先週、XRPに連動する上場投資信託(ETF)は、すべてのアルトコインの中で最も多い資金流入を記録し、機関投資家の関心が高まっていることが示された。
現在、XRP関連ETFには合計約9億ドル(約1,400億円)が割り当てられており、投資家の間では「この勢いが2026年に向けたXRP価格予測にどう影響するのか」が議論されている。
SoSo Valueのデータによれば、XRP ETFは市場下落が続く中でも16日連続で資金流入が続いている。その結果、これらの金融商品が保有する資産総額は9億3,500万ドル(約1,440億円)に拡大した。
一方、CoinSharesのデータでは、店頭取引型(OTC)ファンドを含むXRP ETPは先週だけで2億4,500万ドル(約380億円)の資金が流入した。

同時期に、EthereumとSolanaのETPに入った資金は合計でわずか3,500万ドル(約54億円)にとどまり、XRPが明確な勝者となった。
米国証券取引委員会(SEC)に対する訴訟で複数の勝利を収めて以降、XRPはRipple USD(RLUSD)やRipple Primeなど、エコシステムの拡大が加速している。
こうした機関投資家による採用が進むことで、特に価格が2ドル(約310円)の重要な水準に到達している現在、反発が起きる可能性がある。
XRP価格予測:FOMC会合を前にXRPは調整局面へ
本日、トークン価格は2%下落したが、取引量は減少している。相対力指数(RSI)は明確な横ばい局面を示しており、明日のFOMC会合を控えた価格調整と見られる。

この会合は今月の市場ムードを決定する可能性が高い。FOMC後に価格が2.20ドル(約340円)を上抜ければ、下落トレンドは反転し、まず2.50ドル(約380円)、その後3ドル(約450円)を目指す展開が想定される。
逆に、2ドルを下回る場合は、1.65ドル(約250円)までの調整が視野に入る。
また、大型銘柄とは別に、Bitcoin Hyper(HYPER)などの有力なプレセール案件にも資金が流入している。
HYPERはSolanaの技術をBitcoin上に持ち込み、資金調達は現在も継続中だ。
Bitcoin Hyper(HYPER)が3,000万ドル(約460億円)調達間近──SolanaベースのBitcoin L2をローンチへ
Bitcoinは「デジタルゴールド」以上の役割を担える可能性があるが、開発者がステーキングやレンディングなどの分散型アプリ(dApps)を展開するためには、高速かつ安全なレイヤー2(L2)が必要となる。
Bitcoin Hyperはこの課題への解決策であり、低コストで高速なL2を提供することで、Bitcoin保有者が元のチェーンを離れずに受動的な収益を得られるようにする。

投資家はBTCをHyper Bridgeに送ると、即座にL2上の資産として受け取り、拡大するアプリケーション群にアクセスできる。
主要ウォレットや取引所がこの仕組みを採用すれば、HYPERの需要はさらに高まると見られている。
次の価格上昇前に購入するには、公式のBitcoin Hyperサイトにアクセスし、Best Walletなどの対応ウォレットを接続すればよい。
USDTやSOLと交換するか、銀行カードを利用して投資することも可能である。






