暗号資産市場は2026年初頭にかけて、爆発的な強気相場を迎える可能性が高まっている。
株式や貴金属が上昇基調を続けるなか、投資家の資金が仮想通貨へ循環するとの見方が専門家の間で広がっている。
こうした動きは新しい現象ではない。米連邦準備制度理事会(FRB)が新型コロナ期に金融緩和へ転じた際、金と銀が先行して上昇し、その後に大規模な仮想通貨の強気相場が到来した。
実際、FRBのバランスシートは2023年4月以来初めて増加に転じており、リアル・ビジョンのジェームズ・イーストンは「デジタル資産にとって明確に追い風の環境だ」と指摘している。

一方、市場に参加していない投資家の間では、2026年に向けて今どの仮想通貨を買うべきかが大きな関心事となっている。
このサイクルではビットコイン(BTC)がアルトコインを大きく上回ってきたが、ETHBTC(イーサリアムとビットコインの取引ペア)の上放れを受け、潮目は変わりつつある。
有力アナリストは、イーサリアム、Solana、Suiといった大型銘柄に加え、RenderやBittensorなどの中型、Bitcoin Hyperのような小型銘柄を有望視している。
CryptoDNESは主要候補を精査し、今後数カ月で大きなリターンが期待できるアルトコインを明らかにした。
2026年に向けて今買うべき仮想通貨
Solana:2026年にSOLは400ドル(約6万4000円)に到達するか
Solanaは、個人投資家と機関投資家の双方から、最も注目されるアルトコインの一つとして存在感を高めている。Solana DailyとdeBridgeによると、SOLは直近1週間で最も多く購入・ブリッジされたトークンとなり、資金流入の約7割を占めた。
機関投資家の需要も無視できない。現物ETFへの累計流入額は8億1600万ドル(約1200億円)に達し、長期的な成長期待の高さを示している。
さらに、トークン化株式分野では時価総額ベースで最大のブロックチェーンとなった。
この成果は長期的に強気材料とされている。米証券取引委員会(SEC)のポール・アトキンス委員長は、米国の金融市場全体が2年以内にオンチェーン化すると述べている。
著名アナリストのレイは、SOL価格が近く400ドルに達すると予測し、インフルエンサーのドンも同見解を支持している。
同氏は、長期的には1000ドル到達も視野に入るとしている。

Sui:SUIは今年5倍のリターンをもたらすか
複数の有力アナリストは、Suiが2026年に最も高いパフォーマンスを示すレイヤー1になると主張している。その対象は、ビットコイン、イーサリアム、XRP、Solanaを上回る可能性があるとされる。
強気材料は明確だ。Suiは堅調なオンチェーン利用と、拡大する機関投資家の評価を両立している。
ネットワーク上のTVL(Total Value Locked:預け入れ総資産額)は約10億ドル(約1500億円)に迫り、アプリ収益も着実に拡大している。
ネイティブ型ステーブルコインやRWA(Real World Assets:現実資産のトークン化)基盤の拡張も進んでいる。現物ETF申請、Grayscale SUI Trust、NAVIやSuilendといった活発なDeFi(分散型金融)により、成熟したレイヤー1としての地位を固めつつある。
リアル・ビジョンのイーストンは、SUIが重要なサポート水準を維持しており、上昇反転の準備が整っていると評価した。アリ・マルティネスは、1.80ドル(約280円)の抵抗線突破を指摘し、短期的に2.40ドル(約370円)まで約3割上昇する可能性を示している。

Render:2026年に向けた最有力AI仮想通貨か
Renderは、ファンダメンタルとテクニカルの両面で市場を代表するアルトコインへと成長した。当初は分散型GPUレンダリングに特化していたが、現在はAIとDePIN(分散型物理インフラ)を軸とする広範な基盤へ進化している。
AI計算資源、分散GPU市場、大規模なクリエイティブワークフローを支援している点が特徴だ。Solanaとの統合やDispersed、RNP 021といった施策が、洗練された投資家の関心を集めている。
2025年にはDePIN分野で有数の収益を上げ、アプリ収益は約4000万ドル(約60億円)に達した。さらに最近では、クジラやスマートマネーから2億3000万ドル(約350億円)の資金流入が確認されている。
テクニカル面でも、RENDERは数カ月続いた下落トレンドを上抜け、RSIとOBV(オンバランスボリューム)も長期トレンドを突破した。これらの要因が重なり、2026年の有力パフォーマーとして評価されている。

Bitcoin Hyper:次の100倍アルトコインとなるか
Bitcoin Hyperは、現時点で最も注目されるアルトコインの一つに位置付けられている。同プロジェクトは、ビットコインの機能拡張を目的としたレイヤー2ネットワークの構築を目指している。
高速取引、低手数料、スマートコントラクト実行を実現しつつ、最終的な決済はビットコインの基盤レイヤーに戻す設計だ。レイヤー2は、セキュリティを維持したまま主要ブロックチェーンを拡張できる点で、歴史的に高い価値を生んできた。
実例として、Stacks(STX)は2023年に約50億ドル(約7500億円)の時価総額に達し、調整後も2024年には約40億ドル(約6000億円)まで回復している。Bitcoin Hyperは、ゼロ知識証明とSVMベースの実行レイヤーを組み合わせ、より現代的な構成で同様の成長を狙う。
ビットコインの採用が進むにつれ、実用性を解放するレイヤー2は大きなリターンを生みやすい。HYPERはすでにプレセールで3000万ドル(約45億円)超を調達しており、初期参加者は100倍規模の上昇を期待している。






