
2025年9月9日(火)──ミームコインの取引価格が上昇し、市場全体の時価総額は800億ドル(約11兆9,000億円)を超えた。
Goatseus Maximus(GOAT)やAI Companions(AIC)といったトークンは過去24時間で約23%上昇し、市場全体の勢いを裏付けている。同様の活況はSnorter Bot Token(SNORT)のプレセールにも現れており、資金調達額はすでに380万ドル(約5億6,000万円)に到達した。
Snorterはソラナ(Solana)を基盤とするTelegram取引ボットで、ミームコイン市場におけるブレイクアウト(急騰局面)を検知する仕組みを備えている。強気相場はもちろん、弱気相場でも機能するよう設計されている。
特に「Fast Sniper」と呼ばれる高度な機能により、他のTelegramボットより早く機会を特定し、個人投資家に有利な取引環境を提供する。
現在のプレセール価格は1トークンあたり0.1039ドル(約15円)で、販売は急速に進んでいる。48時間以内に次のステージに移行する予定であり、価格はさらに上昇する見込みだ。
Muradの選定銘柄がミームコイン市場を主導
CoinGeckoのデータによると、9月9日時点でミームコイン市場は800億ドル規模に回復した。その中でも注目されるのが、「ミームコイン・スーパーサイクル」という言葉を広めたムラド・マフムドフ氏の選定銘柄だ。
同氏が注目するカテゴリーは前日比11.2%上昇し、続いてカエルをテーマにしたミームコインが8.5%、The Boy’s Clubが8.4%の伸びを記録した。
ムラド氏が推す銘柄の中で上昇率が高かったのは、Gigachad(GIGA)が13.2%、SPX6900(SPX)が9.9%だった。

また、ソラナ基盤のGOATとバイナンス基盤のAICが市場全体で最大の上昇銘柄となった。さらに、時価総額30億ドル(約4,500億円)をわずか2か月で達成し、トップ10入りした新興銘柄MemeCoreも過去24時間で19.2%上昇した。
ムラド氏は「最初の波はさらに大きな津波の序章に過ぎない」と繰り返し発言しており、スーパーサイクルの再来が意識されている。最近では「精神的」あるいは「信念に基づく」トークンを支持し、それらが個人投資家の資産を一夜にして変える可能性があると語っている。MemeCoreの急騰はその一例といえる。
Massive AGI disruption is coming.
Pure Belief Assets will be the biggest beneficiaries. pic.twitter.com/04UnRsWAWE
— Murad 💹🧲 (@MustStopMurad) August 3, 2025
もっとも、このようなトークンを早期に見抜いて投資することは難しく、多くの投資家が熱狂的な支持層に気付くのは上昇が一段落した後だ。
そこで役立つのが、自動化されたシステムである。Snorter Bot Tokenは、投資家の「勘」を排し、機会を自動的に探し出す仕組みとして開発が進められている。
なぜSnorterは暗号資産取引の「全天候型」パートナーなのか
Snorter Bot Tokenの現在の開発目標は、大きな値動きが起きる前にブレイクアウト銘柄を迅速に見つけ出し、手軽かつ低コストで取引できるようにすることだ。
その実現を支えているのがソラナ基盤の設計であり、ソラナ特有の高速かつ低コストな処理能力を活用している。これにより、ソラナ上のミームコインが急騰する前に検知することが可能となる。Telegramとの連携により、すべての操作がメッセージアプリ内で完結する点も特徴だ。
また、Snorterは混雑したパブリックエンドポイントではなく、専用のRPCインフラに接続しており、メンプール(未処理取引領域)に流れる情報をより早く取得できる。そのため、大口投資家の動きや流動性の流入をいち早く察知できる。
取引が検知されると、実行レイヤーが稼働し、MEV(最大抽出可能価値)対策を施したサブセカンド取引を可能にする。SNORTトークン保有者は、手数料を1.5%から0.85%に削減でき、Banana GunやMaestro、Trojanといった競合ボットよりも有利なコストで利用できる。
これらの仕組みにより、Snorterは強気相場・弱気相場を問わず、あらゆる局面でブレイクアウト銘柄を狙える「全天候型システム」として位置付けられている。
将来的なマルチチェーン対応
次に注目されるのは、Snorter Bot Tokenがソラナ以外のエコシステムにも対応できるかどうかだ。MemeCoreのように短期間で急騰するトークンを捉えるには、マルチチェーン戦略が不可欠とされる。
Snorterはまずソラナでの展開を重視しているが、ロードマップにはマルチチェーン対応が含まれている。今後はバイナンスやイーサリアム(Ethereum)といった主要チェーンへの拡張が計画されており、幅広い暗号資産市場をカバーすることを目指す。
対象チェーンが広がれば、それに比例してSNORTトークンの需要も増す。利用者が手数料割引を求めてトークンを保有する動きが強まり、Snorterエコシステムの中核資産としての位置付けがさらに強化される見込みだ。
Snorter Bot Tokenのプレセールに参加して次のMemeCoreを狙う
Snorter Bot Tokenの公式サイトから、SOL、ETH、BNB、USDT、USDC、さらにはクレジットカードを用いて参加できる。
推奨されているのは、WalletConnect認証済みの「Best Wallet」で、暗号資産やビットコインの代表的なウォレットの一つとして広く認知されている。プレセール残高はアプリ内に直接表示され、受け取りも容易だ。さらに「Upcoming Tokens」セクションを通じて新規プロジェクトへの早期アクセスも可能になる。
Best WalletはGoogle PlayおよびApple App Storeからダウンロードできる。
最新情報はSnorterのX(旧Twitter)やInstagramコミュニティで確認できる。
