
仮想通貨市場が再び活況を呈する中、多くの投資家が「次に来るプロジェクト」に注目している。資金が暗号資産市場に戻りつつある今、有望なアルトコインを見極めるには、実用性を持つプロジェクトを見つけることが重要だ。
テクノロジーの進化を支えるレイヤー系プロジェクトから、革新的なミームコインまで、今注目されている新しい仮想通貨を紹介する。
1. Solaxy(SOLX)
Solaxy(SOLX)は、ソラナ(Solana)ブロックチェーンにおける「高速レーン」のような役割を果たすレイヤー2プロジェクトだ。ソラナは世界で1億人以上のユーザーを抱える人気ネットワークだが、その急成長に伴い、取引遅延や失敗、スケーラビリティの課題が生じている。
Solaxyは、取引の高速化と手数料の削減を目的に設計されており、こうした問題を解決することが期待されている。特に現在、進行中のプレセールで4,600万ドル(約71億円)以上を調達しており、終盤に差し掛かっている点も注目される。1トークンあたり0.0075ドル(約1.2円)という価格での購入は、今回が最後のチャンスとされている。
さらに、メインネットの公開が今月中に予定されており、テストネットはすでに稼働中だ。プロジェクトは独自の分散型取引所(DEX)および「Igniter Protocol(イグナイター・プロトコル)」を展開予定で、ミームコインの発行プラットフォームとしても注目されている。
Solaxyは、仮想通貨教育メディア「99Bitcoins」の専門家からも推奨されており、今後の1000倍銘柄として有力視されている。
2. Paycoin(PCI)
多くのアルトコインが分散型金融(DeFi)に特化する中、Paycoin(PCI)は実生活での利用を重視している。Paycoinは、日常の買い物で使えるデジタル通貨として設計されている。
韓国の大手決済企業Danal(ダナル)によって支援されており、7-Elevenやドミノ・ピザなどを含む7万店以上の店舗と提携している。すでに200万人を超えるユーザーがおり、数百万ドル規模の決済が行われている実績がある。
PCIは、伝統的な金融と暗号資産をつなぐブリッジとして機能しており、現在CoinMarketCapでトレンド入りしている点からも、高い成長可能性を持つと考えられる。
3. Snorter(SNORT)
ミームコインの取引はスピード勝負だが、個人投資家がそのスピードに追いつくのは難しい。Snorter(SNORT)はその課題に対処するために生まれたAI搭載の自動取引ボットで、Telegram内で利用できる。
SolanaおよびEthereum上で新規コインのローンチをリアルタイムでスナイプ(即時購入)する機能を持ち、取引時間は1秒未満。さらに、MEV(マイナー抽出価値)対策やラグプル(詐欺的なプロジェクト)検出機能も搭載されている。
ネイティブトークンであるSNORTの保有者には取引手数料の割引があり、高年利のステーキング機能も注目されている。すでにプレセールで60万ドル(約9,300万円)以上を調達しており、現在の販売価格は1トークンあたり0.0947ドル(約15円)だ。
著名インフルエンサーJacob Bury(ジェイコブ・ベリー)も支持しており、今後の成長に期待がかかる。
4. Myria(MYRIA)
Ethereum上でのゲームやNFTにおいて、ガス代の高騰や処理速度の遅さに悩まされてきたユーザーは少なくない。Myria(MYRIA)は、それらの問題を解消するために開発されたゲーム特化型レイヤー2ソリューションだ。
ZK-Rollup(ゼロ知識ロールアップ)技術を活用し、1秒あたり9,000件以上の取引を手数料ゼロで処理できる。これは開発者およびゲーマーにとって大きな利点となる。
同プロジェクトは、自社ゲーム開発スタジオ「Myria Studios」を保有し、業界経験者による高品質なフリープレイゲームを展開している。ウォレット、NFTマーケットプレイス、ノード報酬といった独自エコシステムも整備済みで、MYRIAトークンの現在価格は0.0018ドル(約0.3円)と手頃である。
5. BTC Bull Token(BTCBULL)
BTC Bull Token(BTCBULL)は、ミームコインにビットコイン(BTC)の価格連動型報酬を組み合わせたユニークなトークンだ。Ethereum上で発行されており、トークン保有者にはBTCの価格が一定の水準に到達した際、実際のBTCがエアドロップ(無償配布)される。
例えば、BTCが15万ドル(約2,340万円)や20万ドル(約3,120万円)といったマイルストーンを達成した際に報酬が配布される。また、BTCが新たな高値を記録するたびに一部のトークンがバーン(焼却)される仕組みも取り入れており、供給の希少性が高まる設計となっている。
プレセールはすでに700万ドル(約10億9,000万円)を突破し、終了まで残り19日となっている。専門家のCrypto Scholar(クリプト・スカラー)は、最初の分散型取引所(DEX)上場後に1,000倍の成長も見込めると述べている。
ビットコインが再び上昇基調に入るとすれば、BTC Bull Tokenは事前に仕込んでおくべきアルトコインの一つだ。
