
Pepeコインの価格は先週14%下落し、利下げやEthereum(イーサリアム)ネットワーク上での活発なオンチェーン活動といった強気材料があるにもかかわらず、勢いを失っている。
一方で、Pepeが苦戦する中、新たなPepeテーマのミームコイン「PEPENODE」がプレセールで注目を集めている。価格全体が落ち着きを見せる状況にもかかわらず、同プロジェクトはすでに140万ドル(約2億1,000万円)を調達している。
専門トレーダーは、この銘柄が取引所上場後に500%の利益を生む可能性があるとして「最も買うべき仮想通貨プレセール」と評価している。その理由は、初期段階での勢いに加え、世界初の「Mine-to-Earn(マイン・トゥ・アーン)」型ミームコインとしてのユースケースを備えているからだ。
PEPENODEは仮想通貨マイニングの報酬をミームコイン市場に取り込み、従来の高額な初期費用や複雑な技術要件といった参入障壁を排除している。インターネット接続とウォレットさえあれば、誰でもオンチェーン型ゲームに参加できる仕組みを提供している。
投資家がPepeからPEPENODEへ移行する理由
ミームコインは、ボラティリティ(価格変動性)、拡散力、コミュニティ主導の特性を併せ持つことから、個人投資家にとって魅力的な投機手段となってきた。
しかし、Pepeのようなユーティリティ(実用性)のないミームコインは、競争激化や投資家が同じパターンに飽きつつあることから、今年に入ってその新鮮味を失っている。その結果、Pepeは今月13%下落し、アメリカで初のETF(上場投資信託)がローンチされたDogecoinでさえ上昇率は1.4%にとどまった。
それでもミームコイン市場全体は依然として一部の領域で利益を生んでいる。例えば、ミームコイン特化型レイヤー1ブロックチェーンとして注目されるMemeCoreは今月449%上昇している。PEPENODEもまた、仮想マイニングをゲーム化したユースケースと実際の報酬を組み合わせた仕組みにより、市場投入後の大幅な上昇が期待されている。
人気トレーダーのRJ氏はYouTubeチャンネル「Cryptonews」で、「下落局面で買うべき最高のミームコイン」と評価しており、回復局面で大きく跳ねるトークンとしてPEPENODEを挙げている。さらに、MemeCoreがすでに時価総額20億ドル(約3,000億円)超となっている一方で、PEPENODEはその一部しか調達しておらず、必要な流動性が少ないため、大きな上昇を達成しやすい可能性があると指摘されている。
PEPENODEのマイニング仕組み
PEPENODEの仕組みはシンプルだ。EthereumベースのウォレットにPEPENODEトークンを保有し、プロジェクトのWebアプリにアクセスして「Miner Node(マイナーノード)」を購入・アップグレードすることで、マイニングパワーを生成できる。
This Pepe will chase those Nodes wherever they may take him. 🔥⛏https://t.co/FaKIaBpf4I pic.twitter.com/p2owUBP3kJ
— PEPENODE (@pepenode_io) September 25, 2025
ユーザーは生成したマイニングパワーに応じてPEPENODEトークンを獲得でき、リーダーボード上位に入ればPepeやFartcoinといった他のミームコイン報酬も得られる。強力なマイナーノードは先着販売となるため、プレセール参加者が有利になる仕組みだ。
また、プレセール期間中にはオフチェーンのミニゲームが提供され、すぐに報酬を獲得できる。一方、本格的なオンチェーンゲームはプレセール終了後にローンチされ、EthereumのERC-20スマートコントラクトにより安全性、透明性、公平性が担保される。
さらに、プレセール参加者はトークンをステーキングすることも可能で、現在は年利940%(APY)が提示されているが、時間とともに利率は低下する予定だ。
PEPENODEのデフレ型トークノミクスと紹介制度が示す長期的可能性
PEPENODEの注目点のひとつは、成長を促す革新的な仕組みを備えている点だ。特に、ストア内で消費されたトークンの70%を焼却(バーン)する仕組みにより、供給が減少し、長期的な価値上昇につながる可能性がある。
さらに、紹介制度を導入しており、紹介したプレイヤーが得た報酬の2%を受け取れる。これによりユーザーが自発的に他者へ拡散するインセンティブが生まれ、トークン需要が高まる可能性がある。
PEPENODEは、初期段階での優位性、報酬に特化したエコシステム、ユーティリティによる需要、デフレ型の供給構造を組み合わせており、次に大きく成長するミームコインとして期待される。
