
4月が近づく中、暗号資産市場は2月から3月初旬にかけての複数回の暴落を経て、回復の兆しを見せている。今週、当メディアでは、クジラ(大口投資家)が多くのビットコイン(BTC)を取引所から移動させたことを報じた。これは通常、市場にとって好材料とされる。
ビットコイン価格の本格的な回復を待ちながら、現在1枚5円(約0.05ドル)未満で購入できる注目のアルトコイン3銘柄を紹介する。いずれも4月に10倍を狙える可能性を秘めている。
Solaxy – 今最も注目すべきアルトコインか
Solaxy(ソラクシー)は、現在、暗号資産市場における最も注目されているプレセールプロジェクトの一つだ。現在の販売価格は0.001672ドル(約0.25円)で、48時間ごとに価格が引き上げられている。すでに2,750万ドル(約41億円)以上の資金を調達しており、市場の関心を集めている。
Solaxyは、Solana(ソラナ)のスケーラビリティ(拡張性)やネットワーク混雑といった問題を解決するための、Solana専用のレイヤー2(第2層)ソリューションだ。
本プロジェクトは、Solanaの上にもう一つのネットワーク層を構築し、メインチェーン外で多くのトランザクション(取引)を処理することで、取引速度の向上を目指している。Solanaはユーザーが増えすぎると処理速度が低下するが、Solaxyはこのボトルネックを解消する。
さらに注目すべきは、SolanaとEthereum(イーサリアム)の間をシームレスに接続する機能だ。これにより、ユーザーは両ネットワーク間で資産をスムーズに移動できる。この相互運用性は、双方のネットワークの利点を最大限に活かすことを可能にする。
また、Solaxyはリアルタイムでネットワークの問題を検知し、トラブルを未然に防ぐスマートなツールを搭載している。多くの専門家は、SolaxyのSOLXトークンが、ローンチ後に8倍の値上がりを記録したPepe Unchained(ペペ・アンチェインド)のような成長を遂げる可能性があると予測している。数週間以内にローンチ予定のSolaxyは、今後も注視すべき存在だ。
BEAM – 今月注目される割安な暗号資産
BEAM(ビーム)は今月、30%の価格上昇を記録し、時価総額は約4億2,000万ドル(約625億円)に達した。しかし、依然として昨年の最高値から80%下落した水準にある。現在の価格は1トークンあたり0.0084ドル(約1.3円)と割安感があり、4月の市場回復次第では大幅な上昇が期待されている。
BEAMは、プライバシー(匿名性)に特化したプロジェクトだ。Mimblewimble(ミンブルウィンブル)とLelantusMW(レランタスMW)という特殊な技術を採用しており、取引の際に送信元や金額が他人に見えない仕組みとなっている。すべての取引が公開されるビットコインとは異なる特徴を持つ。
また、未使用コインのみを保存する設計により、ブロックチェーンの容量が抑えられ、処理速度も向上している。GPUによるマイニング(採掘)が可能なため、専用のマシンを必要とする暗号資産よりも、多くの人がマイニングに参加できる点も強みだ。
ビットコインと同様、BEAMも発行上限が設定されている。現在は1ブロックごとに25 BEAMが発行されているが、将来的にこの報酬は段階的に減少する予定だ。新規発行が減ることで、希少性が高まり、価格上昇が期待される。
さらに、BEAMネットワーク上では、タイムロック付き送金や異なる暗号資産間のスワップ(交換)など、プライバシー機能を活かしたアプリケーションを構築することが可能だ。ただの送金手段にとどまらない多機能性が、BEAMの魅力である。
Meme Index – 間もなく終了する注目のプレセール
Meme Index(ミーム・インデックス)のプレセール価格0.0166883ドル(約2.5円)での購入は、残りわずか8日間となった。すでに410万ドル(約6億1,000万円)以上の資金を集めており、多くの投資家がその将来性に期待を寄せている。
本プロジェクトは、一般的なミームコインとは一線を画している。1つのミームコインに賭けるのではなく、複数の銘柄に分散投資するインデックス(指数)型の仕組みを採用している点が特徴だ。リスクレベル別に複数のインデックスが用意されている。
たとえば、「Titan Index(タイタン・インデックス)」には、Dogecoin(ドージコイン)やShiba Inu(シバイヌ)といった既に実績のあるミームコインが含まれる。一方で、さらなる成長を狙うなら、中規模プロジェクト(時価総額2億5,000万ドル~10億ドル)に焦点を当てた「Moonshot Index(ムーンショット・インデックス)」がある。
登録者数10万2,000人を誇る人気YouTuberのCrypto Nautic(クリプト・ノーティック)氏も、最新の動画で「MEMEXは、全てを支配する1枚だ」と称賛している。
さらにリスクを取れる投資家向けには、時価総額5,000万ドル~2億5,000万ドルの小型案件を追う「MidCap Index(ミッドキャップ・インデックス)」や、新規かつハイリスクなトークンに特化した「Frenzy Index(フレンジー・インデックス)」も存在する。
Meme Indexの最大の特徴は、トークン保有者が投票によりインデックス内の銘柄を決定する点だ。これにより、市場のトレンドを反映した柔軟な構成が可能となっている。また、MEMEXトークンはステーキング(預け入れ)することで報酬を得ることもできる。
さらに、ミームコイン市場では珍しく、スマートコントラクトの監査を完了しており、セキュリティ面でも一定の信頼性を確保している。ミームコイン分野に投資を検討している人にとって、プレセール終了前にMEMEXを検討する価値は大きいと言えるだろう。
