
ビットコイン価格は過去24時間で1%以上上昇し、米東部標準時の午後10時12分時点で83,158.08ドル(約1,250万円)となった。投資家がビットコインを積極的に買い始めたことが背景にある。
この小幅な上昇は、ブラックロック(BlackRock)のラリー・フィンクCEOが年次書簡の中で、米国の債務増加が投資家をビットコインに向かわせ、結果としてドルの基軸通貨としての地位が脅かされる可能性があると警告したことを受けた動きである。
ビットコイン価格、サポートラインから反発し強気のチャネルを形成

ビットコインは過去24時間で81,426.96ドル(約1,220万円)のサポートラインから反発し、その後4時間足チャート上で高値と安値を切り上げる形で強気チャネルを形成している。もしこのレンジ内での推移が続けば、83,182.90ドル(約1,251万円)のレジスタンスラインをサポートに転換する可能性がある。その場合、価格は最大で84,837.53ドル(約1,275万円)まで上昇する余地がある。
一方で、83,182.90ドルの水準で反落した場合、4時間足チャート上に形成された上昇チャネルの下限を下抜けるリスクがある。これにより、再び81,426.96ドルのサポートを試す展開になる可能性があり、この水準を防衛できなければ、ビットコイン価格は80,110.00ドル(約1,204万円)まで下落することも考えられる。
ビットコイン、4時間足チャート上で強い上昇シグナルを示す
テクニカル分析の観点から見ると、移動平均収束拡散法(MACD)や相対力指数(RSI)などの指標が、短期的にビットコイン価格の上昇を示唆している。過去24時間で両指標ともに、強気のテクニカルサインを点灯させた。
特に、MACDラインがシグナルラインを上抜けたことは、トレーダーにとって強気トレンド入りのサインとされる。また、両ライン間の乖離が拡大しており、上昇の勢いが強まっていることが分かる。これにより、ビットコイン価格は今後24時間でさらに上昇する可能性がある。
さらにRSIも、過去24時間で単純移動平均(SMA)を上抜けた。これは買い勢力が優位になりつつあることを示すシグナルであり、RSIが50を上回れば、この優位性が確定する可能性がある。現在のRSIの上向きの傾きからは、その可能性が高いと読み取れる。
こうしたテクニカル的な強気の動きを背景に、投資家の関心は「BTC Bull Token(BTCBULL)」という新たなプレセール中のミームコインに集まっている。このトークンは、保有者にビットコインを無料で配布する特徴を持ち、ポートフォリオ拡大の手段として注目されている。
著名な仮想通貨系YouTubeチャンネル「99Bitcoins」(登録者数72.5万人以上)のアナリストを含む複数の専門家が、BTCBULLの将来的な高騰を予想している。同アナリストは、BTCBULLがローンチ後に10倍に成長する可能性があると述べている。
保有者にビットコインを配布するミームコイン―今注目の暗号資産か?
BTC Bull Tokenは、ビットコインをテーマにしたミームコインで、最大の時価総額を持つ暗号資産であるビットコインが新たな高値を記録するたびに、保有者に報酬として無料のビットコインを配布する仕組みとなっている。また、一定の価格達成時には、BTCBULLトークンのバーン(焼却)も実施される。
プロジェクトの公式サイトによると、初回のビットコイン配布はBTCが初めて15万ドル(約2,260万円)に到達した際に行われ、その後は5万ドル(約750万円)ごとに追加配布が行われる予定だ。一方、初回のトークンバーンは12万5,000ドル(約1,880万円)に達した時点で実施され、それ以降も5万ドル刻みで継続的にバーンが行われる。
このような仕組みにより、BTCBULLにおいては需要と供給のバランスが供給過少に傾く可能性がある。無料のビットコイン配布を目当てに投資家がBTCBULLを購入する中で、供給が減少すれば価格上昇圧力が高まることが予想される。つまり、BTCBULLはビットコインを得る手段であると同時に、それ自体が高騰の可能性を秘めた有望な暗号資産といえる。
ブラックロックのフィンク氏が、米国債務の拡大により人々がビットコインに向かうと予測する中、ETF(上場投資信託)を通じた間接投資ではなく、直接ビットコインを購入せずとも保有できるコスト効率の良い方法として、BTC Bull Tokenのようなプロジェクトが注目されている。同様の仕組みを持つプロジェクトは他になく、BTCBULLは唯一の存在である。
プレセールで投資家が殺到、BTCBULLは430万ドル以上を調達
現在進行中のプレセールにおいて、BTCBULLはすでに430万ドル(約6億4,800万円)以上の資金を調達しており、初期段階にもかかわらず市場の強い関心を示している。
投資希望者は、プロジェクト公式サイトの購入ウィジェットを通じて、仮想通貨またはクレジットカードで1トークンあたり0.00244ドル(約0.36円)でBTCBULLを購入できる。また、同トークンはプレセール中にステーキング(預け入れ)することも可能で、年率97%の利回りが提供されている。
次回の価格引き上げまで残り約2日となっており、より有利な価格で購入したい場合は早めの判断が求められる。
BTCBULLの詳細は公式サイトで確認可能である。
