
XRP(エックスアールピー)の価格は過去24時間で3%上昇し、2025年6月28日午前1時7分(日本時間)時点で2.18ドル(約346円)で取引されている。日間取引量も12%増加し、28億ドル(約4,440億円)に達した。
これは、Ripple Labs(リップルラボ)が米証券取引委員会(SEC)との係争において、クロス控訴(相互上訴)を取り下げると発表したことを受けた動きである。リップルラボのブラッド・ガーリングハウスCEOは、「この章に終止符を打つ時だ」と述べ、SEC側も控訴を取り下げる見通しであることを明らかにした。
Ripple is dropping our cross appeal, and the SEC is expected to drop their appeal, as they’ve previously said. We’re closing this chapter once and for all, and focusing on what’s most important – building the Internet of Value. Lock in. https://t.co/ZsRgDfcpLh
— Brad Garlinghouse (@bgarlinghouse) June 27, 2025
長年にわたって続いてきたXRPの証券性を巡る争いが、ついに終息に向かう可能性がある。
XRP価格のブレイクアウト──上昇トレンドの継続を示唆
XRPの日足チャートでは、典型的な強気転換の兆候とされる「フォーリング・ウェッジ(下落ウェッジ)」パターンからの上方ブレイクアウトが確認された。現在、XRPは2.18ドル(約346円)で取引されている。
このブレイクアウトは、以前の下落トレンドからの転換を示唆している。現在、価格は50日単純移動平均線(SMA)の抵抗線、2.26ドル(約359円)付近に接近しており、短期的な上値の壁となる可能性がある。
相対力指数(RSI)は50.10で、中立的な値を示しているが、直近の売られ過ぎ水準からは回復傾向にある。これは、買い手と売り手の力が拮抗しているものの、やや強気に傾いていることを示している。
また、移動平均収束拡散法(MACD)においては、青のMACDラインがオレンジのシグナルラインを上抜け、ヒストグラムも緑に転じており、強気の勢いが強まっていることがわかる。
XRPがリップルの好材料を追い風に上昇を続けた場合、長期的には3.29ドル(約521円)を目指す可能性もある。一方で、50%フィボナッチサポートである2.13ドル(約338円)を下回った場合、強気シナリオは崩れ、1.84ドル(約292円)や1.61ドル(約255円)付近まで下落する可能性もある。
そのような中、投資家の一部は新たなICO仮想通貨であるSnorter Token(SNORT)へと資金をシフトさせている。登録者数56,900人を超える仮想通貨系YouTuberのJacob Crypto Bury氏によると、SNORTは上場時に100倍の上昇を見込める可能性があるという。
Snorter Token、急成長するプレセールで150万ドル目前──次なる100倍仮想通貨か?
Snorter Tokenは、Solana(ソラナ)ブロックチェーン上に構築された新しいミームコインであり、現在進行中のプレセールでは既に135万ドル(約2億1,400万円)以上を調達している。
このプロジェクトは、超高速スワップと低手数料にミームコインの要素を融合させ、従来の複雑な取引環境に新たな視点をもたらしている。
Snorterはブラウザベースのツールとは異なり、Telegram(テレグラム)内で直接動作し、サブセカンドでのスワップ実行、自動スナイプ、リアルタイムでのポートフォリオ管理を可能にしている。
さらに、Snorter Botにはコピートレード、指値注文、定期購入といった高度な機能も搭載されており、投資家に多様な取引手段を提供している。
現在、Solana上ではTrojanやBonkBotといった取引ボットが支持を集めているが、Snorter Botはその中でも手数料面で優位に立っている。SNORTトークンを保有することで、通常1.5%の取引手数料を0.85%に抑えることができ、競合よりもコスト面で優れている。
また、ステーキング機能も提供されており、現在の報酬利回りは249%となっている。ただし、ICO参加者が増えるにつれ、この利回りは段階的に低下する仕組みだ。
プレセールは現在進行中で、1トークンあたりの価格は0.0967ドル(約15.4円)。SOL、ETH、BNB、クレジットカードなどで購入可能で、公式サイト上で直接ステーキングも行える。
次回のプレセール価格の引き上げまで、残り約3日。関心のある投資家は、価格上昇前に購入を検討する価値があるだろう。
