
Sui(スイ)の価格は過去24時間で12%上昇し、米国東部時間午前1時39分時点で2.06ドル(約310円)となった。取引高も79%増加し、21億ドル(約3,150億円)に達している。
Sui価格、強気トレンドへの転換を模索
SUI(スイ)の日足チャートは、年初に見られた強い上昇局面の後、長期的な下落トレンドに入っていることを示している。
GeckoTerminalのデータによると、5.40ドル(約820円)付近でピークを迎えた後、Suiの価格は一貫して高値と安値を切り下げており、下落基調が続いている。現在2.54ドル(約380円)に位置する50日単純移動平均線(SMA)での反落は、この弱気構造を再確認する形となった。Suiはこの重要な動的レジスタンスを再び突破できなかった。
現在、SUIは2.06ドル(約310円)付近で安定を試みており、一時的に78.6%フィボナッチ・リトレースメント(2.685ドル:約400円)を下回った後、2.00〜2.06ドルの範囲に新たなサポートが形成されつつある可能性がある。
一方、相対力指数(RSI)は40.40で推移している。RSIは低水準から小幅に反発しており、短期的な持ち直しや保ち合いの兆候を示している。ただし、50日SMAは依然として下向きで、レジスタンスとして機能しており、下落圧力が続いている。
また、フィボナッチ・リトレースメントによれば、SUIは61.8%(3.26ドル:約490円)および78.6%(2.68ドル:約400円)の主要なサポート水準を失っており、下落の勢いが強いことが確認されている。
SUI価格の見通し
現在の弱気トレンド、下向きの移動平均線、そしてRSIが依然として弱気圏にある状況を踏まえると、短期的な見通しは慎重な姿勢が必要とされる。
短期的には、Suiの価格は2.00ドル(約300円)前後で横ばいに推移する可能性がある。売り圧力が強まれば、1.95ドル(約290円)付近の水準を再度試す展開もあり得る。
ただし、SUIが心理的サポートラインである2.00ドルを維持し、高値・安値の切り上げが確認できれば、反転の兆しが見られる可能性もある。直近のレジスタンスは、78.6%のフィボナッチ水準である2.68ドル(約400円)および50日SMAの2.54ドル(約380円)付近となっている。
その一方で、投資家の関心は新たなAIプロジェクト「SUBBDトークン(SUBBD)」にも集まっている。
SUBBDプレセール、開始2日で10万ドル超を調達
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