
2024年12月時点で明らかになったのは、仮想通貨市場で大きな利益を得る鍵は、極端に怪しいプロジェクトを除くあらゆるミームコインやトークンを購入するというシンプルな戦略だったということだ。この年は全面的な強気相場(ブルラン)に支えられていた。
しかし、2025年においては、市場全体がパラボリック(放物線的)な上昇を見せない限り、価格がすでに高騰していることから、大半の仮想通貨は控えめなリターンしか得られない可能性がある。
それでもなお、多くの通貨が引き続き上昇し続けると予想されており、特にBitcoin(ビットコイン、BTC)やXRPのような主要通貨は、価格が強気予想の25万ドル(約3,900万円)や48ドル(約7,500円)に到達すれば、多くのミリオネアを生み出すこともあり得る。
2025年も強い年になると仮定した場合、目立たない銘柄に目を向けた投資家がより大きな富を築くチャンスを見出す可能性がある。Finboldはその観点から、新年に注目すべき2つの有望な取引対象を選出した。
以下が、100ドルの投資で1,000ドルを狙える2つのアルトコインである。
Solaxy(SOLX)
Solaxyは、Solana(ソラナ)エコシステムの性能を最大化するために設計された専用のレイヤー2ネットワークにより、ブロックチェーンのスケーラビリティを再定義している。これにより、混雑やダウンタイム、遅延が削減され、Solana本来の速度と効率性がこれまでにないレベルへと引き上げられている。
Introducing: Igniter Protocol 🔥
We’re excited to officially announce Igniter — Solaxy’s native token launchpad protocol. Igniter gives $SOLX holders the power to create, launch, and bootstrap their own tokens directly on the Solaxy rollup.
This is more than a launchpad. It’s… pic.twitter.com/DhNIguaPct
— SOLAXY (@SOLAXYTOKEN) May 22, 2025
この進化は、今後の採用拡大や取引量の増加に備えて、ネットワークが将来的にも通用する設計となっている点が特徴だ。SOLXトークンは、クロスチェーンでのユーティリティを提供し、ステーキングによる報酬機会をユーザーに与えることで、ネットワークの基盤を支えている。
現在の状況:高評価プレセールの最終段階
- 現在のトークン価格:0.001732ドル(約0.27円)
- 総トークン供給量:1,380億SOLX
- これまでに調達されたUSDT:39,150,431.29ドル(約5,940,000,000円)
- プレセール最終目標:39,671,224ドル(約6,020,000,000円)
- プレセールモデル:段階的価格上昇型のマルチフェーズ形式
- トークンのユーティリティ:上場後に取引可能、ステーキングで利回りも可能
今後の展望と展開スケジュール
プレセール終了後、SolaxyはSOLXトークンを複数のブロックチェーンに展開し、シームレスな統合を実現する。早期参加者は、SOLXを直接Solaxy独自のレイヤー2ネットワークにブリッジすることができる。
トークン生成イベント(TGE)後には、エコシステムの全機能が始動し、クロスチェーンでのステーキングが解放される予定だ。TGE直後には、中央集権型・分散型の取引所でSOLXの上場が予定されており、アクセスの幅が広がる。
Solaxyは、ピーク時のネットワーク混雑にも対応できるよう、スケーラビリティを強化し、クロスチェーン展開を可能にする設計となっている。ステーキングが活性化し、コミュニティの参加が広がることで、Solanaエコシステムの次の拡張フェーズを牽引する存在となる可能性がある。
Stellar(XLM)
Stellar(ステラ、XLM)は、近頃ニュースで取り上げられる機会が増えている。その理由は、XRPと似た値動きを見せながらも、より大きな変動幅を記録しているためだ。
具体的には、XLMは2024年11月初旬から12月にかけて500.84%の上昇を見せ、0.09307ドル(約14円)から0.5592ドル(約84円)へと値を伸ばした。同期間において、XRPも346.27%上昇し、0.51314ドル(約77円)から2.29ドル(約345円)に到達している。
その後の調整幅もXLMの方が大きく、記事執筆時点の価格は0.43188ドル(約65円)で、過去7日間で10.43%の下落となった。XRPは4.33%の下落にとどまっている。
Hedera(ヘデラ、HBAR)と同様に、XLMに投資機会を見出そうとする投資家にとって、12月11日は好機となる可能性がある。直近の下落により、相対力指数(RSI)が「買われ過ぎ」の90以上から53.68まで下がっており、過熱感が解消されているためだ。
さらに、Hederaと同様、StellarもGrayscale Investments LLCのStellar Lumens Trust(ステラ・ルーメン・トラスト)を通じて機関投資家の関心を集めており、2024年後半からこの傾向は強まっている。2025年にはこの流れがさらに加速すると見られている。
最後に、XLMがXRPを同様の比率で上回り続け、かつXRPが専門家の強気予想を実現した場合、XLMが9ドル(約1,350円)にまで上昇する可能性も現実味を帯びることになるだろう。
