
ソラナ(Solana)の価格は、過去24時間で1%超下落し、2025年4月21日21時38分(EST)時点で138.93ドル(約21,600円)となった。一部投資家がこのアルトコインへのエクスポージャーを減らしているためだ。ただし、直近の調整局面にもかかわらず、ソラナ価格は週単位で見ると依然として8%上昇している。
ソラナ価格は持ち合い相場に
GeckoTerminalのデータによると、ここ数日間、ソラナ価格は133.29ドル(約20,800円)から147.41ドル(約22,900円)の範囲内で推移しており、持ち合い相場(コンソリデーション)を形成している。この横ばいの値動きが続いた後、今後数日以内に大きな変動が起こる可能性がある。
もしソラナ価格が上昇に転じれば、147.41ドルの水準をサポートラインへと転換しようとするだろう。その後、買い圧力が継続すれば、さらに上昇する可能性がある。
一方で、現在のサポートラインである133.29ドルを下回った場合、強気シナリオは否定される可能性がある。この場合、ソラナ価格は次の重要なサポートラインである118.63ドル(約18,400円)まで下落するリスクがある。さらに弱気なシナリオでは、107.34ドル(約16,600円)まで下落する可能性もある。
ソラナ価格、数時間以内に上昇の可能性も
テクニカル面では、ソラナの4時間足チャートにおける指標が、今後数時間以内に価格が上昇する可能性を示唆している。具体的には、移動平均収束拡散法(MACD)と相対力指数(RSI)がともに強気の兆しを見せている。
ここ数時間で、MACDラインがシグナルラインに向かって上昇し始めており、この2つの指標の差がさらに縮小すれば、強気のクロスオーバーが発生する可能性がある。このテクニカルイベントが発生すれば、ソラナ価格は短期的に上昇トレンドに入ったと判断され、トレーダーがポジティブに反応する可能性がある。
また、RSIの値も上昇しており、買い勢力が強まっていることを示している。現在のRSIは中立ラインである50を上回っており、4時間足のタイムフレームでは買い手が売り手より優勢であることがうかがえる。さらに、RSIラインの傾きが上向いていることから、強気派が引き続き力を蓄えていることが示されている。
こうしたテクニカル指標が強気を示す中、投資家は新たなソラナレイヤー2トークン「Solaxy(SOLX)」のプレセールに注目している。影響力のあるYouTubeチャンネル「99Bitcoins」(登録者数72万5,000人超)は、SOLXがローンチ後に100倍に上昇する可能性があると述べている。
ソラナにレイヤー2ソリューションが登場
ソラナは、イーサリアムよりも高速かつ低コストのプラットフォームとして誕生した。ローンチ以降、大半の期間で高いスピードと低コストを維持してきたが、最近のソラナ・ミームコインブームによってブロックチェーンの混雑が発生し、取引の遅延や失敗が生じることもあった。この影響で、ピーク時には取引手数料が一時的に上昇する場面も見られた。
Solaxyは、ソラナに初のレイヤー2スケーリングソリューションを導入することで、こうした課題を解決し、ネットワークの効率を向上させる。これは、イーサリアムのArbitrum(アービトラム)やOptimism(オプティミズム)と同様に、メインネット外で取引をまとめ、最終的な検証のためにレイヤー1に提出する仕組みだ。このアプローチにより、ソラナ全体の取引効率が向上する。
さらに、Solaxyはソラナとイーサリアムを橋渡しし、ソラナの高速・低コストな特性と、イーサリアムの堅牢なセキュリティおよび活発なDeFi(分散型金融)エコシステムを融合させる。
Solaxyは最近、テストネット用のブロックエクスプローラーをローンチした。同プロジェクトのチームは、ソラナメインネット上で最適な構成により140KB/sのデータ処理速度を実現できると発表しており、これによりデータ保存の高速化とユーザー体験の向上が見込まれる。また、Solaxyは1秒間に1万件の取引(TPS)を目指しており、達成すればブロックチェーンのトップクラスに位置付けられることになる。
Solaxyプレセール、3,100万ドル(約48億円)突破
SolaxyのICO(新規コイン公開)は、今年の中でも屈指の好調なプレセール実績となっており、3,100万ドル(約48億円)のマイルストーンを突破した。

関心のある投資家は、プロジェクトの公式サイトに設置されている購入ウィジェットを通じて、SOLXを1トークンあたり0.001702ドル(約0.26円)で取得できる。暗号資産や銀行カードでの購入が可能で、さらにプレセールステーキングプログラムにロックアップすることで、年利130%のリターンが得られる。
プレセール価格は段階的に上昇していく仕組みであり、次回の価格改定は約38時間後に予定されている。最良の条件で購入するには、早めの行動が求められる。
