シバコイン 今後の価格見通しは弱気基調が続いており、足元では0.000007ドル前後で推移している。
上値余地は限定的とみられ、短期的には戻り売り圧力が優勢な状況だ。
市場全体では、次の暗号資産成長をけん引する要素として「実需」への注目が強まっている。
単なる話題性よりも、持続的な利用価値を持つプロジェクトが選別される局面に入りつつある。
コインベースに集まる金融市場の評価
米暗号資産取引所Coinbase（コインベース）は、米証券会社クリアストリートの2026年注目フィンテック銘柄の一つに選定された。
同社はブロックチェーン金融の中核を担う存在になると評価されている。
同社アナリストのオーウェン・ラウは、コインベース株に「買い」評価を維持し、目標株価を415ドル（約6万2000円）に設定した。
これは現水準から約70％の上昇余地を示唆する。
評価の背景には、現物取引依存からの脱却がある。
サブスクリプション収入やステーブルコイン、オンチェーン金融サービスが収益源として拡大している。
特に米ドル連動型ステーブルコインUSDC（米ドルと連動する暗号資産）からの収益は大きく、同社は関連収益の約半分を受け取っている。
こうした動きは、暗号資産市場全体の成熟を示す材料と受け止められている。
シバコインは実需不足が重しに
一方、シバコインは12月25日時点で0.00000720ドル（約0.0011円）付近で取引されていた。
月を通じて売りが優勢となり、価格は長期下降トレンドラインの下で推移している。
市場の焦点は0.00000700ドルの攻防に集まっている。
この水準では複数回の反発が見られたものの、戻りは徐々に弱まっている。
この動きは、買い集めではなく需要縮小を示唆する形とされる。
日足終値で0.00000695ドルを明確に下回れば、さらなる下落局面に入る可能性が高い。
下値目標は0.00000650ドル付近
下落が進んだ場合、次の支持帯は0.00000650ドルとみられている。
その下では、0.00000600ドル付近が中期的な需要ゾーンとして意識される。
多くの分析では、シバコイン 今後の回復には明確な材料不足が指摘されている。
ミーム性だけでは資金流入を維持できず、投資家の関心は他テーマへ移行しやすい。
ミーム市場で注目されるMaxi Dogeの存在
シバコイン 今後の方向感が定まらない中、ミーム市場では派生テーマへの関心も高まっている。
その一つが、Maxi Doge（MAXI）だ。
同プロジェクトはDoge系ミームを基盤に、レバレッジ取引志向のトレーダー文化を前面に打ち出す点が特徴とされる。
個人投資家がリアルタイムで戦略や情報を共有するソーシャルトレーディング環境の構築を目指している。
MAXI保有者は、報酬や順位を競うイベントへの参加権を得られる設計となっている。
プレセール資金の最大25％は、最大1000倍の高レバレッジ取引に充当される計画だ。
取引で得られた利益はマーケティングに再投資され、認知拡大を狙う。
調達額はすでに435万ドル（約6億5000万円）を超えている。
シバコイン 今後の不透明感が続く中、高リスクかつ話題性の高いミーム派生テーマに資金が向かう構図も意識され始めている。
