シバコイン 今後の見通しは厳しさを増している。柴犬コイン(シバ・イヌ/SHIB)は年初来で約66%下落し、2025年を通じて投資家心理は大きく悪化した。
直近では重要なサポートであった0.00000135ドルを下回り、価格は下落基調を強めている。市場では2026年に向けても弱含みが続くとの見方が広がっている。
長年のコミュニティメンバーの間でも不安は高まっている。SNS上では「価格が下がり続け、投資家が損失を被っている」との声が相次ぎ、創設者シトシ・クサマに対して対応を求める投稿も見られた。
$shib is going down and we are (as shib investors) loosing money. Could you please do something? @ShytoshiKusama @kaaldhairya
— Shibholder (@Shibaholder__) December 21, 2025
週足デスクロスが示す下落継続シナリオ
テクニカル面では、シバコインが初めて週足ベースでデスクロスを形成した。短期移動平均線が長期移動平均線を下回る形で交差するこのシグナルは、典型的な弱気転換を示す。

現在の価格は0.00000706ドル付近で推移し、前日比で約3%下落している。さらに、2023年初頭から維持されてきた水平サポートを明確に割り込んだ点も警戒材料だ。
2024年高値から引かれる下降トレンドラインは依然として上値抵抗として機能しており、価格は下降チャネル内での推移が続いている。
オシレーター系指標も弱含みだ。相対力指数(RSI)は37前後、ストキャスティクスも31付近にとどまり、モメンタムの低下と反発力不足を示唆している。
シバコイン 今後:重要サポート回復が生存条件
暗号資産アナリストのネブラスカン・グーナーは、0.00000135ドルを回復しない限り「シバコインは終わったも同然」との見解を示した。
Dead unless it reclaims red. pic.twitter.com/LOllFuyPYv
— Nebraskangooner (@Nebraskangooner) December 9, 2025
この水準は、今後の回復可否を左右する重要な分岐点となる。出来高を伴った明確な回復がなければ、下落構造は2026年まで継続する可能性が高い。
テクニカル崩れ、モメンタム低下、市場心理の悪化が重なり、シバコイン 今後の環境は依然として厳しい。新たな材料が出ない限り、戻り局面では売り圧力が優勢となりやすい。
新サイクルの代替候補として注目されるPepenode
シバコインを含む2021年サイクルのミームコインが弱気局面に入る中、新たなテーマとして関心を集めているのがPepenode(PEPENODE)だ。
Pepenodeは、現在の不安定な市場環境下でも230万ドル(約3億5000万円)以上を調達している。ゲーム要素とトークン獲得を組み合わせ、専用の高価な機材を必要としない点が特徴となる。,

ユーザーはブラウザ上で仮想マイニングリグを構築・強化しながら、PEPENODEトークンを獲得する仕組みだ。過去のPEPEが2023~2024年のミームコイン相場で大幅上昇した成功例を参考にしているとされる。
プレセール価格は1トークンあたり0.0012112ドルで、ETHやBNB、USDTに加え、クレジットカードでの購入にも対応している。シバコイン 今後の方向性が定まらない中、こうした新興プロジェクトが短期的な関心を集める構図は今後も続く可能性がある。






