
2025年6月を目前に、ビットコイン(BTC)の強気相場は勢いを増している。世界最大の暗号資産は約1週間前に111,000ドル(約1,730万円)を突破し、史上最高値を更新。この動きにより、2025年の「仮想通貨の夏」への期待感が一段と高まっている。
市場には前向きなニュースが相次いでおり、ステーブルコイン(価格が安定した暗号資産)を発行するCircle(サークル)は、最大6.7億ドル(約1,040億円)の資金調達を目指すIPO(新規株式公開)を進行中だ。ARK Invest(アーク・インベスト)は同社株式を1.5億ドル(約234億円)購入する計画を発表しており、機関投資家による仮想通貨関連企業への関心の高さがうかがえる。
また、ゲーム小売大手のGameStop(ゲームストップ)は、ビットコインを4,710枚購入したと発表し、市場の投資熱をさらに後押ししている。こうした中、投資家の関心は将来性のある新しいトークンに向かっている。
以下では、2025年夏に爆発的な上昇が見込まれるおすすめ仮想通貨5銘柄を紹介する。
Solaxy(ソラクシー)
最初に紹介するのはSolaxy(SOLX)である。本プロジェクトは、Solana(ソラナ)上で初となるレイヤー2(取引処理の補助層)であり、ブロックチェーンの取引処理を専用ロールアップに分散させる独自構造によって、スループット(処理能力)を大幅に向上させる。
Some will try to imitate Solaxy. 🛸🪐
But there’s only one $SOLX 🔥https://t.co/mdaTX9ao5Z pic.twitter.com/tbcuOvxvOf
— SOLAXY (@SOLAXYTOKEN) May 28, 2025
Solaxyのプレセールでは、すでに4,160万ドル(約64億円)以上が調達されており、直近24時間でも45万ドル(約7,000万円)を超える資金が集まった。プレセール終了まで残り18日で、価格は0.001738ドル(約0.27円)に設定されている。
参加者はSOLXトークンを最大97%の年利でステーキングすることも可能だ。Solaxyはすでにブロックエクスプローラーやクロスチェーンブリッジなど、実用的な機能の提供を開始しており、単なる構想に留まらない進展を見せている。
最近では、SOLX保有者が独自トークンを発行できる「Igniter Protocol(イグナイター・プロトコル)」や、コミュニティ主導で取引可能な新たな分散型取引所(DEX)も発表された。
今後数週間以内に主要取引所への上場が予定されており、Binance(バイナンス)のような大手での取扱いが実現すれば、夏の爆発的な価格上昇につながる可能性もある。
Hyperliquid(ハイパーリキッド)
Hyperliquid(HYPE)は、2024年後半に登場した分散型パーペチュアル(無期限契約)取引所である。多くのDeFi(分散型金融)プロジェクトとは異なり、独自のレイヤー1チェーンを基盤としており、超低遅延、ガス代ゼロ、オンチェーン注文板という高性能を実現している。
2025年5月には価格が108%上昇し、最高値の39.96ドル(約6,200円)に達した。取引量は1日で170億ドル(約2.6兆円)を超え、オープンインタレスト(未決済建玉)は100億ドル(約1.56兆円)を突破している。
Hyperliquidは、DeFiの透明性とCeFi(中央集権型金融)の効率性を両立させた設計が評価されており、最大50倍のレバレッジで取引が可能だ。
注目すべきは、手数料の多くをHYPE保有者に還元するコミュニティ重視の設計である。ベンチャーキャピタルによる影響も少なく、大口売却リスクも抑えられている。
Best Wallet Token(ベスト・ウォレット・トークン)
従来の仮想通貨ウォレットは機能が限られているものが多く、Best Wallet(ベスト・ウォレット)はこのギャップを埋める存在として登場した。トークンスワップ、ステーキング、プレセール情報の発見など、すべてを1つのアプリで提供している。
その基盤となるのがBest Wallet Token(BEST)であり、プレセールではすでに1,280万ドル(約20億円)を超える資金が集まっている。現在は1トークンあたり0.025095ドル(約3.90円)の割引価格で購入できる。
BESTを保有またはステーキングすることで、手数料の割引、トークン先行上場、112%の年利が得られる仕組みだ。60以上のブロックチェーンに対応し、1,000種類以上の資産を管理・取引できる。
また、Google PayやApple Payに対応した暗号資産決済カード「Best Card」のリリースも予定されており、実店舗での支払いにも対応する。BESTの取引所上場が実現すれば、さらなる需要の高まりが期待される。
Virtuals Protocol(バーチャルズ・プロトコル)
Virtuals Protocol(VIRTUAL)は、Coinbase(コインベース)のBaseネットワーク上で稼働するプロジェクトで、AIエージェントをトークン化し、取引できるプラットフォームを提供している。
ユーザーは、取引、ゲーム、コンテンツ生成などを担うAIボットの一部所有権を購入・取引することができる。VIRTUALの価格は約1カ月で0.41ドル(約64円)から2.58ドル(約400円)に上昇し、520%以上の伸びを記録した。
AI関連の関心が高まる中、Virtuals Protocolは実際に機能する製品を投入しており、VaderAIやaixbtなどのAIトークンも注目を集めている。
現在も最高値から55%下回る水準で取引されており、AIブームが続く限り、さらなる上昇の余地がある。
BTC Bull Token(BTCブル・トークン)
最後に紹介するのは、ミームコインでありながらビットコインの価格に連動した報酬システムを備えたBTC Bull Token(BTCBULL)だ。ビットコインとミームトークンの両方に関心のある投資家から注目を集めている。
BTCが15万ドル(約2,340万円)や20万ドル(約3,120万円)に達した際、BTCBULL保有者にはリアルなビットコインのエアドロップが配布される。保有量に応じた自動分配であり、価格上昇を後押しするインセンティブが機能している。
さらに、25万ドル(約3,900万円)到達時には、トークン供給量の10%を一括配布する予定だ。12.5万ドル、17.5万ドル、22.5万ドルの節目ごとにトークンが自動バーン(焼却)され、希少性が高まる仕組みも採用されている。
現在、プレセールで650万ドル(約10億円)が調達済みで、1トークンあたり0.002535ドル(約0.37円)で購入可能。プレセール終了前にステーキングすることで、年利63%のリターンも得られる。
