
BTC Bull Tokenのようなプレセール銘柄は、Galaxy Digital(ギャラクシー・デジタル)が2025年5月16日にナスダック(Nasdaq)上場を予定していることで、価格上昇が期待されている。同社の株主総会は5月9日に開催される。
Galaxy Digitalの創業者でCEOのマイク・ノヴォグラッツ氏は、5月8日に自社ニュースルームで「この上場は当社および株主にとって価値を高め、より広範な投資家層を引きつけることができるだろう」と述べた。
同時に、Metaplanet(メタプラネット)は、5,000BTCの備蓄を10,000BTCに拡大するため、追加で2億5,000万ドル(約390億円)の資金調達を目指している。
このニュースは暗号資産市場に何を意味するのか?
結論から言えば、今後の展開にとって追い風となる。Galaxy Digitalの上場は、ビットコインの広範な導入が進んでいる状況を背景にしている。中でも、Strategy(ストラテジー)がその代表例として挙げられる。
同社は2020年8月、最初のビットコイン購入に2億5,000万ドル(約390億円)を投じ、21,454BTCを取得。その後も継続的にビットコインへの投資を行い、2020年から2025年の5年間で取得総量は553,000BTCを超えた。
同時期、Strategyのナスダック株価は3,000%という急騰を記録。他の企業もビットコインとともに同様の成長を見せている。
たとえば、ビットコインマイナーのCleanSpark(クリーンスパーク)は、ナスダック上場以降の5年間で株価が約500%上昇した。
また、ナスダック100指数は2025年4月に1%上昇し、直近5日間でも3.30%の上昇を見せている。
Professional Capital Management(プロフェッショナル・キャピタル・マネジメント)創業者のアンソニー・ポンピリアーノ氏は、「この状況で大恐慌を懸念するのは狂気だ」と市場の弱気派を批判した。
誰もがビットコインを買っている──BTC Bull Tokenのようなプレセール銘柄に何を示唆するのか?
今や誰もがビットコインを「買った」「買っている」「買う予定」のいずれかに該当し、完全なパラダイムシフトが起きているように見える。
2018年の仮想通貨暴落、いわゆる「クリプト・ウィンター」では、ビットコインの価値が80%以上下落し、ゴールドマン・サックスやJPモルガンのジェイミー・ダイモンCEOがビットコインを「バブル」「詐欺」呼ばわりしていたが、もはや過去の話である。
現在を象徴するいくつかの事例を紹介する:
- Strategyは2025年4月28日に追加で15,000BTC(約1,800億円相当)を購入し、保有量は535,555BTCに達した。
- Twenty One Capitalは、36億ドル(約5,600億円)規模のSPAC合併を通じて、42,000BTCの取得を計画している。
- 香港のコングロマリットMing Shing Groupは、2025年第1四半期に平均価格89,250ドル(約1,390万円)で833BTCを購入。
- Rumble(ランブル)は、ビットコイン市場への初進出として1,710万ドル(約26億円)を投資し、188BTCを取得した。
- こうした動きが加速する中、BlackRock(ブラックロック)のラリー・フィンクCEOは「ビットコインが米ドルの市場支配を脅かす可能性がある」と発言している。
このような背景から、ビットコインと連動する形で、優良なアルトコインも2025年以降にかけて持続的な成長が期待される。その一例が、新興プロジェクトのBTC Bull Tokenである。
BTC Bull Tokenは、ビットコインとともに25万ドル超えを目指す
BTC Bull Tokenは、ビットコインの25万ドル到達を見据えて設計された有望なミームコインの一つだ。同プロジェクトは、ビットコインの支持者層をターゲットに、以下のような報酬制度を提供している:
- BTCエアドロップ:ビットコインが特定の価格帯(15万ドル、20万ドルなど)に到達するたびに、実際のビットコインを配布。
- ダイナミック・ステーキング:現在のステーキング報酬は年率79%だが、新規投資家の参加により今後調整される予定。
- BTCBULLエアドロップ:ビットコインが25万ドルに達した際、総供給量(210億枚)のうち10%がエアドロップされる。
- トークンバーン:ビットコイン価格の節目(12.5万ドル、17.5万ドル、22.5万ドル)ごとに、BTCBULLのトークンを焼却する仕組みも導入されている。
こうした仕組みにより、トークンの希少性が高まり、長期的な価格上昇が期待できる。
現在、プレセールの調達額は520万ドル(約8億1,000万円)に達しており、1BTCBULLあたりの価格は0.00249ドル(約0.39円)となっている。
なお、BTCのエアドロップを受け取るには、Best Wallet(ベストウォレット)でBTCBULLを保有していることが条件となっている。
今が投資のタイミングか?
総合的に見ると、「今が好機」と言える。ビットコインは一般層への浸透が進み、その成長の勢いはプレセール仮想通貨にも波及している。
Galaxy Digitalのナスダック上場により、同社株のさらなる上昇が見込まれ、市場全体の活性化が期待される。
ただし、繰り返しになるが、本記事は投資助言を提供するものではない。投資は慎重に判断し、FOMO(取り残される不安)に流されないように注意したい。
