
エロン・マスク氏がリスをモチーフにした仮想通貨PNUTが注目を集めている。2025年5月9日、24時間で54%以上の急騰を記録した。旧来のミームコインも強気に転じ、リスク資産への関心が再燃している。
Baseチェーン上で「ミームコインの王」と呼ばれるBRETTも、1日で24%上昇した。過去30日間では260%以上の上昇率を示した。今年月の注目すべきミームコインとなる可能性がある。
5月の仮想通貨市場は好調な滑り出しを見せている。ビットコインは例年この時期に強含む傾向にある。今回も上昇基調を回復。
2025年5月7日、米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利が据え置かれた。パウエルFRB議長は、追加利上げの必要性を否定した。市場はこれをリスク資産への好材料と受け止め、仮想通貨市場は全体的に上昇した。
ビットコインは初めて10万ドル(約1,540万円)の心理的節目を突破した。アルトコインやミームコインも価格を押し上げられている。マクロ環境の不確実性が和らぎ、流動性も改善される中、トレーダーは高ボラティリティ資産に資金を向け始めた。
PNUTは2024年11月下旬に2.5ドル(約385円)のピークを記録したが、急落した。2025年4月には過去最高値から96%以上下落。最近0.2744ドル(約42円)まで反発した。
過去24時間の取引高は6倍以上に増加し、8億2,700万ドル(約1,270億円)を記録した。0.2949ドルを突破すれば、0.40〜0.60ドル(約62〜92円)への上昇も視野に入るが、反落して再度サポートを試す可能性もある。
週末にかけて一時的な調整も予想されるが、市場全体に強気のムードが漂っている。
BRETT価格分析──強気転換の兆し、今月注目のミームコインか?
BRETTは数カ月間で下落を続けた後、再び上昇を始めた。0.24ドルから下落し、0.027ドル付近で安定した。2025年3月から4月初旬まで、この値域が続いた。
この期間は、BRETTの下値を支えるサポートゾーンとなった。
最近、BRETTは0.05ドルを超えた。100日単純移動平均線(SMA)を上回った。ブレイクアウトは、市場心理の変化を示すサインと見られている。
特に注目すべきは、0.072ドルを超えた点。新たなサポートラインとなり、次の目標は0.106ドルである。ただし、急騰が短期間続く可能性も。
BRETTは強気の動きを見せている。チャートからも買い圧力が増している。0.072ドルを維持すれば、強気の動きが続く。しかし、0.042ドルを下回ると、回復の可能性が低くなる。
Solaxy(SOLX)プレセールが加熱──20万ドル購入も、次の100倍銘柄となるか?
Solana(ソラナ)は現在172ドル(約26,500円)を上回る水準で推移しており、過去24時間で11%の上昇を記録している。この好調を背景に注目されているのが、新たなLayer-2スケーリングプロジェクトであるSolaxyだ。
ミームコインが市場の盛り上がりを牽引する一方で、Solaxyはインフラ整備に注力している。プレセールではすでに3,400万ドル(約52億円)以上を調達しており、最近では1回の取引で20万ドル(約3,080万円)の購入も確認されている。初期投資家は単なる話題性ではなく、Solanaが長年必要としていた技術的解決策として注目している。
Solaxyはロールアップ技術、zk証明(ゼロ知識証明)、決定論的シーケンシングを活用し、大量トランザクションをオフチェーン処理した上で、Solanaメインネットに安全にバッチ処理で記録する。この手法により混雑が緩和され、手数料の低減とレイテンシの抑制が可能となる。
DeFi(分散型金融)ユーザーやトレーダー、ミームコインプロジェクトは、失敗するトランザクションやパフォーマンス低下に悩まされがちだが、Solaxyはこれらの課題を直接的に解決する手段を提供する。
現在のプレセールでは、SOLXトークンが1枚あたり0.001718ドル(約0.26円)で提供されており、ステーキング報酬は年率120%の利回りを設定。長期保有者をターゲットとした設計となっている。
調達額が進むにつれて価格も上昇しており、早期購入のチャンスは徐々に縮小している。ロードマップには、ブロックエクスプローラーの公開、テストネット展開、Sovereign SDKやHyperlaneと共同開発するクロスチェーン対応UIの実装が含まれており、資産移動やリアルタイムのアクティビティ確認が可能となる。
他の初期プロジェクトと異なり、Solaxyはすでに実装段階に向けた動きを見せており、ゼロダウンタイムのアップグレードにも対応可能なインフラを構築している。
Solaxyのプレセールは公式サイトで現在も参加可能。Best Walletを通じて、Ethereum(イーサリアム)とSolana間のクロスチェーン互換性を活用した迅速なオンボーディングが可能となっている。
Solanaの成長加速と相まって、SOLXは実需に基づいて価値を高める数少ないプレセールトークンとなる可能性がある。技術・実績・タイミングの三拍子が揃ったLayer-2プロジェクトとして注目される。
