XRPは、初日の取引量が58百万ドル（約8億7,000万円）に達し、今年最も成功したETFの一つとしてスタートしたにもかかわらず、価格の回復にはつながっていない。このため、多くのアナリストがXRPに対して弱気な見通しを示している。Canary CapitalのXRPCファンドはSolanaのBSOL ETFをわずかに上回ったが、XRP自体は直近1週間で11％下落しており、機関投資家の期待が価格に反映されていない。
Congrats to $XRPC for $58m in Day One volume, the most of any ETF launched this year (out of 900), BARELY edging out $BSOL's $57m. The two of them are in league of own tho as 3rd place is over $20m away. pic.twitter.com/MjsOeceeNb
— Eric Balchunas (@EricBalchunas) November 13, 2025
初日の取引では58.6百万ドル（約8億8,000万円）が流入し、BitwiseのSolana Staking ETF（BSOL）が保持していた記録を更新した。また、XRPCはわずか2日でREX-Ospreyファンドの運用資産（AUM）を倍以上に増やした。
公式サイトによると、XRPCは現在248百万ドル（約37億円）を運用しており、直近の市場環境悪化にもかかわらず規模を拡大している。これは米国市場で最大のXRP連動ETFとなっている。さらに、Franklin Templeton、21Shares、CoinSharesといった大手資産運用会社も、SECの承認を待って上場の準備を進めている。
XRP価格予測：2.22ドル支持線を失えば30％下落のリスク
4時間足チャートでは、ETF上場後もXRPの下落傾向が続いている。価格は現在、2.15〜2.22ドル（約320〜330円）付近で一時的な支持を形成している。
しかし、この支持帯が今週崩れた場合、XRPは1.57ドル（約230円）まで下落する可能性がある。この水準は10月10日のフラッシュクラッシュ時に反発した地点であり、現在値から見て30.4％の下落リスクとなる。
一方で、2.20ドル（約330円）の支持が維持されれば、XRPは3ドル（約450円）付近まで急速に回復する可能性がある。特に年末に向けた「クリスマスラリー」への期待が高まれば、上値を試す動きが強まる。今後、追加のETFが上場すれば、機関投資家の需要増加が強気シナリオを後押しする可能性がある。
市場全体でアルトコインが弱含む中、Maxi Doge（MAXI）のような初期プレセール銘柄が静かに関心を集めている。MAXIはすでに4百万ドル（約6億円）以上を調達しており、トレーダーによるコミュニティ形成が進むミームコインとして勢いを増している。
Maxi Doge（MAXI）：トレーダー主導の新たなDoge文化を再構築するプロジェクト
Maxi Doge（MAXI）はEthereumを基盤とし、元祖Dogeミームの文化を現代的に再解釈するプロジェクトだ。単なるミームコインではなく、コミュニティ主導で市場機会を創出する仕組みを備えている点が特徴だ。
活発なトレーダーが集まるコミュニティでは、暗号資産市場に関するアイデアや洞察を共有でき、市場の勢いをリアルなトレード機会や報酬につなげる環境が整備されている。また、Maxi RippedやMaxi Gainzといったトーナメントを通じ、参加者同士が報酬を競い合える仕組みも用意されている。
さらに、プレセール資金の最大25％は有望なトークンへの投資に回され、得られた収益はMAXIの認知向上を目的としたマーケティング活動に再投資される。購入方法は公式サイトからBest Walletなどの対応ウォレットを接続するだけで、既存の暗号資産とのスワップやクレジットカード決済にも対応している。
