
パイネットワーク 価格は今週の下落相場を耐え、重要なサポート水準を維持している。Stellarネットワークのバリデータは「Whisk」と名付けられたプロトコル23への投票を控えており、パイエコシステムを後押しする可能性がある。さらに、Onramp MoneyはPIトークン統合を正式発表し、メインネットウォレットアドレスの利用を呼びかけた。
技術アップグレードとOnramp統合
パイネットワークは改良版Stellarプロトコルを基盤として構築されており、17時(GMT)に予定されているプロトコル23への投票に備えている。このアップグレードではイベントの統合や並列トランザクションの導入など、ブロックチェーン開発を加速させる重要な改善が盛り込まれる。
⚠️ Update on $PI Listing
✅ When purchasing $PI via Onramp Money, please ensure you’re using your Pi Mainnet wallet address (not Testnet).
🚫 There’s no whitelist requirement.
👉 https://t.co/zXTK8k3LgU@PiCoreTeam https://t.co/euyy0c90QL
— Onramp Money (@onrampmoney) September 2, 2025
パイネットワークは独自のPiプロトコルを通じ、アップグレードを取り込みつつLinux版Piノードの展開を発表しており、エコシステム全体の開発速度を高める狙いだ。今後は2つのテストネットを経てメインネットに移行する計画であり、必要に応じて一時的な停止も予想される。さらに、パイユーザー(パイオニア)がメインネットに参加するための本人確認(KYC)プロセスは、今回のアップグレードによって分散化が進み、他組織への権限移譲も可能になる。
一方、Onramp Moneyは月曜にPIトークンの統合を発表した。同社は、サービスをKYC認証済みアドレス専用とするため、テストネットアドレスではなくメインネットウォレットアドレスの利用を強く推奨している。
パイネットワーク 価格は重要な下値を維持
現在パイネットワーク 価格は0.3400ドル(約50円)を上回り、前日の上昇分を確保している。8月1日に記録した0.3220ドル(約47円)の安値が主要サポートとなっており、相場の下支えとなっている。

相対力指数(RSI)は43まで上昇し、価格推移との間に強気のダイバージェンスが見られる。上昇基調を確認するには、スーパートレンド指標が示す0.4100ドル(約61円)を明確に上抜ける必要がある。これは5月から続く下降チャネルを突破する重要なサインとなるだろう。
一方で、0.3220ドルを割り込むと、0.3000ドル(約45円)まで下落するリスクも残されている。
次の投資機会:PEPENODEに注目
パイネットワーク 価格が安定する中で、投資家が次に注目すべきプロジェクトとして浮上しているのがPEPENODEだ。ユニークな「Mine-to-Earn」モデルを採用し、仮想通貨報酬を得ながらエコシステムの成長に参加できる仕組みを持つ。
パイネットワークの展望を見守りつつ、新興プロジェクトPEPENODEをポートフォリオに組み込むことで、より大きな成長の波を狙うことができる。
