
10月5日(日)、ビットコインは史上最高値となる125,686ドル(約1,920万円)を記録し、初めて12万5,000ドルを突破した。しかし、残念ながら8月14日に付けた124,501ドル(約1,900万円)の終値を上回ることはできず、市場では「フェイクアウト(だまし上げ)」だったのではないかとの声も出ている。
さらに、この上昇が取引量が少ない日曜日に起こったことから、この水準が持続しない可能性が高いと指摘されている。こうした不安定な状況のなか、AIのGrokはビットコインの今後について興味深い見解を示した。過去11日間でビットコインは15.50%上昇しており、休みなく一方的な動きを見せたため、短期的には調整が必要とみられる。
ここではGrokのビットコイン価格予測とともに、今後の上昇局面で注目すべき暗号資産を紹介する。
Grokのビットコイン価格予測:年末までに14万5,000ドルへ
日足チャートを確認すると、ビットコインは6月22日から7月14日の22日間で約25%上昇し、123,200ドル(約1,880万円)に到達した。その後、8月14日に再度最高値を試みたが失敗し、上昇型三角持ち合い(継続パターン)に入った。
10月1日にこの三角形を上抜けし、1日で3.93%上昇。そのわずか4日後に新たな最高値を更新した。Grokによれば、理想的にはビットコインが11万8,000ドル(約1,800万円)付近を再テストすることで、次の上昇に向けてより健全な地合いが整うという。
直近11日間で15.50%上昇しており、毎日のように最高値を更新し続けるのは現実的ではない。次の目標価格としては、上昇型三角形の幅(18%)を加えることで、14万5,000ドル(約2,210万円)が見込まれる。
ただし、ビットコイン自体を保有しても15%程度の利益にとどまる可能性がある。そこで、より大きなリターンを狙えるアルトコインへの投資が有効となる。
1. Bitcoin Hyper(HYPER)──高速・低コストでWeb3対応のビットコインL2
Bitcoin Hyper(HYPER)は、ビットコインのブロックチェーンに新たな機能をもたらすレイヤー2(L2)ソリューションである。
ビットコインは「デジタルゴールド」としての価値は高いが、Web3やDeFi(分散型金融)との互換性はなく、処理速度も毎秒7件にとどまる。一方、Solanaは65,000件を処理可能だ。
この課題を解決するのがHYPERの「ソラナ・バーチャルマシン(SVM)」統合だ。SVMは並列処理によって複数のトランザクションを同時処理でき、スループットを大幅に改善する。また、スマートコントラクトやdAppsの実行を可能にし、ビットコインをWeb3へ接続する。
HYPERのブリッジ機能を使えば、ビットコインをロックし、Web3対応のラップドBTC(L2版BTC)を発行できる。これによりDeFi取引やステーキング、DAO、ブロックチェーンゲームなどに参加可能となる。
価格予測では、2025年末までに0.32ドル(約49円)へ上昇し、最大2,300%のリターンを見込む。現在はプレセール中で、価格は0.013065ドル(約2円)、すでに2,170万ドル(約33億円)以上を調達済みだ。
HYPERトークンを手に入れて、ビットコインのWeb3革命に参加しよう。
2. Snorter Token(SNORT)──低手数料と即時売買のTelegramトレーディングボット
Snorter Token(SNORT)は、Telegram上で稼働するトレーディングボット「Snorter Bot」の基軸トークンだ。主にミームコインを取引する個人投資家向けに設計されている。
新興トークンでは流動性が奪われ、個人投資家が不利になることが多い。Snorter BotはTelegramのシンプルな画面から指値・逆指値注文を出せるほか、流動性が供給された瞬間に自動で取引を実行する。
さらに成功しているトレーダーの取引をコピーする機能もあり、安定した利益獲得をサポートする。SNORTを保有すれば取引手数料は0.85%に抑えられ、非保有者の1.5%より有利となる。加えて、取引分析ツールやステーキング(年利112%)へのアクセスも可能だ。
プレセールではすでに433万ドル(約6.6億円)を調達しており、現在の価格は0.1071ドル(約16円)。100ドル(約1万5,300円)の投資が2025年末には850ドル(約13万円)に達する可能性がある。
SNORTのプレセールは残りわずか14日で終了する──今すぐトークンを手に入れよう。
3. Solana(SOL)──急成長する収益とTVLを誇る主要銘柄
Solana(SOL)もこの10日間で約21%上昇し、現在は233ドル(約3万5,600円)前後で取引されている。心理的節目となる250ドルが次の重要な抵抗線とされる。
著名トレーダーのアリ・マルティネス氏は、上昇型三角形を突破後に健全な再テストを完了したと指摘し、「次は320〜360ドルを目指す可能性がある」と分析している。
またSolanaはDeFi市場の主要ゲートウェイでもあり、TVL(預かり資産総額)は127.69億ドル(約1.95兆円)と、2024年1月の13.87億ドルから約9倍に増加。2025年の収益は12.5億ドル(約1,910億円)に達し、イーサリアムの2.5倍にあたる。
その成長性から、強固なポートフォリオに欠かせない銘柄とされる。
まとめ
Grokは、今後数週間でビットコインが現在価格からさらに15%上昇する可能性を示唆した。これを最大限に活かすためには、Bitcoin Hyper(HYPER)、Snorter Token(SNORT)、Solana(SOL)といったアルトコインを組み合わせて保有する戦略が有効だろう。
免責事項:暗号資産投資には高いリスクが伴う。投資判断は自己責任で行うこと。本記事は投資助言を目的としたものではない。
