ドナルド・トランプ前米大統領が、自身のSNS「Truth Social」で連邦準備制度理事会（FRB）に対して大胆な提案を行い、仮想通貨業界に衝撃を与えた。彼は政策金利を3％（300ベーシスポイント）引き下げるべきだと主張したのだ。
同氏は、現在の金利水準は高すぎるとし、「米国は1ポイントあたり年間3,600億ドル（約58兆5,600億円）もの借り換えコストを支払っている」と述べた。
こうしたホワイトハウスからの圧力にもかかわらず、FRBは7月29日～30日に開催される次回のFOMC（連邦公開市場委員会）では、慎重な姿勢を維持すると予想されている。
しかし、仮にサプライズで利下げが実施された場合、投資家のリスク選好が一気に高まり、ビットコインなどの暗号資産（仮想通貨）への資金流入が加速する可能性がある。
たとえ今回の会合で利下げが見送られたとしても、年内どこかのタイミングでFRBが方向転換（ピボット）に踏み切るという見方は根強い。
ChatGPTにこのマクロ経済の変化について尋ねたところ、次回FOMCまでに注目すべきおすすめ仮想通貨4選を提示した。
1. Bitcoin Hyper（HYPER）──今買うべき仮想通貨、速くて安価な取引を実現するビットコインL2
ChatGPTが最も注目しているアルトコインのひとつがBitcoin Hyper（HYPER）である。その理由は明確だ。
この新しいプロジェクトは、ビットコインのエコシステムを大幅に強化しようとしており、すでにビットコインが過去最高値を更新する中、そのユーティリティ（実用性）をさらに高める可能性がある。
特に注目されているのが、Solana Virtual Machine（SVM）を統合した最先端のレイヤー2（L2）を構築し、非カストディアル（自己管理型）の分散型ブリッジを使って、高速かつ低コストの取引を実現する点である。
このブリッジにより、ビットコイン（BTC）は「ラップドBTC」に変換され、HyperのL2上でDeFi（分散型金融）、NFT取引、レンディング、ステーキング、スワップといったWeb3アプリで利用可能になる。
価格予測によると、HYPERは2025年に0.32ドル（約50円）に達する可能性があり、現在の価格から2,700％の上昇が見込まれている。
現在HYPERはプレセール中で、価格は1トークンあたり0.0123ドル（約2円）。これまでに310万ドル（約5億円）以上の資金を調達している。
2. Pepe（PEPE）──今後のブルサイクルで注目されるミームコイン
ChatGPTが選んだもうひとつの注目銘柄は、ミームコインの代表格Pepe（PEPE）である。
このコインの魅力は、そのミーム性と、仮想通貨市場全体が強気ムードに包まれた際の爆発力にある。特に、現在の時価総額が話題性の割に小さく、潜在的な上昇余地が大きいとされている。
テクニカル面でもポジティブな兆候が見られ、PEPEは直近7日間で21％上昇。三角持ち合いからのブレイクアウトを確認しており、上昇トレンドへの転換が示唆されている。
さらに、10日・20日・50日の指数平滑移動平均線（EMA）がすべて上向きとなっており、直近では10日EMAを反発した形となっている。これは強い買い圧力を示す典型的なパターンだ。
3. Snorter Token（SNORT）──Telegramで直接取引できる新型ミームボット
仮想通貨の普及が進むにつれ、ミームコイントレーダーの数も急増する見込みだ。その中で注目されているのが、Snorter Token（SNORT）である。
このプロジェクトは、Telegram上で動作する新しいトレーディングボット「Snorter Bot」の開発を進めている。チャットにコマンドを入力するだけで売買ができ、別途アプリや取引所を利用する必要がない。
シンプルなUIとは裏腹に、Snorter Botには高度なスナイピング機能やコピー取引、ラグプル・ハニーポット・フロントラン・MEV攻撃などへの対策も実装されている。
SNORTトークンを保有することで、業界最安水準の取引手数料（0.85％）、詳細な分析ツール、そして現在利回り199％のステーキング報酬も受け取ることができる。
価格予測では、年末までに0.94ドル（約147円）まで上昇し、最大で850％のリターンが見込まれている。現在プレセール中で、1トークンは0.0985ドル（約15円）、すでに約200万ドル（約3億1,600万円）を調達している。
4. XRP（XRP）──国際送金の巨頭に追い風、スマートコントラクト実装も視野
XRPも2025年にかけて再び注目される銘柄となりそうだ。仮想通貨取引所Geminiは、ステーブルコイン（価格が安定した仮想通貨）規制の明確化や、米証券取引委員会（SEC）によるリップルへの訴訟取り下げなどを背景に、XRP価格の上昇を予測している。
さらに、イーサリアム互換のサイドチェーンによるスマートコントラクト機能の導入も進んでおり、開発者の利用拡大が期待されている。
加えて、株式や債券など実世界の資産をトークン化する動きが進む中、XRPはその流れの恩恵を受ける立場にある。
現在は下降三角形パターンからのブレイクアウトを見せ、直近7日間で32％上昇。過去最高値の3.3991ドル（約530円）を目指す動きも視野に入っており、さらに4ドル（約625円）台への上昇も現実的なシナリオだ。
まとめ
FRBが近く利下げを実施すれば、仮想通貨市場全体にリスク選好ムードが広がる可能性がある。その中で、Bitcoin Hyper（HYPER）やSnorter Token（SNORT）のような新興トークンは、大きな成長のチャンスを迎えるかもしれない。
ただし、仮想通貨への投資は非常に高いリスクを伴う。市場のボラティリティが大きいため、投資判断はあくまで自己責任で行うべきである。本記事は投資助言ではない点に留意していただきたい。
