BinaryXが35%急騰で過去最高値を更新、新鋭アルトコインSolaxyも次に爆発するか?
BinaryX(BNX)は、過去24時間で35%急騰し、これまでの過去最高値を更新した。 BNB Chain上に構築されたこのGameFi(ゲーム×金融)プラットフォームは、ブロックチェーンゲーム業界が健在であることを証明するかのように盛り上がりを見せている。 では、新たなSolana(ソラナ)系レイヤー2プロジェクト「Solaxy(SOLX)」は、BNXに続き次なる注目銘柄となるだろうか。 BinaryXが急騰、GameFiプラットフォームが記録的な高値を更新 BinaryXは、ブロックチェーンベースのゲームを楽しみながら暗号資産を稼ぐことができる「遊び場」のような存在だ。 元々はデリバティブ(金融派生商品)プラットフォームだったが、後にゲーム分野へと事業を転換。現在は「CyberDragon」や「CyberChess」といった人気タイトルを提供している。 しかし、BinaryXの魅力はゲームだけではない。他のゲーム開発者向けに、資金調達やサポートを行うローンチパッド(新規プロジェクト支援機能)も提供している。 これらの仕組みは、DAO(分散型自律組織)を通じてBNX保有者によって運営されており、コミュニティ主導で方針が決定される。 本日早朝には過去最高値となる1.98ドル(約296円)を記録し、その後はやや調整して1.72ドル(約257円)付近で推移しているが、依然として買い勢力が優勢だ。 現物取引の出来高は前日比306%増の6億3,700万ドル(約954億円)に達し、BNXは現在、世界で14番目に取引量の多い暗号資産となっている。 LitecoinやSuiなどの取引量も上回っており、市場での注目度が一段と高まっている。 BinaryX急騰の背景とは 今回の急騰には、いくつかの要因が重なっている。 まず注目されたのが、トークン「FORM」へのスワップ(交換)に関する発表だ。 BinaryXは、ローンチプラットフォームの名称を「Four.Meme」から「Four」へと変更したが、これに伴い、ネイティブトークンである「FOUR」がミームコイン市場で多く使用されていることが問題視された。 そのため、チームはティッカー(通貨記号)を「FORM」へと変更することを決定。BNX保有者は1:1の比率でBNXをFORMへ交換できる。 この発表はコミュニティから好意的に受け止められ、今週からスワップが開始されることもあり、期待感が価格上昇を後押しした。 さらに、昨年7月に実施されたBNXのトークンバーン(焼却)の影響も大きい。 このバーンでは、BNXの供給量の74%が永久に消滅したため、供給減による価格押し上げ効果が今まさに現れている。 ...