Ripple（リップル）は、世界的な財務管理システムのリーダーとそのフォーチュン500企業顧客への直接アクセスを得て、XRP価格予測を後押しする新たな材料を加えた。
GTreasuryの10億ドル（約1,580億円）の買収により、このアルトコインは数兆ドル規模の企業財務市場の中心に位置づけられ、その基盤を支えるインフラとなった。
Rippleのブラッド・ガーリングハウスCEOによれば、XRPL（XRP Ledger）は従来の金融システムとブロックチェーン技術を橋渡しし、世界的な資金移動の停滞によって「膨大な資金」が拘束されている問題を解決できるという。
Today, Ripple is breaking into the $120T corporate treasury payments market with the $1B acquisition of GTreasury.
The past few years have reminded this industry why payments, first and foremost, is THE primary use case for crypto and blockchain. Payments are where Ripple first…
— Brad Garlinghouse (@bgarlinghouse) October 16, 2025
これにより、世界最大級の企業が即時決済を実現し、新たな事業領域を開拓できる可能性がある。
トラディショナル金融（TradFi）がWeb3と融合する中で、世界の企業や財務担当者は、ステーブルコイン（価格が安定した暗号資産）やトークン化された預金などのデジタル資産を大規模に管理する必要に迫られている。この変化を主導する体制が整っているのがXRPLである。
そして、XRPLの基盤を支えるユーティリティトークンであるXRPは、その資本の一部を取り込むことが期待される。
リップル 今後：伝統金融のさらなる採用でXRPは急騰する可能性
TradFi（従来型金融）の需要拡大は、XRPが長期的な上昇トレンドを突破するための原動力になり得る。
サポートライン付近の2.30ドル（約360円）で二重底が形成されており、より強力な反転パターンが示されているため、近い将来にブレイクアウトが起こる可能性がある。
モメンタム指標もその水準を打ち上げ台として支持している。RSI（相対力指数）は再び30付近の売られ過ぎ水準に近づいており、MACDヒストグラムもシグナルラインの下で横ばいに推移していることから、局所的な底を示唆している。
主要なブレイクアウトの水準は3.40ドル（約540円）にあり、このレジスタンスがサポートへと転換すれば、XRPは260％上昇し、8ドル（約1,260円）のテクニカルターゲットに到達する可能性がある。
短期的には、2.70ドル（約420円）の需要ゾーンから反発するかどうかを見極める必要がある。これが確認されれば、二重底パターンを超える持続的な上昇トレンドが裏付けられる。
さらに長期的には、GTreasuryの買収や現物ETFといった新たな資本流入の接点が整いつつあり、15ドル（約2,360円）という大きな目標値を支える基盤となる。これは545％の上昇余地を意味する。
PepeNode：受動的収益の新しい進化形
Dogecoinが模倣コインの波を引き起こしたように、今回のサイクルではPepeが暗号資産市場の文化的象徴となっている。
その流れを受け、PepeNode（PEPENODE）はこれまでのPepeにはなかった要素――実際の受動的収益――を導入している。
Shiba InuがDogecoinの勢いにステーキングを加えたように、PepeNodeはさらに一歩進め、現代市場向けに設計された新しい「マイン・トゥ・アーン（M2E）」モデルを採用している。
高額なハードウェアも複雑な設定も不要で、ログインしてノードを取得し、リグを積み上げるだけで主要ミームコインからの報酬を獲得できる。
統計も良好である。プレセールはすでに180万ドル（約2億8,400万円）を突破し、初期のステーカーは最大700％のAPY（年利換算利回り）を得ている。
さらに、リグやノードに使用されたPEPENODEの70％が焼却される仕組みにより、長期的なトークンの希少性と価値の維持が支えられている。
リスクとリターンが大きい市場に資金が再び流入する中で、PepeNodeはギャンブル的要素を避けつつ、ミームコインの勢いからより安定的に利益を得る新たな手段を提示している。
