
PancakeSwap(パンケーキスワップ)の価格は過去1か月で24%上昇し、2025年6月5日4時55分(米東部標準時)時点では2.47ドル(約386円)で取引されている。24時間の取引高も61%増加し、1億5,173万ドル(約237億円)に達した。
この30日間の好調な値動きにより、CAKE(パンケーキスワップのネイティブトークン)はアルトコイン市場の中でも上位のパフォーマンスを示している。
PancakeSwapの価格予測
CAKEの月次チャートは、前月の価格変動からの回復傾向を示しているものの、日々の価格推移は依然として不安定である。直近24時間では、価格は大きく変化していないが、一時は2.46ドル(約384円)から2.41ドル(約377円)に下落し、その後2.51ドル(約392円)まで上昇、さらに2.47ドル(約386円)に再び下落するなど、乱高下が続いた。
ボリンジャーバンド(価格の変動幅を示す指標)は依然として広く、価格の大きな変動が上下のバンドを押し広げている。このことは、市場が強いボラティリティ(価格変動性)に直面していることを示唆している。

一方、相対力指数(RSI)はここ数日で強気の動きを見せている。RSIの数値は概ね50〜70の範囲内で推移し、ときおり上下のラインを超えることもあったが、基本的にはこのレンジを保っている。
これは、トレーダーが買われすぎ(RSIが70以上)ゾーンへの到達を容認している一方で、売り圧力が発生してRSIが50を下回るとすぐに買い戻しが入る傾向にあることを意味する。現時点でもRSIは再び50付近にあり、今後上昇に転じる可能性があり、価格にも上昇圧力がかかることが予想される。仮にそうなれば、CAKEは再び2.50ドル(約391円)付近のレジスタンス(上値抵抗線)を試す展開となるかもしれない。
PancakeSwapの代替として注目される新興銘柄
CAKEが強いレジスタンスに直面している中、最近注目を集めている新たなICO(新規仮想通貨公開)プロジェクトがある。それがSnorter Token(スノーター・トークン)である。Solana(ソラナ)ブロックチェーン上に構築されたこのプロジェクトは、Solana系ミームコインの自動取引ボットに対応したネイティブトークンを提供している。
同プロジェクトは、多くのトレーダーがSolanaのミームコインを短期売買することに注力しすぎており、仮想通貨市場の真の可能性を見逃していると指摘している。代わりに、より深層に隠された「本物の宝石」を探すべきだというのがプロジェクトのスタンスだ。
この思想を体現するため、Snorter Bot(スノーター・ボット)は「アリを吸い込むように簡単にオンチェーン取引ができる」と謳い、ブランドの象徴としてツチブタのキャラクターを採用している。
このプロジェクトは数日前にICOを開始したばかりだが、すでに42万5,000ドル(約6,640万円)以上を調達している。参加者は、高速かつ安全なスワップ機能、ラグプル対策(詐欺的な資金引き抜きへの対策)、コピー取引、指値注文、自動スナイピング、ハニーポット(詐欺プロジェクト)検出システムなど、さまざまな機能に魅力を感じて参加している。
YouTubeチャンネル「99Bitcoins」(登録者数72万3,000人超)もこのプロジェクトに注目しており、SNORTには100倍の成長ポテンシャルがあると評価している。
現在、SNORTのトークン価格は0.0943ドル(約15円)と割安で、すでに数十万ドルが投資されている。価格は今後2日以内に上昇する予定であり、購入を検討している投資家は早めの行動が推奨される。
