
市場の不透明感が続く中、ある新たな暗号資産プロジェクトが、取引所上場前にもかかわらず多額の資金を集めている。
BTC Bull Token(BTCBULL)は、ICO(イニシャル・コイン・オファリング)において450万ドル(約6億9000万円)を突破した。
ユニークなユースケースと初期需要の高まりにより、投資家の間では「次に爆発する暗号資産」として注目が集まりつつある。
BTCBULLの成功したICOフェーズ
なぜBTCBULLがこれほど話題になっているのか。
同プロジェクトのICOは2024年2月10日に開始され、それ以来、順調に支持を拡大している。当初は数週間後に終了する予定だったが、現在では需要の高まりを受けて、締切が延長される可能性もささやかれている。これは、より多くの投資家に参加の機会が開かれることを意味する。
BTCBULLは、投資家が価格上昇前に参入できる数少ない仮想通貨ICOとして、特に注目されている。
早期投資家は、1トークンあたり0.002455ドル(約0.38円)という価格でBTCBULLを購入できるが、この価格は3日以内に引き上げられる見込みだ。
BTC Bull Tokenのチームは、仮想通貨およびクレジットカードによる購入を受け付けている。
ICO終了後は、まずUniswap(ユニスワップ)のような分散型取引所(DEX)で上場が予定されており、その後、条件が整えば中央集権型取引所(CEX)での上場も視野に入っている。
プロジェクトのTelegram(テレグラム)チャンネルでは、すでに上場に対する期待が高まっており、多くの参加者が価格上昇のきっかけになると見ている。
YouTuberのcasperer氏も同様に強気だ。先月にはBTCBULLの価格上昇ポテンシャルについて、自身の見解を共有する動画を公開している。
これまでにも将来有望なプロジェクトを早期に見抜いてきた実績があることから、同氏の意見には注目が集まっている。
BTC Bull Tokenの報酬、エアドロップ、バーン、ステーキングを解説
では、BTC Bull Tokenとは一体どのような仕組みなのか。
従来のミームコインとは異なり、BTCBULLはビットコインの将来的な成長から間接的に利益を得るという新しいアプローチを採用している。
基本的な仕組みはシンプルだ。BTCBULLを保有することで、ビットコインが初めて特定の価格帯に達した際に報酬が得られる。
たとえば、ビットコインが初めて15万ドル(約2,300万円)に到達した時点で、保有者のウォレットに実際のBTC(ビットコイン)がエアドロップされる。さらに、20万ドル(約3,100万円)に達した際にもエアドロップが実施される。
そして、25万ドル(約3,900万円)に到達すれば、ICO参加者に対してBTCBULLの総供給量の10%がエアドロップされる予定だ。
また、希少性を高めるため、ビットコインが12万5,000ドル(約1,950万円)、17万5,000ドル(約2,700万円)、22万5,000ドル(約3,500万円)に達した時点で、一定量のBTCBULLがバーン(焼却)される。
さらに、BTCBULLはステーキング(保有トークンを預けて報酬を得る仕組み)にも対応しており、高い年利でのパッシブインカム(不労所得)を得る手段としても注目されている。
投資家がBTCBULLに強気な理由
BTCBULLが注目される理由はビットコイン報酬の仕組みだけではない。他にもいくつかの要因が投資家の関心を引いている。
まず、セキュリティ面への配慮が挙げられる。プロジェクトチームは、Coinsult(コインサルト)およびSolidProof(ソリッドプルーフ)といった監査企業にスマートコントラクトの検証を依頼している。
その結果、トークンの追加発行や不正なユーザー排除、資金のロックといった典型的な問題点が回避されていることが確認された。
こうした監査対応に加え、コミュニティの盛り上がりもBTCBULLの成長を後押ししている。
X(旧Twitter)の公式アカウントはすでに7,100人のフォロワーを獲得しており、ICOBench(ICOベンチ)といった信頼性のある仮想通貨ランキングサイトにも掲載されている。
特に現在のような弱気市場において、このような勢いを見せるプロジェクトは珍しく、BTCBULLの独自報酬モデルが市場の中で際立っていることが分かる。
現時点で、同様の仕組みを持つトークンは他に存在していない。
今後、ビットコインの価格が反発し、再び上昇傾向に転じると予想される中、BTC Bull Tokenはその波に乗る格好のポジションにあるといえる。
BTC Bull TokenのICO公式サイトをチェックする
