
暗号資産市場は、ビットコインが10万ドル(約1,500万円)に迫る勢いを見せており、次なる強気相場(ブルラン)の兆しが見えてきている。市場全体の出来高は75%増加、時価総額は2%上昇し、「恐怖と欲望指数」も「恐怖」から「中立」へとシフトしている。
専門家の間では、2025年4月が暗号資産市場にとって重要な転換点となるとの見方が強まっており、アルトコインのシーズン到来の可能性も示唆されている。特に注目を集めているのが、AI(人工知能)とミームコインを掛け合わせた新興分野であり、AIエージェント仮想通貨としても今後の投資先として有望視されている。
以下に、次の上昇相場に備えて注目すべきAIミームコイン5銘柄を紹介する。
Fartcoin(FARTCOIN)
注目すべきAIミームコインのひとつが、Fartcoin(FARTCOIN)である。数日前、YouTubeチャンネル「Umar Khan」によるFartcoin特集動画が公開され、それを契機に再び急騰を見せた。
現在の取引価格は0.61ドル(約91円)で、今週初めには0.62ドル(約93円)まで上昇した。時価総額は6億2,000万ドル(約930億円)で、過去には最大で23億7,000万ドル(約3,560億円)に達した実績がある。今後、25億ドル(約3,750億円)に到達すれば、約5倍のリターンが見込まれる。
ミームコイン市場の勢いが継続する中、AIミームコインへの関心も高まっており、Fartcoinはその中でも「ブルーチップ(有望・安定銘柄)」と呼べる存在である。
Turbo(TURBO)
次に紹介するのは、Turbo(TURBO)で、ミームコインファンの間ではすでに人気の高い銘柄だ。現在の時価総額は1億7,800万ドル(約267億円)で、1日で6%、1週間で14%上昇する一方、1か月では25%下落している。
このような価格の調整局面では、反転のタイミングが訪れれば、過去の35%下落分を回復し、最高値の0.014ドル(約2.10円)に戻る可能性もある。
かつては0.0002ドル(約0.03円)から0.01ドル(約1.50円)まで急騰した経緯があり、大きなリターンが見込める銘柄である。ピーク時の時価総額は約8億7,900万ドル(約1,320億円)で、現在の評価額と比較すれば約7倍の上昇余地がある。
将来的に時価総額が12億ドル(約1,800億円)に達すれば、さらなる成長も見込まれる。強いコミュニティ支援を背景に、Turboは今後も注視すべきプロジェクトのひとつといえる。
MIND of Pepe(MIND)
毎日多くの新規プロジェクトが登場し、インフルエンサーによる評価もさまざまで、投資家は有望な案件を見極めるのが難しくなっている。
この課題を解決するのが、MIND of Pepeである。AIエージェントがリアルタイムのデータを解析し、SNS上の動向や市場トレンド、コミュニティの反応をモニタリングして、有望なプロジェクトをいち早く発見する。
最も注目すべき機能は、主要プラットフォーム(例:X〈旧Twitter〉)と連携して、重要な会話を自律的に追跡するAIエージェントである。MIND保有者は、手動では数時間から数日かかるような情報を迅速に取得でき、将来性の高いプロジェクトへ早期にアクセスすることが可能だ。
Connect. $MIND pic.twitter.com/99FsVNWDaE
— MIND of Pepe (@MINDofPepe) March 25, 2025
また、新規トークンの発行や市場トレンドの変化、コミュニティの雰囲気の変化など、MIND保有者はその兆候を最初に把握する立場にある。将来的には、AIエージェント自体が独自トークンを発行する計画もあり、先進的な仕組みが構築されている。
エコシステムの中心にはMINDトークンがあり、すべての機能を支える基盤として機能している。プレセール期間中は年利295%の高利回りステーキング報酬を提供しており、早期参加者ほど恩恵が大きい。
プレセールではすでに760万ドル(約11億4,000万円)以上を調達しており、残り24時間を切って価格が再上昇する前に購入するラストチャンスとなっている。ETH、USDT、USDC、BNB、またはクレジットカードで公式サイトから購入可能だ。
また、MINDトークンは「Best Wallet」アプリ(Google PlayおよびApp Storeで入手可能)でも取り扱われている。
ai16z(AI16Z)
次に注目すべきAIミームコインはai16z(AI16Z)である。現在は1日で約4%、1週間で24.8%上昇しているものの、1か月では約35%の下落を記録している。これは底打ちの兆候ともとれ、反発の可能性がある。
他のAIミームコインが勢いを見せる中で、AI16Zはまだその流れに乗り切れておらず、逆に買いの好機と考えられる。現在の時価総額は2億3,500万ドル(約353億円)で、過去のピークは26億ドル(約3,900億円)だった。これは10倍超のリターンの可能性を示している。
アルトコインシーズンが到来すれば、過去のピークを超えることも視野に入っており、10倍〜20倍の利益も期待される。今後の成長を見込んで、注目リストに加える価値のある銘柄である。
Goatseus Maximus(GOAT)
最後に紹介するのは、Goatseus Maximus(GOAT)である。このプロジェクトはかつて力強い上昇を見せていたが、最近の市場の停滞で一時的に勢いを失っている。それでも、過去の最高値を超える可能性は十分に残されている。
トークンのピーク時時価総額は約13億ドル(約1,950億円)だったが、現在は6,400万ドル(約96億円)まで下落している。これは最高値を回復すれば15倍のリターンとなる水準である。
他のAIミームコインが20億〜30億ドル(約3,000億〜4,500億円)の時価総額に達していることを考えると、GOATにも20倍、30倍、あるいは50倍の上昇余地がある。
X上での活発なコミュニティ活動や、インフルエンサーおよびクリエイターによる支援が拡大しており、今後の展開に期待が持てるプロジェクトである。
