
Dogwifhatの価格は過去24時間で0.5%上昇したものの、2025年6月4日21時41分(米国東部時間)時点で0.9778ドル(約153円)となり、1週間で10%下落した。投資家がミームコインからの資金引き上げを進めていることが背景にある。
この7日間の下落は、先月の上昇局面で利益確定を行ったトレーダーの存在が一因とみられる。ただし、30日間のパフォーマンスではDogwifhatは76%以上の上昇を記録しており、中長期的には依然として強気の流れにある。
Dogwifhat価格、抵抗線に挑戦──突破なるか?
GeckoTerminalのデータによると、Dogwifhatの価格は現在、0.9871ドル(約154円)の抵抗線をサポートラインへ転換しようとしている。この水準を上抜ければ、短期的な価格上昇が期待できる。次の主要レベルは1.1871ドル(約186円)とされており、強気な市場圧力が続けば、1.4870ドル(約233円)までの急騰も視野に入る。
一方で、今後48時間以内に0.9871ドルでの反落があれば、短期的な上昇の勢いは抑えられる可能性がある。この水準の突破に失敗した場合、売りポジションを取るトレーダーが増加し、0.7871ドル(約123円)のサポートラインまでの下落が起こる可能性もある。
初期のテクニカル指標が短期的な上昇を示唆
テクニカル分析では、今後48時間以内にDogwifhat価格が上昇する兆候が見られる。注目すべきはMACD(移動平均収束拡散法)とRSI(相対力指数)で、いずれも価格上昇を示唆している。
MACDラインがシグナルラインに近づいており、過去数日間で両者の乖離は徐々に縮小している。この傾向は、弱気トレンドの転換点が近づいていることを示唆しており、間もなく強気のクロスオーバーが発生する可能性がある。
また、RSIはここ数日で50を上回り、買い手が優勢となってきたことを示している。RSIの上向きの傾きからも、強気派がDogwifhatの価格をコントロールしつつあることが読み取れる。
これらのテクニカル指標が市場参加者の判断に影響を与えれば、WIFは0.9871ドルを突破し、1.1871ドルを目指す動きとなる可能性がある。
Solaxy(SOLX)プレセールに投資家が殺到
Dogwifhatが抵抗線の突破を試みる中、投資家は新たなSolana(ソラナ)系トークン「Solaxy(SOLX)」のプレセールに注目している。プレセール終了まで約12日を残しており、すでに人気YouTubeチャンネル「99Bitcoins」(登録者数72万人超)もSOLXに100倍成長の可能性があると言及している。
SolaxyがSolanaのスケーラビリティを拡張
Solanaは、高速かつ低コストで知られるが、取引量が急増すると処理速度の低下や手数料の増加が見られる。特にミームコインブームや分散型アプリケーションの利用増加時には、遅延や失敗する取引も報告されている。
Solaxyは、Solana初のレイヤー2スケーリングソリューションとして、この問題に対応する。Ethereum(イーサリアム)のレイヤー2と同様に、取引をメインネット外で処理し、その後に最終検証のため提出する構造を採用している。
これにより、Solanaのレイヤー1の負荷が軽減され、ネットワーク全体の効率性が向上する。また、SolaxyはEthereumとのクロスチェーン機能も提供し、両ネットワークの利点を融合させた拡張性・流動性・セキュリティの高いプラットフォームを開発している。
現在、Solaxyの開発チームはテストネットとブロックチェーンエクスプローラーを公開済みで、Solaxyブリッジやトークンローンチ用のIgniter Protocol(イグナイタープロトコル)も稼働している。Igniterでは、Solaxy DEXへの直接上場が可能となる。
SOLXプレセール終了まで残りわずか
Solaxyのプレセールでは、これまでに4,370万ドル(約67億円)以上を調達しており、投資家の期待が高いことがうかがえる。ローンチまで残り2週間を切った今、初期段階での投資機会は限られつつある。
投資希望者は、Solaxy公式サイト上のウィジェットから、暗号資産またはクレジットカードで1トークンあたり0.001744ドル(約0.27円)でSOLXを取得可能だ。
プレセール終了まで約12日。興味のある投資家は早めの購入が推奨される。
