ビットコイン価格が1%上昇──223%のAPYを誇る注目のICO 仮想通貨に投資家が殺到
2025年7月23日午後11時24分(米東部時間)時点で、ビットコインの価格は前日比1%上昇し、118,945.53ドル(約1,860万円)となっている。一部の投資家が仮想通貨へのエクスポージャーを強めていることが背景にある。 仮想通貨調査企業アーカム・インテリジェンスによると、イーロン・マスク氏のスペースXに関連するアドレスが、3年ぶりにオンチェーンでの動きを見せ、1,308ビットコイン(約1億5,550万ドル相当)を移動させた。このBTCは16のP2PKHアドレスから引き出され、SegWit対応の単一のP2WPKHアドレスに統合された。 ビットコイン価格は抵抗線の下で推移、突破の可能性は? 過去数日間、ビットコイン価格は120,372.33ドル(約1,880万円)の抵抗線を下回る水準で推移している。これまで何度かこの水準を突破する場面はあったものの、日足でこの価格を上回って引けたことはない。 TradingView それでも、買い圧力は衰えておらず、強気派は依然としてBTCを支持している。仮にこの抵抗線を明確に上抜けることができれば、ビットコインは過去最高値(ATH)を更新する可能性がある。 一方で、120,372.33ドルの水準で再び反落すれば、次のサポートラインである112,634.85ドル(約1,760万円)への調整も想定される。極端な場合、売り圧力が続けば、104,467.51ドル(約1,630万円)まで下落するリスクもある。 テクニカル指標は短期的な下落を示唆 テクニカル分析では、ビットコイン価格が今後24〜48時間の間に下落する可能性を示唆している。特に注目されるのは、MACD(移動平均収束拡散法)とRSI(相対力指数)の動きだ。 MACDラインとシグナルラインはほぼ同水準で推移しており、直近の動きではMACDラインが下落してシグナルラインに近づいている。これは強気の勢いが弱まっている兆候と考えられる。 また、RSIも過去1週間で単純移動平均(SMA)を下回って以降、その上に回復できていない。この状況は、トレーダーにとって売り手が市場の主導権を握ったサインと受け取られる可能性がある。さらに、RSIの傾きが下向きであることから、売り圧力の強まりも示唆されている。 こうした中でも、一部の投資家はBitcoin Hyper(HYPER)への投資を進めている。登録者数72万人超の人気YouTubeチャンネル「99Bitcoins」は、HYPERを「今買うべきICO仮想通貨の一つ」として紹介している。 ソラナ級の高速処理がビットコインに──Bitcoin Hyperがもたらす革新 ビットコインは長年にわたり仮想通貨市場での優位性を維持しているものの、レガシーブロックチェーンとしては速度やスケーラビリティの面で遅れを取っている。だが、Bitcoin Hyperはレイヤー2のスケーリング技術を活用し、この課題を解決しようとしている。 同プロジェクトはSolana Virtual Machine(SVM)上に構築されており、ソラナのような高速処理をビットコインエコシステムにもたらす見込みだ。 ...