
次の大化け銘柄を見つけることは、すべての投資家にとって夢である。しかし、多くの場合、コインが広く知られるようになった頃には、すでに価格は大きく上昇している。
そのため、時価総額が小さいアルトコイン市場に深く入り込むことで、大きなリターンが期待できる銘柄を見つけることが可能だ。ここでは、今注目すべき4つの有望な仮想通貨を紹介する。
BTC Bull Token(BTCBULL)
BTC Bull Token(BTCBULL)は、一般的なミームコインとは一線を画す存在だ。イーサリアム(Ethereum)上に構築されており、「公式ビットコインミームコイン」として位置付けられている。しかし、他のミームコインとは異なり、そのエコシステムはビットコイン(Bitcoin)の価格動向に直接結び付けられている。
いわば「ビットコインのサイドベット(副次的な賭け)」のような仕組みで、ビットコインが特定の価格目標(例えば15万ドル=約2,250万円)に到達すると、BTCBULL保有者に実際のビットコインがエアドロップ(無料配布)される。また、ビットコインの価格が一定の水準に達するたびに、トークンを焼却(バーン)する仕組みも備えており、希少性の向上が期待される。
さらに、パッシブインカム(不労所得)を得たい投資家向けに、年利105%の高利回りステーキングプログラムも提供されている。プレセール(事前販売)段階にもかかわらず、すでに10億枚近くのBTCBULLがロックアップ(資産拘束)されている。
現在、プレセールでは1トークンあたり0.002425ドル(約0.36円)で購入可能で、これまでに400万ドル(約6億円)を調達している。人気YouTuberのNASS CRYPTOは、これを「ビットコイン関連で最良のプレセール」と評している。
そのため、今買うべき仮想通貨として、BTC Bull Tokenは検討に値するだろう。
Best Wallet Token(BEST)
単なるミームコインとは異なるものを探しているなら、Best Wallet Token(BEST)も有力な選択肢となり得る。BESTは、ノンカストディアルウォレット(利用者が秘密鍵を管理するウォレット)であるBest Walletエコシステムの基盤トークンであり、世界中で50万人以上のユーザーを抱える人気サービスとなっている。
複数のアプリを使い分けることなく、Best Walletは仮想通貨のスワップ(交換)、ステーキング、決済などを1つのアプリ内で完結させることができる。ビットコインやイーサリアムなど、60以上のブロックチェーンに対応しており、KYC(本人確認)なしでの仮想通貨購入も可能だ。
BESTトークンの保有により、取引手数料の割引、高いステーキング利回り、他のプレセール案件への優先アクセスなどの特典が得られる。さらに、同プロジェクトはセキュリティ企業のCoinsultによる監査も完了している。
現在、Best Walletのプレセールでは1,130万ドル(約16億9,500万円)以上を調達済みだ。仮想通貨アナリストのオースティン・ヒルトン氏も、「市場で最良の新しい仮想通貨」として同トークンを高く評価している。
2025年にはさらなる仮想通貨の普及が期待されており、Web3インフラを支えるBest Walletは有望な投資先と言えるだろう。
Ora(ORA)
AI(人工知能)分野に関心があるなら、Ora(ORA)は注目すべき仮想通貨の一つだ。Oraは、AIとイーサリアムのブロックチェーンを結び付ける橋渡し的な存在であり、スマートコントラクト(自動契約機能)に安全性を損なうことなくAI機能を提供する。
これにより、分散型アプリケーション(dApps)は、オフチェーン(ブロックチェーン外)の強力なコンピューティングリソースを活用できる。DeFi(分散型金融)など、複雑な処理が求められる分野で特に効果を発揮するだろう。
注目すべきは、AIが生成したインサイト(洞察)をスマートコントラクトに安全に提供する「オンチェーンAIオラクル」の存在だ。また、誰でもAIモデルのトークン化と資金調達を可能にする「イニシャル・モデル・オファリング(IMO)」という仕組みも導入している。
こうした革新的な要素もあり、ORAトークンはCoinMarketCapのトレンド銘柄にも名を連ねている。現在の価格は0.36ドル(約54円)前後で、直近24時間で3%上昇している。
AI分野の熱狂が続く中、まだ知名度の低いORAは、今が仕込み時かもしれない。
dForce(DF)
dForce(DF)は、DeFiの複雑さを解消することを目指し、主要サービスを1つのエコシステムに統合したプラットフォームだ。dForceでは、仮想通貨の貸借(ローン)、ステーブルコイン(価格が安定した仮想通貨)の発行、イールドファーミング(資産運用)、さらには実世界資産の合成資産へのアクセスが可能である。
イーサリアムを基盤とし、クロスチェーン(異なるブロックチェーン間)のステーブルコイン取引を可能にする「オムニ・ステーブルコイン・インフラ」や、競争力のある金利を提供する「統合マネーマーケット・プロトコル」などの独自機能を備えている。
ネイティブトークンであるDFの保有者は、ガバナンス(運営方針の決定)への参加、ステーキング報酬の獲得、ネットワークへの流動性提供によるインセンティブが得られる。現在、DFは0.075ドル(約11円)付近で取引されている。
過去24時間でDFの取引高は7,000万ドル(約105億円)を超え、前日比で155%増加している。こうした背景から、dForceは2025年に市場平均を上回るパフォーマンスが期待される有望な仮想通貨と言えるだろう。
