主なポイント
- トランプ前大統領がカナダからの輸入品に追加で10％の関税を発表し、貿易摩擦が激化。
- 市場の変動により、トレーダーは新興の高モメンタム暗号資産に注目。
- Maxi DogeやPEPENODEといったミーム主導・コミュニティ型トークンがリスクオン環境で脚光を浴びる。
この動きは、カナダがロナルド・レーガン元大統領の演説を編集したテレビ広告を放送したことをトランプ氏が非難した直後に発表された。広告はワールドシリーズの中継中に流れ、全米で広く視聴された。トランプ氏は「事実を歪曲した敵対的行為だ」と批判している。
カナダは既に大半の輸出品に35％の関税を課されており、鉄鋼やアルミニウムには50％の税率が適用されている。今回の新たな課税は、既存の税率に上乗せされるかたちになる。
米加間の通商協議は先週中断されたばかりで、状況は一層緊迫している。オンタリオ州首相のダグ・フォード氏は月曜日に広告放送を停止すると約束していたが、週末まで継続して放送した。トランプ氏は「さらに強硬な手段を取る」と応じた。
この問題は、大統領が議会承認なしに関税をどこまで設定できるかを巡る連邦最高裁判所の審理とも重なっている。こうした不透明感は市場を揺るがし、投資家は変動の恩恵を受けられる資産に目を向けやすい。暗号資産はその典型的な逃避先となることがある。
通貨や貿易政策への懸念が高まる局面では、投資家は短期的な値上がりを狙いやすく、ミームコインやプレセール中の新規トークンに注目が集まる。早期のポジション確保が後手の反応を上回る可能性があるためだ。
1. Maxi Doge（MAXI）──ドージミームの最終進化形
Maxi Doge（MAXI）は、現在のような不安定な市場環境に適したミームコインである。
世界的な貿易摩擦でリスク資産が大きく揺れる時期には、トレーダーは大胆で分かりやすいミームプロジェクトに資金を振り向ける。Maxi Dogeはその需要に合致する存在だ。
このトークンは「1000倍レバレッジ取引に挑む筋肉質なシバ犬ミーム」としてブランディングされており、規律・幻想・支配の象徴とされる。チャート中毒やフィットネス文化を反映したライフスタイルコインとして位置付けられている。
現在プレセール中で、価格は0.000265ドル（約0.04円）、既に370万ドル（約5億5,000万円）を調達済みだ。初期のDogecoinやShiba Inu同様にユーティリティは限定的だが、供給の25％をパートナーシップに確保し、将来的には先物取引統合も計画している。
2. PEPENODE（PEPENODE）──初の「マイン・トゥ・アーン」型ミームコイン
市場が活発化すると、投資家は「静的な保有」よりも「能動的な参加」を求める傾向が強まる。PEPENODE（PEPENODE）はそのニーズに応える設計だ。
価格は0.0011183ドル（約0.17円）で、プレセールでは既に190万ドル（約28億5,000万円）を調達している。注目される理由は、従来のハードウェアや電力を必要とせず、仮想的なマイナーノードをデジタル環境で展開できる「マイン・トゥ・アーン（Mine-to-Earn）」モデルにある。
参加者はノードをアップグレード・最適化・競争させることで実際のトークン報酬を得られる仕組みで、関与度が高いほど収益も増加する。さらに、プレセール中から高利回りのステーキング（暗号資産を預け報酬を得る仕組み）が提供され、早期参加者に利益が分配される。
エコシステム内にはリーダーボード（ランキング）も用意され、最も活発なマイナーには追加報酬として人気のミームコイン（例：PEPE）が与えられる。これにより、コミュニティ参加が主要なユーティリティとなる設計だ。
不安定な市場では、ユーザーを継続的に関与させる仕組みを持つトークンが長期的に注目を集めやすい。PEPENODEはまさにその方向性を目指している。
※本記事は情報提供を目的としたものであり、投資助言ではない。暗号資産への投資は自己責任で行い、必ず独自に調査（DYOR: Do Your Own Research）を行うことが重要である。
