
Bitwiseは、Dogecoin(ドージコイン)ETFに関する申請書を修正し、ブローカーやディーラーが現物(インカインド)での償還を行えるよう提案した。
現在、米国で認可されているすべてのETFは現金償還方式を採用している。この方式では、ブローカーがまずDOGEを購入して米ドル(USD)に交換し、その後ETF発行者にUSDを渡してETFを取得するという手順を踏む必要がある。
しかし、この売却プロセスは課税対象となり、キャピタルゲイン課税の対象となる。一方で、新たに提案された修正案が承認されれば、ブローカーはDOGEをそのままETFシェアと交換できるようになり、USDへの変換が不要となる。
この重要な変更点が市場に与える影響や、100倍のリターンが期待される注目のミームコインについて詳しく解説する。
インカインド償還とは何か
この修正案は、米証券取引委員会(SEC)と申請者の間に何らかのやり取りがあった際にのみ提出される。今回のETF提案に対する修正は、SECが仮想通貨関連の承認に向けて積極的に取り組んでいることを示している。DOGE ETFが米国で正式に認可される日も近いと見られている。
なお、スイスの仮想通貨企業21Sharesも2025年5月28日に、同様にDOGE ETFに関する修正を提出している。
ETFの専門家エリック・バルチュナス氏は、このインカインド償還方式が今後、ビットコインやイーサリアムを含むすべてのETFに適用される可能性があると指摘する。
2025年2月には、Cboe BZX取引所も2つのETFに対してインカインド償還を認めるようSECに申請しており、今回の修正がその流れを後押しする形となった。
この方式を採用すれば、取引参加者の税負担が軽減され、大きな節税効果が期待できる。加えて、取引回数が減ることで、長期的な手数料コストの抑制にもつながる。
これらの動きは、金融機関が仮想通貨関連商品の導入に前向きであること、そしてSECがETF構造における明確性を示しつつあることを意味する。こうした背景のもと、今後大きく上昇する可能性のある3つの仮想通貨を紹介する。
1. Snorter Token(SNORT)──Snorter取引ボットを支える2025年最注目のミームコイン
Snorter Token(SNORT)は、次に爆発的な上昇が期待される有力銘柄のひとつである。独自の価格予測によれば、2026年までに1,900%上昇し、1.92ドル(約307円)に到達する可能性がある。
このトークンの中核にあるのが「Snorter Bot」と呼ばれるTelegram上の取引ボットだ。このボットは、流動性が提供されると同時にミームコインを購入できるよう設計されており、個人投資家が機関投資家に先んじて購入することを可能にする。
さらに、Snorterには複数のセキュリティ機能が搭載されている。サンドイッチ攻撃、ハニーポット、ラグプル(持ち逃げ)といった詐欺行為からユーザーを保護し、安全な取引環境を提供する。
SNORTトークンの保有には以下のような利点がある。取引手数料が通常の1.5%から0.85%に引き下げられ、業界最低水準となる。また、プレセール段階であるため、トークンをステーキングすることで年間250%の利回りが得られる。
現在、Snorter Tokenは130万ドル(約1億9,600万円)以上の資金を調達しており、1トークンあたりの価格は0.0967ドル(約15円)となっている。
2. BTC Bull Token(BTCBULL)──ビットコインを応援する新しい形のアルトコイン
BTC Bull Token(BTCBULL)は、ビットコインの価格上昇に伴って独自の報酬を提供することで注目されている仮想通貨である。
最大の特徴は、BTCBULLを保有し、Best Walletに保管したうえでSNSキャンペーンに参加すると、ビットコインの価格が15万ドル(約2,400万円)、20万ドル(約3,200万円)といった節目を超えた際に、保有比率に応じた無料のビットコイン(BTC)を受け取ることができる点だ。
こうした「ビットコイン支持型」メカニズムは注目を集めており、現在までに750万ドル(約11億3,000万円)以上のプレセール資金を調達している。
さらに、ビットコインの価格が5万ドル(約800万円)上昇するたびにトークン供給量の一部を自動的に減らす「デフレ型設計」も導入予定で、需給バランスを引き締めることで価格の上昇を促す狙いがある。
BTCBULLの現行価格は0.00258ドル(約0.41円)だが、2030年までに1,828%上昇し、0.0497ドル(約7.95円)に達する可能性があるとされる。まだ安いうちに、今すぐBTCBULLを購入しよう。
3. Shiba Inu(SHIB)──Dogecoinに次ぐ人気ミームコイン
Shiba Inu(SHIB)は、Dogecoinに次ぐ世界第2位のミームコインである。犬をモチーフにした仮想通貨として知られ、現在の価格は0.00001122ドル(約0.0018円)。過去30日間で21%以上下落しており、低迷が続いている。
しかし、DOGE ETFの承認が現実味を帯びてくる中で、SHIBにも波及効果が期待されている。投資家がミームコイン全体への関心を高める可能性があり、SHIBに対するETFの申請や市場評価も上昇する可能性がある。
過去1年間で大きな利益を出していないSHIBだが、DOGEに関する好材料が出れば、価格の反転材料になると期待する声も少なくない。
総括
仮想通貨に前向きなトランプ政権下のSECは、ETFに対する規制緩和を本格的に検討し始めている。特に課税に関するルールが緩和されれば、仮想通貨市場全体、そしてミームコイン市場にも強い追い風となるだろう。
こうした動きの中で、Snorter Token(SNORT)やBTC Bull Token(BTCBULL)といった銘柄は大きな恩恵を受ける可能性がある。
ただし、投資に際しては各自の判断と十分な調査が必要である。本記事は特定の投資判断を推奨するものではない。
