価格が185％急騰──強気のゴールデンクロスが形成
Solana（ソラナ）基盤のミームコインであるBonkは、2025年7月に再び市場の注目を集めた。記事執筆時点でのBonkの価格は0.000037ドル（約0.0058円）で、過去1週間だけでも約66％の上昇を見せている。時価総額は29億ドル（約4700億円）に達し、Dogecoin（ドージコイン）、Shiba Inu（シバイヌ）、Pepeに次ぐ第4位のミームコインとなっている。
Bonkは6月下旬に下降チャネルを上抜けし、その後3週間で185％超の上昇を記録した。この上昇により、20日および50日の指数平滑移動平均線（EMA）が200日EMAを上回り、強気のゴールデンクロスが確認されている。
短期的には、相対力指数（RSI）の過熱や0.00004ドル付近のレジスタンスにより、一時的な調整が入る可能性がある。
しかし、Bonkの中長期的な成長については、市場関係者の間でも楽観的な見方が広がっている。暗号資産アナリストのUnipcs氏によれば、Bonkのローンチパッド「letsBONK.fun」は9日連続で業界1位の取引シェアを維持し、平均して67％の市場シェアと日次収益120万ドル（約1億9,400万円）を記録しているという。
また、収益の58％がBonkの買い戻しおよびバーンに使われており、年間ベースでの買い圧力は2億5,500万ドル（約410億円）に達する可能性がある。これらの要因から、同氏はBonkの時価総額が100億ドル（約1兆5,700億円）に到達する可能性を指摘している。
この場合、Pepeを上回り、ミームコインの序列が入れ替わることになる。ただし、Pepe側の需要が急増しない限り、このシナリオは現実味を帯びている。7月16日には、letsBONK.funの収益が142万ドル（約2億3,000万円）に達し、Pump.funの70万9,000ドル（約1億1,400万円）を上回った。
BonkFun has maintained an average lead of 67.2% market share of the launchpad market over the past week
it has so far maintained its lead for 9 days straight now
it has consistently held 53 to 75% of market share over the past week
while generating an average daily fee of $1.2… pic.twitter.com/YPK0OIbBuw
— Unipcs (aka 'Bonk Guy') 🎒 (@theunipcs) July 14, 2025
一方で、Bonkのテクニカル指標が過熱気味であることから、一部のトレーダーは利益確定を行い、より高いリターンが期待できるプレセール銘柄、たとえばTOKEN6900などへ資金を移しつつある。
Bonkの上値余地に限界、投資家はTOKEN6900へシフト
Bonkが次の強気相場でPepeを抜く可能性はあるが、すでに時価総額の大きいブルーチップ（安定株）ミームコインであり、上値余地は相対的に限定的である。このため、仮想通貨市場のベテラン投資家たちは、TOKEN6900といった初期段階の銘柄へ資金を投じている。
TOKEN6900は、2023年に登場し、S&P500株価指数を風刺して一世を風靡したSPX6900（SPX）にインスパイアされたプロジェクトである。SPX6900は、早期投資家に対して6,800万％という異例のリターンをもたらしたが、アナリストの間では、同様のパフォーマンスを再現するのは困難との見方が一般的だ。
そのような背景から、次のSPX6900として期待されるのがTOKEN6900であり、「1,000倍」を狙うトレーダーの間で注目が集まっている。実際、仮想通貨の大型保有者（いわゆる「クジラ」）がTOKEN6900をプレセール段階で購入し始めており、最近では1万2,000ドル（約188万円）以上の取引が確認されている。
TOKEN6900のブランディングは、ミーム、2000年代初頭のノスタルジー、そして過剰な約束を避ける率直さを前面に出しており、虚飾に満ちた仮想通貨業界において異彩を放っている。
現在、TOKEN6900は0.0066ドル（約1.03円）という割引価格で購入できるが、この価格は24時間以内に引き上げられる予定だ。売り切れ前に購入するには、TOKEN6900の公式ウェブサイトにアクセスし、Web3対応ウォレットを接続する必要がある。Best Walletを利用している場合は、同アプリ内の「注目のトークン」一覧にもTOKEN6900が掲載されている。
さらに、プレセール期間中にTOKEN6900をステーキング（保有による報酬獲得）すれば、年間最大93％のリターンを得られる。
