
ロシアは2025年4月23日・24日に「グローバル・ブロックチェーン・フォーラム2025」を開催する予定だ。100か国以上から15,000人以上が来場予定で、Web3、暗号資産、投資、ブロックチェーン、取引、マイニング、AI(人工知能)などが主なテーマとなる。
参加者の約55%はヨーロッパから、29%はアジアからと見込まれており、北米からも11%の参加が予想されている。一方で、ロシア、中国、ベラルーシからの参加が特に多くなると見られている。中でもロシアは、国際的な暗号資産コミュニティにおける地位を強化する姿勢を鮮明にしている。
本フォーラムが暗号資産投資に関する国際的な規制枠組みにどのような影響を及ぼすのか、今後の展開に注目が集まる。また、この流れを活かして投資するべき新しい仮想通貨についても紹介する。
イベントの詳細
このフォーラムは、ネットワーキングの場であり、最先端の仮想通貨トレンドに関する洞察を得るためのプラットフォームとしての役割を果たす。150以上のブースが設置され、技術革新を追求する企業が最新製品やサービスを展示する予定だ。
また、暗号資産やWeb3分野の最前線で活躍する著名人と直接交流できる機会も設けられている。主な登壇者としては以下の人物が挙げられる:
- ステファン・ルックス(BitMEX)
- ジャスティン・サン(TRON)
- ワン・シンシー(Litecoin)
- トレーシー・ジン(MEXC)
そのほかにも100人を超えるスピーカーが参加し、今後の見通しや個別の経験談を共有する。主なトピックには、暗号資産決済の将来、ビットコインの今後の動き、2025年〜2030年の市場全体のトレンド、暗号資産と地政学、ステーブルコイン(価格が安定した仮想通貨)の規制などが含まれる。
弱気相場が続く中で、このような大規模イベントは市場の心理を上向かせる起爆剤となる可能性がある。市場参加者の技術革新への信頼を映し出す場でもある。
このような長期的な強気相場を見据えた投資先として、以下の仮想通貨が注目されている。
1. BTC Bull Token(BTCBULL)──今すぐ買うべき新しい仮想通貨
ビットコインは、現在の暗号資産市場の中心的存在である。その影響力の大きさから、BTC Bull Token(BTCBULL)は今注目すべき仮想通貨の一つに挙げられている。
BTCをテーマとしたミームコインである同トークンは、単なる模倣ではなく、ビットコインの成長と密接に連動したロードマップを掲げている。
特徴的なのは、ビットコインが15万ドル(約2,250万円)や20万ドル(約3,000万円)といった重要な価格帯を初めて突破するたびに、無料のBTCエアドロップ(無償配布)が行われる点だ。
さらに、BTCの価格が2万5,000ドル(約375万円)上昇するごとに、BTCBULLのトークン焼却(バーン)イベントも予定されている。これにより供給量が減少し、価格上昇圧力が生じる仕組みとなっている。
広範なPR活動とマーケティング戦略により、上場後も話題性を保ち続けることが期待されている。現在、プレセール段階で4.7百万ドル(約7億500万円)以上を調達しており、1トークンあたりの価格は0.002465ドル(約0.37円)だ。
2. Solaxy(SOLX)──3,000万ドル超を調達した注目のプレセール銘柄
Solaxy(SOLX)は、今後爆発的な成長が期待される新興プロジェクトであり、ソラナ(Solana)のスケーラビリティ問題を解決するために設計された。
ソラナのネットワークは、TRUMPやMELANIAといった銘柄への投資家流入により過負荷状態に陥った経緯がある。Solaxyはこの問題に対応すべく、ソラナ上で初となるレイヤー2(補助的ブロックチェーン)ソリューションを構築することを目指している。
これにより、ソラナの主チェーンから大量の取引処理を分散させ、スピードと安定性の向上を図る。加えて、マルチチェーンに対応していることから、イーサリアムの流動性とソラナの高速・低コスト特性を併せ持つことになる。
投資家からの注目度も高く、すでに3,040万ドル(約45億7,600万円)以上を調達している。現在の販売価格は1トークンあたり0.001696ドル(約0.26円)となっている。
3. FirstBroccoli(BROCCOLI)──1,600%の成長を記録したトレンド系ミームコイン
市場の動きを敏感に読み取り、話題性のある仮想通貨に早期に乗ることは、リターンを最大化するうえで有効な手段である。FirstBroccoli(BROCCOLI)はまさにその代表例といえる。
同トークンはすでに1,600%を超える利益を生み出しているが、現在は長期間の調整局面から脱却しつつある。最近では、総供給量の5%超をバーンする施策も実施され、価格上昇への期待が高まっている。現在の価格は0.03688ドル(約5.50円)だ。
興味深い背景として、元バイナンスCEOであるチャンポン・ジャオ(CZ)氏がミームコイン支持を表明した後、自身の飼い犬「ブロッコリー」にちなんだコイン構想を打ち出したことがある。FirstBroccoliは、そこから誕生したプロジェクトである。
まとめ
世界の暗号資産分野の有力者が一堂に会する今回のフォーラムは、市場全体にポジティブな影響をもたらす可能性が高い。ただし、暗号資産市場は変動が激しく、楽観的な見通しに過度な期待をかけることは推奨されない。
投資を行う際は、必ず自身で調査を行い、少額から慎重に始める姿勢が重要である。本記事は投資助言を目的としたものではなく、あくまで情報提供を目的としている。
