暗号資産市場は足元で重要な転換点を迎えている。既存銘柄は規制強化の影響を受ける一方、世界的なエネルギー規制によりハードウエア型マイニングは限界に近づいている。こうした中、実用性を重視した新世代のミームコインが存在感を高めている。
この環境下で有力な投資対象として注目されているのがPepenodeだ。同プロジェクトはPepeブランドの拡散力に加え、環境負荷を抑えた仮想マイニングの仕組みを組み合わせている。すでに約247万ドル(約3億8000万円)を調達している。
プレセールは最終局面に入り、トークンが市場取引に移行する前にポジションを確保しようとする動きが投資家の間で強まっている。
Cango、EWCLから1050万ドル調達でビットコイン採掘を拡大
ビットコイン(BTC)採掘を手がけるCangoは29日、Enduring Wealth Capital Limited(EWCL)から1050万ドル(約16億2000万円)の追加投資を受けると発表した。EWCLは1株1.50ドルでクラスB普通株700万株を取得し、同社の成長資金を支援する。
契約によると、クラスB株は1株につき20の議決権を持つ。取引完了後、EWCLの持株比率は約2.81%から約4.69%に上昇し、議決権比率も36.68%から約49.61%へと大きく高まる見通しだ。
🚨 Big news! Our major shareholder Enduring Wealth Capital Limited (EWCL) is boosting its investment with a US$10.5M commitment at US$1.50/share.
A strong signal of confidence in our roadmap across Bitcoin mining, AI compute, and energy.
🔗 Learn more: https://t.co/rgzTL6FkhH…
— CANGO (@Cango_Group) December 29, 2025
Cangoのポール・ユーCEOは、今回の投資は同社の長期戦略に対する強い信頼の表れだと説明した。調達資金は2026年に向け、採掘効率の向上や設備更新、エネルギーおよびAI計算分野の戦略資産取得に充てるとしている。
同取引はニューヨーク証券取引所の承認などを経て、2026年1月に完了する見込みだ。
大規模採掘と対照的に、個人投資家は分散型へ移行
Cangoのような企業が産業規模の採掘設備に投資を拡大する一方、個人投資家の間ではより参加しやすい分散型マイニングへの関心が高まっている。効率性を重視する動きが進む中、Pepenodeは初期投資を抑えて採掘に関われる選択肢として評価を集めている。
同プロジェクトは騒音や電力消費の大きい物理設備に代わり、デジタルノードを用いた「バーチャルマイニング」と「Mine-to-Earn」型のゲーム要素を提供している。
Pepenodeプレセール残り8日、最終参加機会に
Pepenode(PEPENODE)は、見た目ではなく採掘の仕組みそのものを中核に据えた設計が特徴だ。利用者は仮想的な採掘環境を構築・運営し、ノードの組み合わせや強化判断、長期的な拡張戦略によって成果が左右される。
進行は単純作業ではなく意思決定の質に依存するため、市場が停滞する局面でも遊び続けられる設計となっている。報酬は効率と参加度に連動し、過度なトークン発行を抑制できる点も特徴だ。
多くのGameFiプロジェクトが供給過多で失速する中、同プロジェクトはゲーム内強化と連動した70%のバーン機構を採用し、流通量を段階的に減らす仕組みを整えている。
価値をゲーム内に留め、即時売却を促さない構造により、2026年に向けた有力候補として注目度が高まっている。暗号資産インフルエンサーのClayBroも、現時点で有望な銘柄の一つと評価している。
プレセールは残り8日となり、現在は価格発見よりも参加タイミングが焦点となっている。プレセールは固定価格で提供される一方、上場後は市場変動の影響を直接受ける。
購入価格は1トークン0.0012161ドルで、ETH、BNB、USDT、クレジットカード、デビットカードに対応する。購入後は即時ステーキングが可能で、最大年率541%の変動報酬を得られる仕組みとなっている。Best Walletなど主要ウォレットからの接続にも対応している。






