ドージコイン 今後をめぐり、新たなミームコインブームの波が始まろうとしている。BitwiseによるDOGE ETF(上場投資信託)の申請が、証券取引委員会(SEC)によるブロックがなければ自動承認される可能性が高まり、市場の注目が集まっている。
取引量の急増とソーシャルメディア上での関心回復が重なり、DOGEのブレイクアウト期待が高まっている。同時に「Maxi Doge(マキシ・ドージ)」のプレセールが397万ドル(約5億9500万円)を突破し、新たなミームコイン旋風の兆候を示している。
DOGE ETFへの期待が価格を押し上げる
トレーダーの注目はBitwiseの現物DOGE ETFに集まっている。このETFは申請から20日以内に自動承認される可能性があり、承認されれば伝統金融(TradFi)市場から新たな資金流入が見込まれる。

申請発表後、ドージコイン(DOGE)は12%上昇し、24時間取引量は227億ドル(約3兆3900億円)を突破した。これは取引活動が14%増加したことを意味し、クジラ(大口投資家)による蓄積も確認されている。
ETFが承認されれば、DOGEは「単なるミーム」から「制度的流動性を持つ資産」への転換点を迎える。これは2025年第4四半期に向けて、0.50ドル(約75円)のレジスタンス再試を後押しする可能性がある。
テクニカル指標が示す買い圧力
12日、DOGEは0.1815ドル(約27円)を突破し、出来高が平均の約2倍に達した後にわずかに反落した。RSI(相対力指数)は中立水準へ回復し、MACDも買いシグナルを維持している。

時価総額は270億ドル(約4兆円)を超え、発行枚数1517億DOGEの供給構造から見ても、依然として上昇余地が残る。短期的には0.1800ドル(約27円)のサポートを維持しつつ、0.1835〜0.1840ドルの抵抗突破が焦点となる。
アナリストの中には、機関投資家の資金流入次第で0.50ドル(約75円)への上昇、さらに1ドル(約150円)を目指す可能性を指摘する声もある。一方で、ETFが不承認となる場合、0.15ドル(約22円)割れから0.09ドル(約13円)への下落リスクも残る。
ソーシャルサイクルが再びDOGEを中心に回る
ドージコイン 今後を語る上で、ミームコイン市場のサイクルは無視できない。2021年にはDOGEの上昇がシバイヌ(SHIB)、フロキ(FLOKI)、ボンク(BONK)など一連のブームを生んだ。

今回も同様の動きが見られる。DOGE関連の取引とソーシャルメディア上の話題が増加し、ETH(イーサリアム)など大型アルトからの資金回帰が進んでいる。DOGE/ETHペアが安定を見せている点も、この回帰を裏付けている。
Maxi Doge(マキシ・ドージ)の台頭
ドージコインの勢いを背景に、より高いリターンを求める投資家は新興トークン「Maxi Doge(マキシ・ドージ)」に注目している。同トークンは高利回りステーキング(年利78%)とミーム性を組み合わせた設計で、プレセールはすでに397万ドル(約5億9500万円)を突破した。

トークン価格は0.0002675ドル(約0.04円)で、次の価格引き上げまで残り時間はわずかとされる。プロジェクトは「CryptoDNES」「InsideBitcoins」「99Bitcoins」などの媒体による信頼保証を受けており、透明性を確保している。
DOGEが再び市場の主役となる中、Maxi Dogeは次なる「SHIB」級のパラボリック上昇を狙うポジションにある。ミームコインシーズン再来の波は、再びDOGEを中心に広がっていく可能性が高い。






