ビットコイン 今後は上昇トレンドが加速しており、BTCは14日、新たな史上最高値(ATH)を記録した。最大の暗号資産であるビットコインは、先月の高値を突破し、初めて12万4000ドル(約1,670万円)を超えた。
これによりビットコインの時価総額は2兆5000億ドル(約337兆円)に迫り、Googleの時価総額を上回り、世界で5番目に大きい資産となった。この動きは市場に強気ムードをもたらし、ブルサイクルをさらに後押ししている。
ビットコインETFと機関投資家の動向
BTCの高値更新とともに、ビットコインETF(上場投資信託)への機関投資家の関心が高まっている。過去1週間でETFは6日連続の資金流入を記録し、管理資産総額は史上最高の1540億ドル(約20兆7,000億円)に達した。
Farsideのデータによれば、過去1週間だけで11億ドル(約1,480億円)がBTC ETFに流入した。これにより、スポットBTC ETFは資産総額の6.28%を保有している。また、カザフスタンでスポットBTC ETFが初めて上場され、Fonte Capitalがアスタナ国際取引所でFonte Bitcoin ETFを発表した。これは中央アジア初の規制されたBTC投資手段となる。
金利カット観測と投資家心理
機関投資家による購入に加え、9月の米国利下げ観測もビットコイン価格上昇の要因となっている。2025年7月の米国インフレ率は前年比2.7%で、前月と同水準となった。市場予想の2.8%を下回ったことから、投資家は利下げを期待している。CMEグループのFEDWatchでは、次回の利下げ確率が90%超と示されている。
これにより投資家のリスク選好が高まり、ビットコインを含む有望暗号資産への買いが継続している。
ビットコイン 今後のテクニカル分析
7月のピーク後、ビットコイン価格は狭いレンジで調整しながら、機関投資家は資産を蓄積していた。過去10日間、買い圧力が売りを上回り、着実な上昇トレンドを形成している。

本日の取引量は前日比32%増加しており、上昇の主因は機関投資家による買いである。執筆時点でBTCは12万1,747ドル(約1,630万円)で取引され、一時的に調整しているものの、12万1,360ドル(約1,625万円)付近で強いサポートを維持している。
RSI(相対力指数)は63で中立を示し、買われすぎになる前にさらなる上昇余地がある。MACDはシグナルラインを上抜けしており、短期的な強気モメンタムが強まっている。
ビットコイン 今後予測:2025年に向けた展望
機関投資家の支援とテクニカル分析の結果、専門家は楽観的なビットコイン価格予測を示している。アーサー・ヘイズ、ジェフリー・ケンドリック、ティム・ドレイパーなど著名人物は、BTCが2025年に15万ドル(約2,020万円)を超えると予想している。
$800 BILLION BERNSTEIN SAYS $200,000 #BITCOIN PRICE PREDICTION FOR 2025 IS "CONSERVATIVE"
SEND IT 🚀 pic.twitter.com/z62beEMYZk
— The Bitcoin Conference (@TheBitcoinConf) August 11, 2025
資産運用会社バーンスタインは20万ドル(約2,700万円)を突破すると予測し、この目標も保守的と評価している。Strategy Founderのマイケル・セイラーも同様の見解を示し、最終的には100万ドル(約1億3,500万円)に達する可能性を示唆している。
ビットコイン 今後とLayer-2プロジェクトの活用
BTCが新高値を更新する中、次世代Layer-2プロジェクトである Bitcoin Hyper は投資家の注目を集めている。Bitcoin Hyperはスピードとスケーラビリティの課題を解決し、ラップドBTCによる低コスト・高速取引を提供する。さらにSolana Virtual Machineとの統合でスマートコントラクトを利用したDeFiアプリの展開も可能となる。
.jpg?resize=1200%2C700)
Bitcoin Hyperのプレセールでは930万ドル(約12億5,000万円)以上を調達しており、HYPERトークンを割安で購入できる。価格は0.0127ドル(約1.7円)と過小評価されており、3日ごとに新しいステージで価格が上昇している。BTCの上昇局面に乗り、HYPERへの早期投資は2025年の有望な選択肢となる。






