Franklin Templetonは22日、同社が運用するXRP現物ETFの保有量が初めて1億XRPを超え、1億155万XRPに達した。
評価額は約1億9270万ドル(約二九〇億円)に相当し、機関投資家によるXRPへの関心が一段と高まっている。
足元のXRP価格予測では、こうした需要拡大を背景に、XRPが再び3ドル水準を回復し、二〇二六年にかけて上振れする可能性が意識されている。
逆張りの市場心理が示す「底打ち」シグナル
十一月十三日以降に上場したXRP現物ETF五本は、Canary、21Shares、Grayscale、Bitwise、Franklin Templetonが提供している。
データ分析会社Sosovalueによると、十二月二十二日時点でこれらETFの累計純流入額は十一億二〇〇〇万ドル(約一六八〇億円)を超えた。
BREAKING: 🇺🇸 XRP spot ETFs have bought $1.12 billion worth of $XRP in just 5 weeks. pic.twitter.com/8P15xl78wL
— Ash Crypto (@AshCrypto) December 23, 2025
この機関投資家の需要に、Rippleの戦略的パートナーシップが重なり、XRP Ledger(XRPレジャー:XRPの基盤となるブロックチェーン)のネイティブトークン需要を押し上げるとの見方が出ている。
XRPはここ数日、二ドルを下回って推移していたが、足元では同水準を再び回復しつつあり、相場には改善の兆しが見え始めた。
ソーシャルデータ分析ツールのSantimentによると、XRPに対する否定的な言及が市場で優勢となっている。
過去の傾向では、こうした極端な弱気心理は持続的な下落よりも、局所的な底値形成と重なるケースが多かった。暗号資産アナリストのStephCryptoも、二〇一七〜一八年のXRP急騰前と類似した状況が見られるとして、現在の割安水準に注目するよう呼びかけている。
XRP価格予測:ブレイクアウト形成が強気継続を示唆
週足チャートでは、XRPはサイクル序盤の急騰後に入った調整局面から、脱却を試みている状況がうかがえる。
価格は下降トレンドラインの下で推移しながらも、心理的節目である二・〇〇ドル近辺を繰り返し維持し、エネルギーを溜める形となっている。

直近では、この下落レジスタンスを上抜ける動きが見られ、売り圧力が弱まりつつあることを示している。モメンタム指標を見ると、RSI(相対力指数)は三〇後半から四〇台半ばで推移しており、積極的な売り局面ではなく、もみ合い局面を示唆する水準だ。
過去にもこの価格帯は、構造的なサポートが維持される限り、トレンド再開の起点として機能してきた。
二・二〇〜二・三〇ドルを明確に回復できれば、まずは三・〇〇ドル、その先には三・六五ドル付近までの上昇余地が意識される。
一方で、二・〇〇ドルを割り込んだ場合はこのシナリオは否定されるが、同水準を維持する限り、構造は下落再開よりも上昇継続を支持している。
高リスク志向向けの選択肢として浮上するMaxi Doge
XRPが三・〇〇ドルを回復し、強気基調を再開した場合、高リターンを狙う投資家の関心はプレセール案件にも向かうとみられる。
その一つがMaxi Doge(MAXI)で、二〇二三年の調整局面で一〇倍超の上昇を記録したドージコイン型ミームコインの流れを踏襲する初期段階のプロジェクトだ。

同プロジェクトは、内部情報や初動アイデアを共有するアルファチャンネルを構築し、参加者同士の情報交換を促進している。
現在進行中のMAXIプレセールでは、調達額が四三〇万ドル(約六億四〇〇〇万円)を超え、年率七二%のステーキング報酬が提示されている。
価格は一枚〇・〇〇〇二七三ドルで、今後の段階的な価格引き上げ前に参加できる点が特徴だ。購入には公式サイトで暗号資産ウォレットを接続し、USDTやETHでの支払い、または銀行カード決済にも対応している。
公式のMaxi Doge公式サイトはこちらからアクセスできる






